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入試対策情報

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2023年度入試の問題分析

前期スタンダード方式(2月1日)を分析する。すべてマークセンス方式で、大問は6題、試験時間は75分。各大問は、Iが空所補充型の英文法・語法問題であり、IIは短めの会話問題が3問で、設問は内容一致となっている。IIIは英文中に施された空所を補充する問題であるが、空所が整序英作文の形式になっている。IVは英文に施された空所を補充する形式であるが、選択肢は一括して与えられており、従属接続詞、等位接続詞、接続副詞や関係詞で統一されている。Vは表と英文を組み合わせた問題で、設問は内容一致が1問となっている。VIは6つの英文が与えられて、それぞれに小問が付されている。英文は一般的な長文もあれば、メールなどもあり、バリエーションに富んでいて、なおかつ分量が多い。加えて、設問は基本的に内容一致問題となっているものの、内容不一致の形式や、文挿入、本文の内容に適するように単語だけを選ぶ問題など、多様な形式が設定されている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法問題は基礎の徹底を

前述のとおり、大問のIやIIIなどで出題される空所補充型の文法・語法問題、整序英作文問題に対応するために必要な知識は、基礎的なものである。したがって、標準的な英文法問題集(学校傍用でもかまわない)を繰り返し解いておくとよい。間違えやすい問題は、正しい英文を数回音読して、英文自体を覚えてしまうのもよい。産業能率大学の過去問を解いてみて、正答率が低かった人はまず、中学英語レベルの英文法が抜けている可能性が非常に高い。遠回りに見えるが、まずは高校受験レベルの基本的な問題集から始め、そのうえで、大学受験レベルの英文法の解説書を読むなどして知識を拡充し、先ほど述べた標準的な問題集を完成させることを勧める。

読解問題対策は英文解釈から

産業能率大学の読解問題に対応するためには、まずは英文の構造を把握し、正確に文意を理解するための標準的な英文解釈能力を身につける必要がある。そのために教科書や英文解釈のための問題集を用い、主語や動詞、目的語を把握しながら、英文を読む訓練を行う。そのうえで内容一致などを中心とした、基礎レベルの長文問題の演習を行う。問題集などを用いてもよいが、過去の共通テストやセンター試験の問題は適切な難易度と分量の長文が出題されているので、練習問題として有用である。問題がかなり難しいと感じる場合には、文法・語法と同様、高校受験レベルの問題集から始めるのもよいだろう。そのうえで、できるだけたくさん過去問にあたっておくことが望ましい。このとき特に、時間を計って問題を解くこと、読み取れなかった英文を正確に読む訓練をすること、間違った問題があればどうして間違ったのか、そしてなぜそれが正解なのかを毎回確認していくことを勧める。加えて、VIの読解問題を時間内に処理できるように、時間配分の訓練は徹底的にしておきたい。

過去問学習を徹底

産業能率大学の入試は、標準的な難易度であり、形式もオーソドックスな良問である。年度によって大問数が変化したりするが、どれも学生の読解力・理解力を問うものであり、独自の意欲的な出題も見受けられる。今後もそのような変化が予想されるため、産業能率大学の過去問は可能な限りたくさん解いておくことを勧めたい。その後いろいろな大学の過去問に取り組んでおくと、さらに万全の準備ができるであろう。

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