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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

現代文・古文・漢文がそれぞれ1題ずつ出題されていた。現代文は試験日によって評論と小説が出題されていた。過去の出題傾向を見ると、時事的な問題を取り上げたものや小説家の随筆など、多様なジャンルの文章が出題されている。文章は比較的平易で読みやすいものが多い。文章の長さは標準的なものが多いが、小説では長文のものが出題されることがある。

設問は漢字問題を含めすべて選択肢形式である。センター試験や共通テストと似た形式であり、やや長い選択肢もあるが、それほど紛らわしくはない。文章が的確に理解されていれば、迷うことなく解答できるものが多い。

小説問題では、物語の展開や登場人物の立場や心情を問う問題が多く、これも共通テストの小説問題と同様である。過去にはグラフや写真などの図版を用いた問題が出題されたことがあるが、2023年度はそうした出題はなかった。

空欄補充問題や語句の知識を問う問題、文学史の問題が出題されたこともあるが、そうした問題も特に難解なものが出題されてはいない。

全般的にそれほど難しい問題が出題されているわけではない。漢字・語句などの基本的な知識を身につけ、文章をしっかり読み解く力をつけておけば確実に正解できるものが多い。

知識問題は広範な分野から出題され、総合的な国語力を問う問題である。

2024年度入試対策・学習アドバイス

基本的な読解力を身につけよう

内容的には決して難しい文章が出題されているわけではない。丁寧に文章を読むことを心がけ、基礎的な読解力を身につけておくことが大切である。設問も平易なものが多いので、文章読解が正しくできていれば、文章中の根拠に基づき、あまり迷うことなく正解を選ぶことができる。

漢字問題は、選択式であり、小説問題もよく出題されるので、共通テストやセンター試験の過去問などで練習しておくとよいだろう。小説問題は、物語の舞台や展開を正しく読み取り、登場人物の立場や人間関係などを的確に整理して、心情なども客観的に導くように心がけたい。選択肢はそれほど紛らわしいものはないので、基礎力がしっかり身についていれば問題ない。

図などを用いた問題は、少々戸惑うことがあるかもしれないが、文章の内容を踏まえて、設問の意図をしっかりと把握していれば、決して難しいものではない。文章から解答の根拠を見つけることを心がけよう。

漢字・語句の知識を身につけよう

漢字の出題形式も従来のセンター試験や共通テストと同じである。同音の漢字のなかから正解を選ぶので、同音異義語などをしっかりと覚えておこう。センター型の問題集や共通テスト対応の問題集で練習しておけばよいが、その際誤りの選択肢についてもどのような漢字なのかを確認しておきたい。漢字の訓読みが出題されることもあるので、そうした問題も一通り練習しておくとよい。語句の問題も、それほど難解なものが出題されているわけではない。カタカナ語などを含め、わからない言葉や意味が曖昧な言葉については、日頃からこまめに辞書を引く習慣を身につけておこう。評論用語や慣用句に自信がなければ、そうした問題集を1冊練習しておくとよい。

文学史についても、基本的なものは一通り覚えておこう。

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