
※前年度情報を掲載中
英語
2022年度入試の問題分析
短大前期入試A:マークセンス方式。大問4題(読解総合問題1題〈400語〉、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、会話問題1題)
M方式入試:マークセンス方式。大問8題(下線部誤り訂正問題1題、文法・語法1題、語句整序問題1題、読解総合問題4題〈合計1,600語〉、ビジュアル問題1題)
前期・共通テストプラス方式入試・短大前期入試B:マークセンス方式+記述方式。大問3題(読解総合問題2題〈合計1,200語〉、和文英訳1題)
どの方式でも、読解総合問題では下線の動詞の語形変化・同義語表現・同じ用法を選択する設問・空所補充設問、下線部表現の言い換え・英文中の語句整序作文設問などが出題された。最後に本文全体の内容について問う設問が出題されている大問もある。記述式設問では、文中の単語の品詞変更・具体例の指摘などの設問が出題された。また、下線部和訳が1問必ず出題されている。前期入試で出題されている英作文の長さは1~2行で、文法の基本知識や構文を問われていることが多い。
2023年度入試対策・学習アドバイス
いろいろなテーマの英文を読もう
試験方式によって異なるが、読解総合問題が1~4題出題されている。英文難易度や長さは様々で、十分な読解力を磨いておくことが大切だ。基本的な語彙で書かれた英文を、内容を把握しながら読む練習を日頃からしておこう。設問は読み進みながら順序よく解いていくことができる形式でつくられているが、内容一致問題などでは、慎重に解く姿勢も求められる。情報を整理しながら読み進み、正解を得たい。扱われている英文テーマは、「熊の被害とその原因と対策」「地球環境を守ろうと学ぶ各国の大学生」「日本のトレイルランニングの歴史とこれからの展望」「TikTokと若いアーティストたち」「SDGs4:質の高い教育を皆に」「コロナ禍におけるバーチャルショッピング」などである。様々なテーマの英文を読んでおくとよい。読みやすい語彙で書かれた今日の社会を反映した新しいテーマが多い。本文の英文そのものが読めること、そして設問形式にも慣れておくことが合格への近道となる。
文法・語法力の充実を図ろう
4択方式で文法・語法問題が出題されている試験方式と、読解総合問題のなかで出題される方式がある。文法・語法問題に関しての基礎的な設問が多い。また、文法・語法のポイントを押さえた学習をしておけば本文を丁寧に読まなくても、解答が得られる設問もある。すべての文法分野にわたって、標準的な問題集の反復学習や、暗唱例文の習得をしておきたい。このような地道な努力が文法・語法力そして記述の英作文力につながっていく。
記述力を磨き、過去問を解こう
出題される英作文は、決して難解なものではない。基本的な作文力を今一度つけておきたい。自分で書いた英文を添削してもらい、暗唱しておくと力になる。作文には、頻出の構文や熟語が含まれることが多いので、様々な英文を書きしっかり準備をしておきたい。下線部和訳問題についても、自分できちんと書いてみよう。M方式では、ビジュアル問題が1題出題される。この対策としても、また試験全体の時間配分や出題形式に慣れるためにも、過去問を時間内にきちんと解くという仕上げをして、目標の「合格」をめざそう。