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入試対策情報

現代文

2020年度入試の問題分析

国語としては、各日程とも、現代文2題、古文1題で構成されている。例年、現代文は小説(代わりに随筆の年もあり)が1題、評論が1題出題されている。評論文のジャンルは言語論、社会論、文化論、科学論などで、具体的な話題を交えた比較的読みやすい文章からの出題が多い。2020年度は、小説では昭和後期に書かれた竹西寛子『兵隊宿』の一節、評論では高階秀爾『日本人にとって美しさとは何か』の一節が出題された。問題文の分量は1題あたり4,000字ほどで、若干長めである。解答形式は全問五者一択のマーク式で、マーク数は1題につき20。設問は、漢字、語句の意味、空欄補充、傍線部の内容や理由の説明問題、内容一致問題、文学史問題。傍線部の内容説明・理由説明が1題あたり4~6問課される。難易度は標準的だが、解答数が多めなので、それなりに手間がかかるだろう。

2021年度入試対策・学習アドバイス

漢字の学習はおろそかにしないこと

大正大学入試では、2題合わせて10問の漢字問題が出題されているが、これはいずれも標準的なレベルであるため、ここでの失点は非常に痛い。対策として、出題形式が近いセンター試験の漢字問題向けの問題集を1冊決め、それを繰り返し練習することで、知らない漢字、知らない言葉を少しずつ減らしていくことが有効な対策となろう。

語句の知識を少しずつ蓄えていこう

また、大正大学入試問題の特徴として、言葉の知識を問う設問の比重が比較的高いという点が挙げられる。直接的に言葉の意味を選択させる問題はもちろん、空欄補充問題や傍線部の内容説明問題でも、選択肢や傍線部にある言葉の意味の理解が正解への重要な鍵となる設問が多い。問われている語句は、入試では頻出する語句がほとんどなので、受験用の用語集を1冊決めて、それを繰り返し学び、一語一語を自分のものにしていきたいところだ。そうした用語集には注意すべき類義語や対義語なども掲載されているので、合わせて確認しておくことをお勧めしたい。

本文の内容に基づき解答する訓練を

だが、漢字や語句の対策にもまして、設問の中心となるのは傍線部の内容や理由の説明問題である。大正大学入試の場合、極度に紛らわしい選択肢が設けられているわけではないので、傍線部の前後の内容を落ち着いて把握すれば、無理なく正解に到達する設問がほとんどである。ただし、裏を返せば、設問に答える際に、本文の裏づけもなく自分の勝手な思い込みで答えていては、解答の精度が上がらず、ほかの受験生に対して後れを取る元凶となる。選択肢を読んで、少しでも選択に迷ったら、こまめに本文に立ち戻り、特に傍線部前後の内容を丁寧にたどり直す手間を惜しまないようにしよう。そうすることで、正解や不正解の根拠が見つかることも少なくないのである。

基本的な問題集と過去問で練習を

ただ、先に述べたとおり、大正大学の入試で出題される問題文は決して短くはないので、文章を読む経験が不足していると、問題文を通読し、内容を理解することに困難を感じてしまうだろう。そうした抵抗感を払拭するには、やはり文章を実際に読む経験を積むことである。新聞のような身近にある活字に親しむことも有効だが、やや易しめの問題集を選び、確実に正解することを目標に問題演習を重ねると効果的だ。過去問にも積極的に取り組もう。

入試問い合わせ先

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