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京都外国語大学

入試対策情報

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2021年度入試の問題分析

A日程の問題を分析する。従来は80分180点満点の筆記試験と約10分20点満点のリスニング試験の2つで構成されているが、2021年度はリスニング試験の中止により、筆記試験のみとなった。筆記試験は6題構成。読解問題が2題、残り4題は文法問題(12問)、正誤問題(8問)、語句整序(4問)、英作文(2問)となっている。マーク式問題、記述式問題ともに出題され、配点はマーク式問題1問あたり3〜4点、記述式問題1問あたり10〜15点である。記述式問題は、下線部を本文に即して具体的に日本語で説明させる問題が1題(10点)、短い対話を読み自然な流れになるように15〜20語の英語で答える自由英作文問題が1題(15点×2問)となっている。難易度は標準であり、解答時間も無理のないものである。覚えるべきものは覚えたうえで、思考する際に用いる英文法力を正確に構築できていれば高得点の取れる良問である。

2022年度入試対策・学習アドバイス

基礎的な知識事項の定着を徹底させよう

筆記試験は、読解問題の出題形式だけを取り上げても、空所補充問題・内容説明問題・文整序問題・タイトル問題・内容(不)一致問題など多岐にわたるが、問われている知識事項は基礎的なものが多い。「基礎」とはいっても「英語学習のうえで土台となるもの」という意味であり、「簡単」という意味ではないので注意。語彙(ごい)問題であれば、英検2級レベルの語彙(ごい)がしっかりと身についていれば、すなわち標準的な市販の単語帳1冊を丁寧に仕上げていれば、十分に対応可能である。文法問題は、動詞や形容詞の語法・関係詞・仮定法・比較など多種多様な分野からの出題となっているのに加え、正誤問題や整序問題形式での出題もされている。だが、標準的な総合文法書1冊の内容をしっかり頭に入れ、品詞や文法構造を正確に捉え、正答の理由を明確にしながら読み書きする力を高めていれば十分に対応できる。

自由英作文問題にも対処できるよう、知識事項は書けるレベルにまで習得

自由英作文の配点は非常に大きく30点(15点×2問)ある。出題テーマは身近なものが多いが、対話の流れが自然になるよう各空所に15〜20語の英語で記述する必要があるため、端的かつ適切な英語を書けるだけの英語力が求められている。単に「覚えている」「知っている」だけではなく、「自力で書ける」レベルにまで鍛錬を積む必要がある。日頃の学習から「語法・文法の観点から正しい英文を書く」ことを意識した学習が重要である。まずは総合文法書に掲載されている例文レベルが正確に書けるかどうかから確認するとよいだろう。

リスニングは英検2級レベルを目標目安にしよう

2021年度は中止されたが、2022年度は実施される。語彙(ごい)問題と同様、英検2級程度のものが多く出題されているので、そのレベルを目標にするとよいだろう。リスニング問題を攻略するには「正しく聞ける力」と「正しく解ける力」の両面が必要である。まずは「スペリングと正しい音のつながり」「単語同士の音の連結」を意識し、自分のなかに「正しい音の蓄積」をつくっていってほしい。そのうえで、問題を解いて間違えた場合は、その原因が聞き取れなかったことにあるのか、選択肢を読み違えたことにあるのかの分析を進めていくことで学力が向上していくはずである。