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とうきょうじょし

東京女子大学

東京女子大学大学からのお知らせ 入試対策情報

日本史

2026年度入試の問題分析

全日程大問4題。文系1日目は、小問50問のうち記述式26問で約半数を占めるほど、記述式を中心に出題する傾向である。

問題Ⅰは古代の律令と中世の雑題、問題Ⅱは近世の雑題、問題Ⅲは近代の史料雑題、問題Ⅳは近現代の天皇の言葉(史料)。文系2日目は、小問50問のうち記述式が23問で、常に記述が最も多い。問題Ⅰは古代の史料雑題、問題Ⅱは近世の『葉隠』を題材とした史料雑題、問題Ⅲは西郷隆盛・田中正造・有島武郎・加藤高明の人物史、問題Ⅳは歴代首相の施政方針演説(史料)。近世以降近現代に比重が多いことにその特徴が見られる。

2027年度入試対策・学習アドバイス

史料を読解する力をつけよう

東京女子大学の史料問題は、空欄補充やその内容に関する正誤判定問題が出題される。史料は複数使用され、大問につき4~6本使用される。未見史料も多く、設問や史料内にあるキーワードを見つけることが重要になる。近代の史料が頻出なので、条約などは特に注意したい。近年は全体の半数が史料問題であり、この克服こそが合格につながると考えられる。

データの分析を意識しよう

東京女子大学は、歴史事象から考えられる当時の事情や背景などを文章で組み合わせる問題がある。XY、ab、ⅰⅱの3つを組み合わせて線で結ぶという独特な問題である。内容としては、共通テストに近いので、共通テストの問題を利用するとよい。

近現代史は戦後史までしっかりとマスターしよう

東京女子大学の創立者・新渡戸稲造が国際的貢献者でもあることから、近現代の問題には外交問題が多く見られる(2026年度にも新渡戸稲造が出題されている)。2026年度は、文系1日目の戦後史は小問2問であったが、文系2日目は小問が6問も出題された。戦後直後だけでなく、専売公社民営化(中曽根内閣)や郵政民営化(小泉内閣)など1980年代後半~2000年代まで出題されている。また、歴史総合を意識して世界と関わる事項については特に注意しよう。

記述力がすべての鍵である

40~50%が記述式の問題である。単語を正確に記述できる力が問われる。ただ単語を書き続けるのではなく、その単語の意味をまず考え、問題文に来るであろうキーワードを意識しながら記述練習を徹底しよう。年代並べ問題も必ず出題されるがこれは少し難しい。だからこそ、標準的な問題が多い記述問題は、高得点を狙っていきたい。

図版問題にも注意が必要

2024年度は石見銀山の地図、イギリスとインド・中国の貿易関係の図、中国へのアヘンの輸入額のグラフ、前方後円墳の分布の地図、8世紀半ばの朝鮮半島の地図、伴大納言絵巻の絵、ポルトガルとスペイン領の地図、丹後国の地図、1985~2005年の主要通貨の対米ドル変動率の推移のグラフが出題された。

2025年度は藤原氏の系図・仏像の写真4枚・水墨画写真4枚・1990年代前半の自衛隊に関する主な事件の年表・牛耕の図・日明貿易と日朝貿易の貿易品の比較表・備後の位置(地図)・特産品製造の絵(4枚)・幕末~シベリア出兵までの年表・1914~1936年の国際収支のグラフが出題された。

2026年度は仏像4体・近現代のポスター4枚・肥前国の地図・江戸の職制・『サザエさん』の漫画が風刺している出来事・柳条湖の地図が出題された。図版は未見のものもあるが、基本的なものができれば大丈夫なので、まずは教科書の図版レベルは必ず目を通したい。

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