私立

せいけい

成蹊大学

成蹊大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2026年4月入学)情報を掲載中

世界史

2025年度入試の問題分析

A方式の出題形式と難易度

2024年度と同様、法学部が大問4題、文・経済・経営学部が大問5題、小問は法学部が45問、他学部が50問であった。出題はマークシート方式で、適語を選ぶ問題や、正誤判定問題が出されたが、法学部がすべて4択、文学部がすべて5択、経済・経営学部が4〜6択の混合であった。また2024年度と同様、文学部では資料を用いた大問が1題(小問10問)、経営学部では図版を用いた大問が1題(小問10問)出される一方、2024年度には出題がなかった地図問題が法学部で1問出された。語句の選択問題は標準的な内容がほとんどだが、正誤判定問題は選択肢の文が長めで、特に法・経済・経営学部では判定が難しいものが多かった。

出題される時代・地域・分野

どの学部も古代から21世紀まで幅広く出題されるが、文学部が20世紀以前の比重が高いのに対し、法・経済・経営学部は20〜21世紀の歴史が大問1題(小問10問)出されるなど、現代史の比重が高かった。地域はヨーロッパ・中国の出題が多く、これにインド・アメリカ・イスラーム世界などが出された。分野は政治史が中心で、関連する文化史が小問2〜3問出された。歴史総合については出題が予想されていた法学部で、小問1問に関連内容が出された一方、出題を予想していなかった経済学部で近現代の東アジア史が出され、日本に関わる出題が多かった。

2026年度入試対策・学習アドバイス

近現代史の対策を丁寧に

近現代史の学習が必須である。多くの受験生にとって対策が後手になりがちな第二次世界大戦後の歴史まで含めた近現代史の完成度が合否に直結するため、学習に十分な時間をかけよう。戦後史の中核となる冷戦開始から終結までの流れを把握したうえで、各地域の動向や、国際連合・EUなどの設立など各テーマを幅広く学習し、これらの知識を1950年代、60年代といったように10年ごとにまとめて膨大な情報を整理するとよいだろう。また法・文学部では歴史総合・世界史探究を出題範囲とするため、日本の近現代史の内容も学習する必要があるだろう。

他学部も含めて過去問を活用する

成蹊大学は過去問を(さかのぼ)っても出題傾向に大きな変化が見られず、すべての学部で出題傾向がおおむね類似しているため、自分の志望する学部以外の過去問にも取り組み、成蹊大学の世界史に慣れておこう。一通り問題を解き終えたら、特に正誤判定問題について、教科書や用語集などを駆使して解答の根拠を明らかにしよう。正解した問題についても自分の解答根拠が正しかったかを確認すること。根拠を持って正解を導き出す癖をつけておくことで、正誤判定問題の正答率が飛躍的に上がるはずだ。

問題を解くスピードを意識する

問題分析の項目で示したとおり、試験時間に対する小問数の多さや各選択肢における文字数の多さ、また5択正誤判定問題の存在を考えると時間的余裕はほとんどない。適切な時間配分を身につけるため、成蹊大学の過去問を解く際には時間を計ることをおすすめする。マークシートを塗りつぶす時間やマークミスをしていないかを確認する時間を考慮に入れると、50〜55分くらいで全問解き終えるのが好ましい。過去問対策では、正確性とスピードの両方を意識して取り組むとよいだろう。

PAGE TOP