京都大学学部・学科
京都大学の設置学部・学科、学生数の情報をまとめました。
設置学部・学科
学部 | 学科(入学定員) |
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文 | 人文 (220) |
教育 | 教育科学 (60) |
法 | (330) |
経済 | 経済経営 (240) |
理 | 理 (311) |
工 | 地球工 (185) 、 建築 (80) 、 物理工 (235) 、 電気電子工 (130) 、 情報 (90) 、 理工化学 (235) |
農 | 資源生物科学 (94) 、 応用生命科学 (47) 、 地域環境工 (37) 、 食料・環境経済 (32) 、 森林科学 (57) 、 食品生物科学 (33) |
医 | 医 (108) 、 人間健康科学 (100) |
薬 | 薬科学 (65) 、 薬 (15) |
総合人間 | 総合人間 (120) |
学生数※2023年度現在
学部 | 学生数 (男/女) |
男女 比率 |
---|---|---|
文学部 | 1,029 (607/422) |
男:59.0% 女:41.0% |
教育学部 | 284 (137/147) |
男:48.2% 女:51.8% |
法学部 | 1,434 (1,037/397) |
男:72.3% 女:27.7% |
経済学部 | 1,071 (877/194) |
男:81.9% 女:18.1% |
理学部 | 1,411 (1,299/112) |
男:92.1% 女:7.9% |
工学部 | 4,178 (3,758/420) |
男:89.9% 女:10.1% |
農学部 | 1,285 (830/455) |
男:64.6% 女:35.4% |
医学部(医学科) | 664 (539/125) |
男:81.2% 女:18.8% |
医学部(人間健康科学科) | 449 (171/278) |
男:38.1% 女:61.9% |
薬学部(薬学科) | 57 (23/34) |
男:40.4% 女:59.6% |
薬学部(薬科学科) | 330 (210/120) |
男:63.6% 女:36.4% |
総合人間学部 | 578 (420/158) |
男:72.7% 女:27.3% |
- 国公立大:大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」(https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html)より作成
私立大:大学ポートレート(https://portraits.niad.ac.jp/)より作成
なお、募集停止した学部・学科を含むことがあります。
概要・特色
(*以下は、「栄冠めざしてSPECIAL vol.1」に掲載している内容です)
- 総合人間学部
-
人文科学、社会科学、自然科学を横断する「人間の学」の創出をめざし、人間と人間を取り巻く世界を文理を超えて総体的に学ぶ。自らの専門分野を極めつつ積極的に他分野の知見を取り入れていく「学術越境」の理念の下で、専門だけに閉じこもらない柔軟で社会に開かれた学際的精神を身につける。
- ■総合人間学科
- 【講座】数理・情報科学、人間・社会・思想、芸術文化、認知・行動・健康科学、言語科学、東アジア文明、共生世界、文化・地域環境、物質科学、地球・生命環境
- 文学部
-
哲学基礎文化学、東洋文化学、西洋文化学、歴史基礎文化学、行動・環境文化学、基礎現代文化学の6つの学系と、31専修が設置されており、人類の思想や言語文化、歴史、行動、さらには文化全般に関する諸学問をカバーしている。2年次には6つの学系のいずれかに仮分属して、学部専門科目を履修し、3年次には31の専修のいずれかに分かれ、本格的に専門科目を履修する。
- ■人文学科
- 【学系】哲学基礎文化学、東洋文化学、西洋文化学、歴史基礎文化学、行動・環境文化学、基礎現代文化学化学
- 教育学部
-
3年次に3つの系に分かれる。現代教育基礎学系は、教育哲学・教育史学、教育方法学・発達科学、教育人間学・臨床教育学などの専門領域があり、現代の教育が抱える複雑な課題を多様な観点から解明する。教育心理学系では、教育・認知心理学、臨床心理学を中心としたカリキュラムが組まれており、他学部の心理学系教室とも連携し活発な研究活動を行っている。相関教育システム論系では、学校教育だけでなく、教育と社会との結びつきを創造的に探究することを目的としている。
- ■教育科学科
- 【系】現代教育基礎学、教育心理学、相関教育システム論
- 法学部
-
平和な社会の実現に貢献できる国際感覚を備えるとともに、法律や政治の仕組みに関する知識を持ち、社会全体を視野に入れて知識を組み合わせる構想力を養う。専門科目では必修科目を設けず、学生の主体性、自主性を尊重した教育体制が特色である。3・4年次に少人数クラスで実施する演習では、周到な予習に基づいた活発な討論を行う。また、経済学部の一部の科目も履修することができる。
【専門科目】法理学、法社会学、憲法、民法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、国際法、比較政治学、国際政治学など - 経済学部
-
経済学と経営学の関連性を重視し、双方の学問とその隣接領域を総合的に学習することができる。1年次は、その基礎を固めるため、9つの入門科目(ミクロ経済学、マクロ経済学、社会経済学、統計学1、経済史・思想史、現代経済事情、経営学、会計学、情報処理)を学び、専門学習のための準備を行う。演習では少人数教育を通じて体系的に専門知識を修得し、柔軟な思考力と創造性を養う。
