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おおさかけいざい

大阪経済大学

大阪経済大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

一般選抜A方式の試験時間は約50分(2科目で100分)、解答はすべてマーク方式での出題である。第1問は語句整序問題(6問)、第2問は文法・語法問題(8問)であり、どちらも標準レベルの設問である。第3問は地図や広告を用いた英文、テキストメッセージのやり取りを用いた英文を読んでの読解問題である。第4問は会話形式の問題であり、内容理解を問う問題が中心である。空所5ヵ所に対し、選択肢が一括式で8〜9つという出題形式であった。第5問は空所補充問題である。AとBに分かれており、それぞれ150〜200words程度の英文である。空所は文脈から正解が決まる問題、文法・語法や熟語の知識を問う問題が混在している。第6問は長文読解問題であり、英文の長さは300〜370words程度である。下線部言い換え問題や内容一致問題、英文を本文中の適切な箇所に入れる問題など、本文の内容理解を問う問題が中心である。日程によって設問が異なるので、すべての日程の問題を確認しておこう。全体的に標準レベルの出題であるが、設問数が38〜39問あるので、約50分という試験時間を考えると素早く解答していく必要がある。

2026年度入試対策・学習アドバイス

語彙(ごい)力をつける

大阪経済大学の入試に出てくる単語は、基本〜標準レベルの単語がほとんどである。過去問を見たときにわからない単語が多いようであれば、まずはしっかり単語を覚えるようにしよう。単語を覚える際にはただ単語を眺めるだけではなく、実際に書いたり、発音したりすると覚えやすくなる。単語帳を用いた学習だけではなく、過去問や長文の教科書などで出てきたわからない単語もしっかり覚えていこう。第1・2・5問では、一部、熟語の知識を問われた設問が出題されている。単語だけでなく、熟語もしっかり覚えるようにしよう。

文法・語法の力をつける

文法・語法の知識は英文を読んでいくうえで基本となるものであり、大阪経済大学の入試においてもその知識を問う問題が多く出題されている。学校で使用している文法の教科書や市販の問題集などを用いて文法事項を偏りなく一通り身につけておくことが重要である。そして、何冊にも手を出すのではなく1冊に決めて勉強すること。その1冊を何回も繰り返し解いてほしいのだが、答えの丸暗記にならないように。「なぜこれが正解なのか、なぜこの選択肢だと駄目なのか」を1問1問考えながら解くようにしよう。

長文読解力をつける

第5問では150〜200words程度の英文を2つ、第6問では300〜370words程度の英文を読まなければならない。特に第6問は本文の内容理解を問う問題が中心となっているので、約50分という試験時間を考えると、素早く正確に英文の内容を理解する力が必要となる。標準的なレベルの長文読解問題を用いて、長文を読む練習を積んでおこう。初めは時間を意識しなくてもよいが、長文を読むことに慣れてきたら時間も意識しながら解答すること。その際、段落ごとの要旨や本文全体の要旨、代名詞が指すものを考えながら読む習慣もつけておこう。要旨を捉えることや代名詞が指すものを把握することは、第6問で出題されているタイトル選択問題や内容一致問題の対策にもなる。

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