大正大学大学からのお知らせ 学びの特徴
※今年度(2025年4月入学)情報を掲載中
仏教学部
- 仏教学科
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仏教学専攻
仏教の智慧を現代の社会に生かす
ブッダにはじまった仏教は、インド・中国・日本、そして今では世界に広まり、各地域の思想や宗教、文化と融合しながら影響を及ぼしていきました。このような仏教の思想・歴史・文化、現代社会との関わりなどを幅広く学んでいきます。仏教の基礎であるブッダの教えを知ることで現代社会を生きるための智慧を理解し、また仏典を読解するため仏教漢文やサンスクリット語などの言語を学び、理解を深めます。文献を読み込むことで、日本社会と仏教との密接な関係に気づくことができます。仏教文化遺産専攻
仏教文化遺産の魅力を学び、国内外へ発信する
仏教美術・民俗芸能・宗教行事など、さまざまな角度から仏教文化について学びます。仏教文化遺産が豊富な京都や奈良でのフィールドワークを重視し、実際にモノを見て触れる体験をとおして理解を深めます。これらの学びをもとに、仏教文化を国内外へ発信する担い手となることをめざします。宗学専攻
祖師の教えを現代社会に活かせる僧侶を育成
大正大学設立4宗派(天台学・真言豊山学、真言智山学・浄土学)と時宗学を4年間一貫の少人数教育体制で学べる環境を整えています。宗学の基礎であるインド・中国から日本まで各宗派の教学、宗史、法儀を理論的かつ実践的に学びます。仏教全般の基本的な教養や仏教と実社会の関わりも視野に入れながら、宗派の教えを現代社会に生かすことができる人材を育成します。
文学部
- 日本文学科
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文学と言語から日本文化を探る
「文学」と「言語」の2つの分野から日本の文化を探究します。文学の領域では、古典から近・現代文学までの幅広い領域を読み解き、時代の変遷とともに生活や思想、流行などがどう変化してきたのかを学びます。また言語の領域では、日本語の歴史をたどりながら日本語の基礎から応用までを学習。それらの学びは過去から現代の日本を知ることであり、グローバル化が進む社会において、新たな文化を発信するための土台となります。また、国語科教員や日本語教員、学芸員、司書などを志望する学生の育成・支援も重視しています。 - 人文学科
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哲学・宗教文化コース
人間とは何か。生きるとは何か。人類普遍の問いを探究
人間がこれまでにつくり上げてきた文化は、哲学や宗教と密接な関係があります。このコースでは、西洋と東洋の哲学・思想に触れ、知的冒険に飛び出すと共に、社会が抱えるさまざまな問題と向き合い、解決策を探究します。哲学は、有名な哲学者の思想を学ぶだけでなく、現代の私たちが直面する問題を哲学的観点から考えます。宗教は、主要な宗教の教えを学ぶだけでなく、私たちの生活や文化と宗教の関わりを学びます。自分と世界に関わる根本的な問題に取り組みながら、世界を理解する視点を養います。国際文化コース
グローバルな視点を培い、文化を探究
「多角的な文化研究」と「英語コミュニケーション」がカリキュラムの柱です。文学、映画、音楽、絵画、アニメ、漫画、衣食住などあらゆる領域が研究対象。さまざまな学問的知見を用いて文化を考察し、それぞれのテーマを徹底的に追究します。また、言葉の機能やコミュニケーションの仕組みなど英語の専門的な知識を修得すると同時に、積極的に発信する力も養成します。 - 歴史学科
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日本史コース
自分の手で史料を調べ考察する「実証史学」
日本史コースでは,各時代について史料をもとに調べ考察し、フィールドワークを実施して日本史の課題にさまざまな方法でアプローチします。古代、中世、近世、近現代の各時代を専門とする専任教員による少人数教育を行い、日本の歴史や文化の流れをつかみ、社会を深く理解するのがこのコースの目標です。特に古代王朝の政権から、貴族・武家の政治を経て近現代に至るまで、また中世・近世を中心とした仏教に関しては、古文書や文献資料を豊富に所蔵しています。東洋史コース
中国を中心としたアジアの歴史を学ぶ