- ■経済経営学科
- 【専門科目】国際経済学、開発経済論、社会経済学、公共経済学、経済数学、経営情報論、財務会計、比較経営論など
- 理学部
-
2年次の終わりに学系を登録し、専門の学習を行う。数理科学系では、主に数学を学習する。4年次では卒業研究科目である「数理科学課題研究」を中心に学ぶが、3年次までに学部の教育課程を修了し、4年次を経ずに大学院へ進学する学生もいる。物理科学系には、主に物質の構造と性質について研究する物理学第一教室、時空の基本構造から素粒子、原子核、宇宙論について研究する物理学第二教室、太陽から最遠方銀河まで様々なスケールでの諸現象について研究する宇宙物理学教室の3教室がある。地球惑星科学系では、地球と地球を取り巻く惑星間空間を研究の対象としている。化学系では、原子、分子、生命から宇宙に至る、自然界に存在するあらゆる物質を研究対象としている。生物科学系では、ミクロ・マクロの視点から、生物を統合的に理解することをめざす。
- ■理学科
- 【学系】数理科学、物理科学、地球惑星科学、化学、生物科学
- 医学部
-
- ■医学科(6年制)
-
6年間の授業で医学全般を学び、経験する。基礎医学では、生命科学と医師に必要な解剖学・生理学・病理学などを学ぶ。社会医学では、疫学、公衆衛生、環境、医療統計などを学ぶ。臨床医学では、すべての臨床医学の分野について、授業と臨床実習によって基礎となる理論と実際の医療現場での活用を修得する。学外の実習病院では、経験豊かな医師が臨床教授として学生教育に協力し、豊富な臨床経験に基づいた少人数教育を行う。医師または医療研究者や教育者としての資質を伸ばし、次世代の医療や医学の分野で活躍できる力を身につける。
【専門科目】組織学、発生学、生理学、神経科学、免疫学、法医学、医療情報学、社会・環境・予防医学、循環器病学・心臓血管外科学、呼吸器病学、臨床神経学(神経内科学・脳神経外科学)・加齢医学、免疫病学、泌尿器科学・腎臓病学、眼科学、消化器病学、小児科学、精神医学、整形外科学・リハビリテーション医学など
- ■人間健康科学科
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先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コースを設置。入学後の1年半は医学・医療に関する基礎教育を学び、2年次後期から希望のコースに所属して医学・医療の知識をベースに、周辺科学領域にわたる高い専門性を身につける。先端医療技術の開発や近未来社会の医療ニーズに応えられる研究者および高度医療専門職の育成をめざす。
【コース】先端看護科学、先端リハビリテーション科学、総合医療科学
- 薬学部
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- ■薬科学科(4年制)
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創薬科学の研究者や技術者の養成をめざし、医薬品の設計・合成や生体分子との相互作用に関わる諸問題に対峙し、構造・機能や作用・動態などの側面から研究する総合科学としての薬科学について、その基礎と応用に関する知識と技術を学ぶ。4年次には最先端研究に触れる特別実習に取り組む。卒業者の多くは大学院に進学し、そこでさらに広い視野に立ち、専門知識を深め、研究能力を養う。
【専門科目】有機化学、物理化学、生物化学、医薬品化学、天然物薬学、薬理学、薬剤学、衛生薬学など
- ■薬学科(6年制)
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臨床薬学の研究者・技術者や高度医療を支える薬剤師の養成をめざし、医薬品の適正使用を目的とした総合科学としての薬学にアプローチし、その基礎と応用に関する知識と技術を臨床に即して学ぶ。4~6年次には特別実習、病院実習、調剤薬局実習を行い、医療における薬剤師の役割と機能を理解するとともに薬剤業務を実践的に学ぶ。卒業時に薬剤師国家試験受験資格が得られる。
【専門科目】有機化学、物理化学、生物化学、地域医療薬学、医療社会学、薬理学、薬剤学、衛生薬学など
- 工学部
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※2024年4月、工業化学科を理工化学科に名称変更。
- ■地球工学科
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「Think Globally and Act Locally」の理念の下、様々な領域にまたがる科学技術を総合的に理解する見識を養う。3年次に土木工学、環境工学、資源工学の3コースから選択。実社会における高度な研究や実務を遂行できる能力を身につける。
【専門科目】工業数学、水理学、材料学、環境装置工学、流体力学、分離工学、交通マネジメント工学など
- ■建築学科
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あらゆる面で人間の生活に密着した工学の分野であるため、幅広い知識が必要である。単に自然科学の面に才能があるだけでなく、人文科学、社会科学、さらには芸術にも関心のある学生の能力を伸ばすことにも力を入れた教育が行われている。基礎的な科目から次第に専門分野に至るように、また各自の特性を生かした選択ができるようにカリキュラムが考慮されている。研究分野は、対象領域や研究手法の観点から、計画系、構造系、環境系に大別される。
【専門科目】都市設計学、行動・建築デザイン論、日本建築史、建築構造力学、建築設備システムなど
- ■物理工学科
