國學院大学大学からのお知らせ 学びの特徴
※今年度(2025年4月入学)情報を掲載中
文学部
- 日本文学科
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皇典講究所の伝統を引き継ぐ日本文学科は、古代から現在に至るまで築かれてきた文学・言語・風俗習慣・儀礼などについて研究を進め、日本文化を総合的・体系的に捉え、古来の日本人の精神や文化に対する理解を深めつつ、4年間の学びを通して自らの生き方や創造の指針を獲得していくことを目指しています。1年次に基礎を幅広く学んだ後、2年次からは「日本文学専攻」「日本語学専攻」「伝承文学専攻」の3つの専攻に分かれて、専門性を高めます。また、「日本語教育学」「国語教育学」「書道」を学べるカリキュラムや、表現や創作に親しむ「表現文化領域」、古典教育のスペシャリストを育成する副専攻プログラム「古典教育研究」を設置。学生一人ひとりが目的に沿った履修を組むことができます。
- 中国文学科
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中国古典文学の研究を中心に、関連する諸領域を幅広く学ぶことができる中国文学科では、「古典読解力」「中国語運用能力」「漢字情報処理能力」という3つの基本能力の養成を柱に、世界で活躍できる人材の育成を目指しています。2年次には、「文学研究プログラム」「中国語教養プログラム」「中国民俗文化プログラム」「思想総合プログラム」の4つのプログラムから一つを選択。4年間の学びを通じて中国の文学と文化を総合的に探究する中で、世界に通じる広い視野と豊かな人間性を養います。
- 外国語文化学科
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1年次から始まる必修科目で全員が英語を学ぶほか、ドイツ語・フランス語・中国語のいずれか1言語を選択し、英語+選択外国語の言語運用能力を高めます。それと同時に、各言語圏の文化に対する幅広い知識を獲得していく中で、異文化コミュニケーション力も養成。外国の言語と文化を一体のものとして学ぶカリキュラムを通じて、日本と外国の文化の違いや共通点に対する理解を深め、異文化間の橋渡し役となるグローバル人材を目指します。2年次からは「外国語コミュニケーションコース」と「外国文化コース」に分かれ、専門性を磨きます。
- 史学科
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大学で学ぶ「歴史学」では通説を疑い、文献史料や古地図を検証しながら自らの手で歴史を読み解いていきます。数ある大学の中でも、図書館・博物館に実物史資料を多数所蔵している國學院大學には歴史を学ぶにあたって最適な環境が揃っており、自分の手で史料に触れ、自分の足で調査を行い、自分の頭で解釈・検証に取り組む方法論のもと、「創り出す歴史」を探究することができます。2年次以降は目指す将来像に合わせて選択できる「S-プログラム」「P-プログラム」という2つのプログラムと、研究したい学問領域によって選べる「日本史学コース」「外国史学コース」「考古学コース」「地域文化と景観コース」の4つのコースを設置。2つの軸から構成されているカリキュラムが、学生たちの学びを支えています。
- 哲学科
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哲学科は、西洋哲学思想を中心としてインド・中国・日本の思想をも視野に収め、それと同時に美と芸術の理論的考察にも触れていく、間口の広い学科です。あらゆるものが研究対象になるこの学科では「自分はなぜここにいるのか」「美とは何か」などの根本的な問いに対して、哲学者たちがどのように議論してきたかをテキストから読み解き、様々なバックグラウンドを持つ人と議論を積み重ねていく過程で、他者の意見を尊重しながら自分自身の考え方を構築していく手法を学びます。3年次には、個人の資質や関心に応じて選べる「哲学・倫理学コース」「美学・芸術学コース」を選択。各コースで卒業論文へとつながる専門的な研究テーマを探究していきます。
神道文化学部
- 神道文化学科
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神道文化学部は、建学以来の伝統である神職養成の使命を継承している学部です。日本の伝統文化や内外の諸宗教、関連の文化まで包括して学べる、自由度の高いカリキュラムが特長。3年次以降の「神道文化コース」「宗教文化コース」における専門性の高い学びや、「観月祭」「成人加冠式」などの伝統文化を体感できる行事を通じて日本文化を体得すると同時に、国内外の宗教文化を広く学び、日本の伝統文化の源である「神道」を追究していきます。また、各々が希望するライフスタイルに応じて選べる昼夜開講制(フレックス制)を採用しており、平日夕方以降と土曜日の授業を主とする「フレックスA(夜間主)コース」と平日昼に開講される授業を主とする「フレックスB (昼間主)コース」のいずれかを、入試の際に選択することができます。
法学部
- 法律学科
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法律専攻
法律学や政治学を追究しながら、将来の方向性を探っていきたい人に適した専攻です。「法律学の基本と応用コース」と「政治と法の基礎コース」に分かれて法律・政治の基礎を広く学びながら、「キャリア・プランニング」等の機会を利用して将来の方向性を見定めていく中で、自分に合った法律との向き合い方を理解し、将来に生かせる法的な思考力を習得していきます。
法律専門職専攻
裁判官・検察官・弁護士をはじめとした、法律関係の専門職に就くことを目標とする専攻です。早期から法律の基礎を徹底して学び、4年間を通して「体系的・積み上げ型教育」を受ける中で、法律学の基礎から応用までを段階的に習得することができます。学生と教員の距離が近い「少人数教育」により、対話を通じて法律学に対する理解を深めていくことができる「双方向性」が魅力の教育環境のもと、夢の実現を目指します。
