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愛媛十全医療学院理学療法学科卒業。群馬大学大学院教育学研究科博士前期修了。医学博士(埼玉医科大学)。埼玉医科大学附属病院、埼玉医科大学短期大学等を経て、現職。研究分野はリハビリテーション科学、健康科学など。
人々の健康維持・増進に貢献するトレーナーの実践力を身につける
2019年度のゼミの学生たち
健康科学は、人の健康の維持・増進のための理論と方法を研究する学問。「私のゼミにはトレーナー志望が多いのですが、アスリート系のトレーナーを育てるのではなく、一般の人たちの健康維持・増進などに活躍できる人材を育てるゼミ。機能解剖学を学びながら、検査測定のやり方、ストレッチやマッサージの方法を身につける活動を中心にやっています」と安藤正志先生は話す。
機能解剖学は全身の骨や筋肉、関節などの仕組みや働きなど、トレーニングの指導には欠かせない人体の機能を理解するもの。検査測定は、関節の可動域や筋力、肺活量、骨密度などを器具を使って測定する方法を学ぶものだ。このストレッチ、マッサージ、機能解剖学、検査測定の4つについて、ゼミでは春と秋の学期末に検定試験を実施。学生が意欲を持って取り組めるように、合格した人には安藤ゼミから修了証が授与されるという。
さらに、学生がシニアや女性、アスリートなどの様々な対象を想定して、トレーニングメニューを考案。皆でそのメニューを実践するトレーニング実習なども行っている。
「学生が作ったトレーニングメニューを私も一緒にやるんです。リハビリを兼ねて」と笑う、気さくな安藤先生は、学生の自主性を尊重。ゼミは2年生と3年生の合同なので、3年生が2年生を指導する機会も多く、ゼミの年間スケジュールも、先生はアドバイスをするだけで、学生(ゼミ長と2人の副ゼミ長)が考えて実施する。
また、他大学の学生の論文発表などがある学会(日本スポーツリハビリテーション学会)の雰囲気に触れさせるため、必ず1回は学会に行かせるのも安藤ゼミの特徴。また学外活動として、八王子市と大学が連携した市民講座で、学生がトレーニングの指導を行うこともあるという。
「学生は家族や職場、地域など様々な人たちの健康管理に貢献してもらえれるとうれしいですね。本学部にはスポーツビジネスのコースもあるので、このゼミで身につけたことを生かして起業する、そんな人も出てきてほしい」と先生は期待している。
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