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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

日本史

2022年度入試の問題分析

経済学部と経営学部は大問数4、小問数42、解答方式は全てマークシート方式。法学部は大問数4、小問数50、解答方式はすべてマークシート方式。文学部は大問数3、小問数43、解答方式は記述式・マークシート方式の併用であった。経済・経営・法学部ともに正誤問題が20問以上、文学部でも正誤問題が若干出題され、年代整序問題や歴史用語の組み合わせ問題も出題された。経済学部では絵画作品の図版を、経営学部ではグラフ・系図・図版を使用した問題を、文学部では地図を使用した出題もされた。4学部ともに受験生の学力を判定するにふさわしい、よく考えられた問題が出題されており、日頃の学習成果を十分に発揮できたと思われる。また、全時代(原始時代を除く)から出題された。出題分野は各分野からまんべんなく出題されたが文化がやや多く、差がついた可能性が高い。また、4学部ともに複数の時代にまたがるテーマ史も出題された。さらに一部ではあるが頻出史料を使用した問題も出題され、対策をおこたった受験生は苦労したことだろう。

2023年度入試対策・学習アドバイス

テーマ史対策は必須!

問題文の長さはやや異なるが、4学部とも丁寧でわかりやすい問題文を用いて、やや特殊なテーマが出題されることもある。2010~2022年度までに出題された主なテーマは「女性の歴史」「疫病や災害の歴史」「近世の朝幕関係」「建築史」「都市の歴史」「税制史」「法制史」「仏教史」「貨幣史」「交通・運輸の歴史」「思想史」「学問・教育の歴史」「京都の歴史」「東北地方の歴史」「絵画史」などである。そのほか、近代の政治史や対外関係史などは複数回の出題実績がある。また文化史の出題も多く、早めに対策をとっておく必要がある。一方、短めの問題文を用いたタイムスパンの短い大問も出題される。各学部ともに学力のある受験生が高得点を取れるように工夫された問題が多い。そこで問題演習を通じて、史料問題・正誤問題・短文選択問題・年代整序問題など、様々な出題形式に対応できる実力を高めておく必要がある。また、前述したように政治史や外交史ではやや類似したテーマが出題されることもあり、過去問の研究をおこたってはならない。

史料・正誤問題対策を忘れずに!

例年、経済学部と経営学部では社会経済史、法学部では政治史、文学部では文化史が、ほかの分野に比べるとやや多めに出題される。これはそれぞれの学部で入学してほしい学生像がはっきりしているためと思われる。また歴史の専門書に掲載された論文が出題されることもある。そこで教科書を用いた学習が重要であることはいうまでもないが、その際、太字のみを覚えようとするような学習姿勢では、高得点を取ることはできない。やはり教科書を精読し、関連事項に興味を持って学習をしてほしい。つまり、用語集・史料集・図版集などを併用して、理解を深める学習をすることが有効である。特に近現代史ではグラフや史料を用いて、該当時期の出来事を問われることもあるので注意してほしい。他大学ではあまり出題されない形式の問題も多いので、経済学部志望者は法学部の、法学部志望者は経済学部の過去問を研究することも正誤問題対策として有効である。また、語群50個以上のような問題もあるので、過去問に取り組んで、本番で時間が不足しないようにしてほしい。

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