政治専攻
卒業後に政治家やジャーナリスト、NPO職員として活躍したい人や自治体等の組織で社会課題に取り組む意欲を持つ人に適した専攻です。「歴史」・「現場」・「討論」の3つの要素を兼ね備えたカリキュラムが構成されており、4年間を通じて「少人数の学生と多人数の専任教員」による専門性の高い教育を実践。現代社会における日本や世界の政治についてより深く・正確に理解を深めていく「理論と歴史コース」、卒業後は政治関係の仕事に就くことを目標とする「分析と応用コース」の2コースで政治の理論と実践を学び、より良い社会の実現に向けて主体的に行動を起こすことができる人材を目指します。
経済学部
- 経済学科
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経済理論とデータ分析の手法を習得し、多様で複雑な経済事象の解明・解決を目指す「経済理論とデータ分析コース」、 世界の諸地域や日本における経済の歩みを学び、現代社会が抱える問題の本質と今後の日本経済の在り方を展望していく「経済史コース」、地域経済の構造と実態を把握し、“地元の魅力”について研究を行う「地域経済コース」、グローバル化が進展する現代において、日本経済が抱えている問題を財政・金融・労働などの観点から整理し、多角的な視点で分析を行う「日本経済コース」、国際経済に関する専門的な知識を習得し、“私たちが暮らす日本・地域が果たすべき貢献とは何か”を明らかにしていく「グローバル経済コース」の5つのコースを設置。興味・関心に合ったコースで専門性を高めながら、経済の仕組みや成り立ちへの理解を深め、日本と世界の経済について考察していきます。
- 経営学科
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経営学科と会計学を修得し、市場・組織・戦略について学ぶ中で実践力と経営スキルを磨く「ビジネスリーダーコース」、創造力と課題解決力を育み、経営と会計の知識を活かして新しいビジネスにチャレンジしていく人材を育成する「ビジネスクリエイターコース」、ビジネスをサイエンスとして分析するための手法を身につけ、会計士・銀行員・コンサルタントとして活躍できる人材の養成を目指す「ビジネスアナリストコース」を設置。目指す進路に応じて選べる3つのコースで専門性を高め、組織のマネジメントと会計の両面から経営を学ぶ中で、ビジネスを動かすリーダーとしてのスキルを養います。
人間開発学部
- 初等教育学科
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子どもたちの「頑張りたい」気持ちや潜在的な能力を引き出すことができる小学校教諭を育成します。学生約10名に指導教員が1名付く「ルーム制」や「ゼミ制」による少人数教育や、「教育インターンシップ」や「教育実習」に代表される体験型教育、教員として活躍するために得意分野を発見し、その領域の専門性を磨く5つの展開科目類により、小学校教諭に求められる高い教育力・指導力を養いながら、教育現場に対する理解を深め、子どもたちの「人間力」を開花させていくための“理論”と“実践”を兼ね備えた人材を目指します。
- 健康体育学科
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生活スタイルが多様化する現代社会において、幅広い年齢層の人々の健康・競技生活を支える指導者を育成します。高い運動能力や優れた競技成績の実現以上に、“相手の個性を理解し、潜在的な能力を引き出していく力”や“失敗や挫折の中に可能性を見いだせる、しなやかな心を育むこと”に重点を置いており、個人の関心に合わせて自分の「得意」が作れる展開科目類を中心とした充実度の高いカリキュラムのもと、社会のニーズに応える新時代の指導者を育成しています。
- 子ども支援学科
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幼児教育・保育の知識はもちろんのこと、子どもの成長に関わる医学・心理学的知識や、保護者に対するカウンセリングの技術、地域のコミュニティをまとめていく指導力などのスキルを幅広く習得し、幼児教育・保育の現場や地域社会との連携を図りながら、地域の子育てをリードしていく新時代の幼稚園教諭・保育士を育成します。同学科における学びの特長は、幼児教育・保育 の「理論」と「実践」を往還させながら学べることです。講義で学んだことを実習・演習においてリアルに体験していく過程で、“自らの体験に基づいた幼児教育・保育理論”や“子育ての現場で活かせる実践力”を身につけていきます。
観光まちづくり学部
- 観光まちづくり学科
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人口減少社会に直面している現在、地域を構成するさまざまな領域への理解を深め、幅広い知識と技術を身に付けたうえで、それらを有機的に統合し、よりよい未来の実現のために「観光まちづくり」の提案・実践ができる人材が、各地で求められています。こうした人材の育成を目指す同学科では、文系・理系の垣根を越えた“地域を支える学問”を、理論と実践の両面から分野横断的に学ぶことができるカリキュラムを編成しています。各地の歴史・文化・自然を見つめ、地域を主体とした観光と交流のあり方を追究していく過程で、多様な側面から地域に貢献することができる力を養います。
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大学・部署名 | 國學院大學 入学課 |
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