東洋史コースでは、中国を中心に、アジアの諸地域の歴史を総合的に学びます。中国の歴代王朝・諸国が行った政治経済、軍事、法制の歴史、あるいはその背景、さらにそこに生まれた思想・文化までも、幅広く学んでいきます。史料を通じて事実を問い質す思考力、漢文や中国語の読解力、自身の考えを客観的に表す表現力など、歴史の学びを通じて自分の考えを社会へ発信する力を育てます。文化財・考古学コース
人が遺したモノから思考や行動を推測し、未来に役立てる
文化財(美術史・工芸史)、考古学、博物館学、文化財保存学の分野を総合的に学びます。仏像や工芸品などを学ぶ「美術史・工芸史」、遺跡や発掘出土品などを学ぶ「考古学」、美術館・博物館の実務について学ぶ「博物館学」、文化財を守る「文化財保存学」について、経験豊かな教員陣が実物の文化財を用いて実践的な指導を行っています。また、美術館・博物館、寺社、発掘現場など、現場に足を運ぶ学びも重視。文化財という「モノ」から考察し、未来に役立てる手がかりを探ります。
表現学部
- 表現文化学科
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プロの表現者たちから創作の極意を学びます。文章を書く、編集する、映像を撮る、演出するなど、さまざまな表現技術を修得していくと同時に、企画力・分析力・情報発信スキルなど、あらゆる表現に関わり、必要な要素を磨きます。指導するのは、各種クリエイティブシーンで活躍するプロフェッショナルたち。専門領域(ライフデザインコース、クリエイティブライティングコース、情報文化デザインコース、放送・映像メディアコース、アート&エンターテインメントワークコース)を選択し、ものづくりの真髄を追究します。
ライフデザインコース
21世紀の生活環境を楽しくデザインする
マスメディアでも大きなテーマとなっている食文化をはじめ、住環境(リビングスタイル)、ファッション文化、生活社会環境(ウエルネス)、遊びの文化、リゾート観光などが研究対象。人間が快適に、好奇心と喜びを持って生活する新しいライフスタイルをどのようにデザインしていくかを考えます。クリエイティブライティングコース
クリエイティブライティングの理論を学び、技術を磨く
小説、物語、詩、シナリオ、批評、エッセイ、広告コピーなど、クリエイティブライティングのテクノロジー全般を、実践的な演習を通じて磨きます。また、幻想文学や児童文学、アニメーションや、ゲーム・ストーリーにつながる「ファンタジー・ライティング」も扱います。同時に、取材・編集・校正など、文章構成についても多角的に学ぶことができ、文章表現者として、社会で活躍できる能力を身につけることのできるコースです。情報文化デザインコース
編集・デザインスキルを磨き、よりよい情報コミュニケーション社会をつくる
Webやアプリ、雑誌といったさまざまな情報コンテンツの制作を学べるコースです。色づかいや配置などのデザイン技術と、取材・編集・校正といった文章作成技術を中心に、わかりやすく魅力的に情報コンテンツを発信するためのスキルを磨く、実践的なカリキュラムを用意。情報発信における課題を見つけ、どうすればよりよい情報コンテンツをつくることができるのかを考えます。放送・映像メディアコース
現場で活躍する教員が実践的に指導し、技術と考える力を磨く
このコースの学生に目指してほしいのは、「映像制作を通して考える力を養う」こと。映像に対する理解を深めるために映像表現の歴史や読み解き方、そして表現方法を学びます。それと同時に、社会を見つめ、自分自身の課題と結びつけて、どのように伝えるべきか考え抜く姿勢を育みます。また、放送、映画、Webなどの現場で活躍する教員の指導のもと撮影・編集・録音などの技術を学び、映像制作の実践的なスキルを身につけます。アート&エンターテイメントワークコース
プロデューサーに必要なビジネス感覚を養う
音楽イベントや演劇などの舞台、グルメイベント、観光プランなど、さまざまな企画やプロデュース、プロジェクトマネジメントに必要なスキルを身につけます。リサーチから企画・実行まで、ビジネス感覚をもってエンタメ業界にアプローチ。社会が求める専門性を養い、業界の即戦力人材へと成長していきます。
人間学部
- 人間科学科
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社会を観察し、人の心理を分析する
心理学・社会学・身体科学が学びの軸。3分野を横断的に学び、自己、対人関係、家族・職場・地域などへの理解を深めます。
