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愛知大学大学からのお知らせ 入試対策情報

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2024年度入試の問題分析

短大前期入試A:大問4題構成で、長文読解問題、文法・語法問題、語句整序問題、会話問題。すべてマークシート方式。

M方式入試:大問8題構成で、正誤問題、文法・語法4択問題、語句整序問題、会話問題、ビジュアル問題、読解総合問題。すべてマークシート方式。

前期入試・共通テストプラス方式入試・短大前期入試B:大問3題構成で、長文読解問題が2題と和文英訳。解答はマークシート方式と記述式の併用だった。

どの方式でも、読解総合問題で、下線部の動詞の語形変化問題、同義語表現の選択問題、空所補充問題、下線部表現の言い換え、下線部明示問題、英文中の語句整序問題などが出題された。

2025年度入試対策・学習アドバイス

文法・熟語・構文を確実に

M方式入試と短大前期入試Aでは文法・語法問題が4択問題形式で出題される。一見、他の形式では文法・語法、イディオム、構文問題は出題されていないかのように見えるが、読解総合問題の中で多く出題されている。標準的なものばかりなので、ここで高得点を取りたい。文法・構文問題集の反復演習を通して、全分野をしっかりと習得しておくべきだろう。

長文読解では速度が重要

M方式入試では、長文が4題出題される。共通テストや教科書レベルの読みやすいものではあるが、問題数が多いので、素早く読む練習が必要である。2024年度の長文のテーマは「温泉の入り方」「日本の少子高齢化による人口減少問題」「アメリカの無声映画の広告用カードをデジタル化し再現するプロジェクト」、2023年度の長文のテーマは「豆腐チョコレートムースのレシピ」「ガールスカウトによるドローン利用の勧め」「日本の自動販売機の現状と未来」だった。また、イラストつ きビジュアル問題の出題があるのが特徴。2024年度は「ガーリックチーズパンのレシピ」、2023年度は「充電式電池のチャージ方法」についての出題だった。簡単なレシピや家電製品などの説明書の英語表現を学習しよう。

前期入試・短大前期入試Bでは、やや難度の高い英文が出題され、合計約1,200~1,400語の英文を読むことが求められる。2024年度のテーマは「2020年東京オリンピック・パラリンピックのために新設された国立競技場のバリアフリー設備について」「パリオリンピックデビューを見据える日本のブレイクダンサー」など、2023年度テーマは「日本における吃音者への理解不足について」「テレワークができる新幹線によるサービス」などだった。

どちらの方式でも、ネットや新聞からの出典が多く、国内外の最近の時事・社会問題をテーマにした長文が多く扱われるので、普段から日々の報道に関心を持ち、最近話題になっているテーマに触れることが大切である。

記述力を身につけよう

記述問題に備え、語彙(ごい)学習の際には、つづりも正確に書く練習をすると同時に、派生語も確認しておく必要がある。また、基礎~標準の解釈の問題集を活用して下線部和訳にも備えよう。英作文では、長文のテーマと関連した英文中のヒントを生かして書くことが求められる。語句整序問題集や英作問題集を利用して、頻出の表現を習得する必要がある。普段から積極的に書く練習をしよう。

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