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愛知学院大学

愛知学院大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

一般選抜前期試験Aは例年どおり、大問4題のうち、Ⅰ〜Ⅲはマークシート方式で、Ⅳのみ記述式で出題された。Ⅰで文法・語法や語彙(ごい)・熟語の4択問題が15問出題された。基本的な文法・語法問題や熟語が問われる。Ⅱは会話長文で、空所補充と内容一致問題があわせて6問出題された。内容は日常的なものである。Ⅲは400〜550語程度の長文読解問題で、設問数は6問。内容・語彙(ごい)ともに易しめ。Ⅳは短めの和文英訳が2問と、空所に適切な語を入れ、日本語と同意の英文を完成させる問題が5問出題された。

2026年度入試対策・学習アドバイス

文法・熟語・構文を確実に

文法・語法問題は、基本的なものばかりなので、まずはここで高得点を取れることが合格の必須条件となる。文法・構文問題集を利用して同じ問題を複数回演習し、全分野をしっかりと習得しておくべきだろう。

会話の流れをつかもう

会話問題は、平易な会話文ではあるが、状況を把握し、流れを理解して会話を完成しなければならない。空所補充問題は、空所に対する応答や、それに続く内容と矛盾しないかを確認すること。さらに、会話でよく見られる省略の表現についても、普段から気をつけておこう。内容一致問題が出題されるので、すべての英文を素早く、かつ正確に読み内容をつかもう。

長文は細部から全体像まで

内容・語彙(ごい)レベルともに標準的だが、文構造を把握しつつ内容を正確に、かつ迅速に読み進める必要がある。英文中の空所に適語(句)を補充する問題では、空所を含む文そのものの意味およびその文と前後の文との関係を正確に把握する力が要求される。英文を本文中の適切なところに入れる問題も出題されるため、本文全体のテーマと各段落のトピックをつかむことも大切である。普段から長文を読む際には、各段落のトピックをまとめることを習慣にしておくと効果的。また、内容一致問題も出題されるため、パラフレーズ(言い換え表現)に注意しながらキーワードを見極め、設問の対応箇所を特定し、正確に答えを導き出す練習が必要となる。基本的な長文演習をしっかりこなしておこう。2025年度のテーマは「ザトウクジラの歌の研究」「宇宙飛行士の1日の過ごし方」「外来種ペットを放すことの危険性」など、2024年度のテーマは「言語習得の意義」「失敗から成功につなげるには」「意思伝達のために木が発するにおい」など、2023年度のテーマは「ホホジロザメについて」「クレモナでつくられたバイオリンの秘密」などだった。

英作文と空所補充で差をつけよう

英作文では、基本的な動詞の語法と時制を正確に書く力を身につけておく必要がある。英作文で頻出の基本の表現を迷わず素早く書けるようになっておこう。2025年度は「〜するのは初めて」「〜するつもり」や習慣の表現など、2024年度は「…するたびに〜」「とても〜なので…」など、2023年度は「〜のおかげで…できた」「今まで…したなかで最も〜な」などの表現や名詞修飾の表現などが出題された。語句整序問題集を利用するのも効果的。その際、記号でなく全文を英語で書き解答文を音読し、英文に慣れよう。空所補充では、慣用表現や構文の問題が多い。普段から「選ぶ」だけではなく積極的に「書く」訓練をしておく必要がある。

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