「脳と心」「感情心理学」など、心理学・身体科学系の科目が中心の『人間発達プログラム』と、「ジェンダーの社会学」「情報と社会」など、社会学系の科目が中心の『現代社会生活プログラム』からなるカリキュラム。バランス良く選択することで、現代社会や人間心理について幅広く学ぶことができます。
人間を多角的に考察するための設備が充実しており、心理学研究法や社会調査法、社会統計学、質的社会調査法などを学び、心と体、社会との関わりを科学的アプローチで分析します。 - 社会福祉学科
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現場で即戦⼒として活躍できるソーシャルワーカー(社会福祉⼠、精神保健福祉⼠)を育成
医療・福祉・教育など幅広い分野で支援を必要とする人の相談・助言を行う専門職「ソーシャルワーカー」を育てます。アクティブラーニング形式の授業を通して、周囲と協働しながら課題を解決していくスキルを身につけます。
社会福祉士・精神保健福祉士を目指す学生のための国家試験対策が充実しているのが特徴で、1年次から段階的に基礎力を積み上げ、国家試験レベル以上の知識を身につけていきます。ゼミ教員による個別の学修支援や、福祉の現場で活躍する卒業生による特別講義など、4年間の充実したプログラムを通して、学生相互に学びあいながら国家試験合格を目指します。
【2023年度 国家試験結果】
社会福祉士:合格率94.7%
精神保健福祉士:合格率100%
臨床心理学部
- 臨床心理学科
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心理学を実践に役立て、心のケアができる人材を育成
臨床心理学とは、例えばストレスなどで心身を病んだ方の悩みにどう対処していくか、どうカウンセリングを行うかなど、実践的な支援について研究する心理学のこと。どうすれば適切な心理援助ができるかを心理臨床現場で活躍する教員と探究していきます。実験や演習、学外実習などのアクティブラーニングでは、対人援助の手法を体験的に修得。また、公認⼼理師養成に対応したカリキュラムで、客観性を重視する「合理的思考」と、臨床的視点の「共感的態度」の両⽅を⾝につけます。
地域創生学部
- 地域創生学科
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「経済学」を基盤として地域の課題解決や新たな価値創出に貢献する人材を育成
地域創生学科では、「経済学」を中心に「経営学」などの理論を学び知識を備え、教育プログラムの最大の特徴である「地域実習」で実践します。大学独自の連携自治体とのネットワークを生かし、都市と地方で長期のフィールドワークを行います。現地の方々と実際に関わり合いながら、その地域が抱える課題の解決策を考えます。学び得た知識を基礎として、フィールドワークを通して実践する、理論と行動の融合が魅力です。
都市の視点で地域活性化に貢献し、それと同時に地方の視点で地域課題にアプローチする力を養い、日本の未来を創造する「地域人」の育成を目指します。 - 公共政策学科
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「人間が豊かで幸せに生きられる社会」のために、多様な社会の課題に対応できる人材を育成
公共政策学科では、「人間が豊かで幸せに生きることができる社会の実現」に向けた理論や実践的アプローチの方法について考えます。公共の課題・問題を解決するために必要な知識をゼミナールや首都圏および地方地域でのフィールドワークを通して学び、多様な社会の課題に応えることができる人材の育成を目指しています。公共政策を実践する行政と、政策によって影響を受ける企業と住民双方の立場を理解できる複眼思考を身につけます。在学生の多くが国家・地方公務員を志望し、学生同士で切磋琢磨し公務員試験合格を目指しています。3年次の『公共政策実習』では市(区)役所など行政組織でのインターンシップも可能。教員には元市長や元議員、国家公務員経験者がおり、国や市町村行政の生の情報に触れることができ、学びへの意欲を維持・向上させる仕組み・環境が整っています。
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大学・部署名 | 大正大学 アドミッションセンター |
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Tel | 03-3918-7311(代) |