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物理工学が関連する工学のあらゆる分野で指導的な技術者・研究者として活躍できる人材をめざす。人類の夢を実現する新しい技術をつくり出すことをめざした基礎的な学習・研究を行う。機械システム学、材料科学、エネルギー応用工学、原子核工学、宇宙基礎工学の5つのコースに分かれ専門分野を学ぶ。
【専門科目】応用電磁気学、工業数学、流体熱工学、材料物理化学、放射化学、加速器工学、結晶回折学、伝熱工学など
- ■電気電子工学科
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幅広い領域にわたる総合的な知識と視野および高度な専門性を有し、さらに高い独創性、倫理観を備えた人材を育成する。基礎的な共通科目を学習した後、各自の志望に応じて選択する高度な専門科目の履修を通して先端の科学技術を理解することで、電気・電子工学および科学技術のさらなる発展を担うための基礎を広く身につけることができる。
【専門科目】電気電子数学、電磁気学、電波工学、固体電子工学、情報伝送工学、機械学習、生体工学の基礎など
- ■情報学科
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数理的思考により高度なシステムの問題を解決し、計算機のハードウェア、システム・ソフトウェア、情報システムを設計・活用するための能力を養うことを目的として、基礎から応用までの総合的な研究を行っている。1年次修了時
に、数理工学コースと計算機科学コースの2コースに分かれ、専門教育を受ける。
【専門科目】人工知能、ヒューマンインタフェース、情報システム理論、アルゴリズム論など
- ■理工化学科
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化学に関連した広い分野にわたる基礎学力の養成を重視した授業科目が用意されている。2年次後期より創成化学、先端化学、化学プロセス工学の3コースに分かれ、専門分野に応じた研究を行う。4年次には各コースの研究室に所属して卒業研究を行い、研究者・技術者としての高度な知識を習得する。
【専門科目】有機化学、物理化学、無機化学、分析化学、化学工学量論など
- 農学部
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- ■資源生物科学科
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陸地や海洋に生育・生息する資源生物の生産性および品質の向上を、環境との調和を図りながら追究することを目標に研究を行う。また、資源生物を外敵や病気から守る技術を開発したり、生育・生息に好ましい環境を持続的に保つ方策を探るなど、資源生物を対象とした応用研究も行う。
【専門科目】植物生理学、作物学、栽培システム学、熱帯農業生態学、品質評価学など
- ■応用生命科学科
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微生物、植物、動物など、生物の生命現象や生命機能を化学、生物学、生化学、物理学、生理学、分子生物学などを基盤に深く探究する。またその成果を、新しいバイオテクノロジー技術に展開するための基礎教育と先端的研究を行う。
【専門科目】生物理化学、分析化学、生物有機化学、分子生物学、産業微生物学、有機構造解析学、応用微生物学実験など
- ■地域環境工学科
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環境と調和した効率的な食料生産、地球環境も含めた環境・エネルギー問題の解決、環境共生型農村社会の創造をめざして、工学的な技術をツールとする研究・教育を行う。ロボットやIT利用の未来型農業の追究など、様々な研究を通して豊かな21世紀社会を構築する。
【専門科目】環境動態学、測量学、構造解析学、環境水文学、農村計画学など
- ■食料・環境経済学科
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生活に最も関連の深い食料問題と環境問題について、国内だけでなく世界的な次元で捉え、途上国の貧困問題、農林水産物の貿易問題あるいは食品安全性、さらに農山漁村の社会経済生活について研究を行う。農業食料組織経営学、食料・環境政策学などの分野を学ぶ。
【専門科目】農業経営情報会計学、資源環境経済学、食料・環境政策学、森林政策学、国際農村発展論演習、農業・農村史、農学原論など
- ■森林科学科
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自然保護と豊かな社会との共存をめざし、森林とそのバイオマス資源を対象とする教育・研究を行う。生態系、生物多様性、管理と生産、緑地工学、地球環境化学、材料工学、有機化学、分子生物学、細胞生物学、バイオマスエネルギー、社会科学的アプローチなど、研究テーマは多岐にわたる。
【専門科目】森林計画学、森林動物学、樹木細胞生物学、森林分子生物学、熱帯林環境学、木材加工学など
- ■食品生物科学科
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生化学、有機化学、物理化学、分子生物学などの基礎科学を理解し、さらに最先端の生命科学研究を通して、生物・人間の食行動と生理反応を分子・細胞・個体レベルで解明する。それにより、健康増進と疾病予防につながる食習慣や機能性食品・医薬品を提示し、「食と健康」に貢献する。
【専門科目】栄養化学、酵素化学、食品機能学、食品安全学、食品分子生物学、食品工学など