<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

りっきょう

立教大学

立教大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

文学部2月11日日程の問題を分析する。長文読解問題(2題)、文法問題、会話問題、中文空所補充問題という構成になっている。長文読解問題(大問Iと大問II)の英文が長いという点を除けば、全般的に標準的な難易度で良問ぞろいである。長文読解問題の語数・設問形式は2022年度とほぼ同じだが、英文自体の難度はやや下がった。大問Iと大問IIの語数はほぼ同じで約1,000語である。大問IはA問題(選択問題)とB問題(記述問題)から成っている。大問IIは選択問題。大問IのA問題と大問IIは四肢選択の同一形式。大問IのA問題は下線が引かれた語の意味を問うものが2問、本文の内容に合うものを選ぶものが6問、本文のタイトルとしてふさわしいものを選ぶものが1問になっている。大問IのB問題は1行程度の基本的な英文を和訳する問題。大問IIでは下線が引かれた語の意味を問うものが1問、本文の内容に合うものを選ぶものがそれぞれ7問、本文のタイトルとしてふさわしいものを選ぶものが1問になっている。大問IIIは文法問題で2022年度から正誤問題(4本引かれた下線部から、表現上正しくないものをひとつ選ぶ問題)に変更され、2年連続の出題となった。設問数は2022年度と同じで8問で難度が高い。大問IVの会話問題は6問で、設問形式、難度は2022年度とほぼ同じ。短い会話(ABAB形式)のなかの空所(1ヵ所)に適切な文を入れる四肢選択方式。大問Vの中文空所補充問題は約350語(2022年度は約250語)の英文の5ヵ所ある空所に適語を補う記述問題。2022年度より難度がやや上がった。

2024年度入試対策・学習アドバイス

民間試験を全面的に導入

2021年度入試から、一般選抜において、英語4技能(Reading、Listening、Writing、Speaking)に秀でた学生の入学を促進するため、4技能を適正に測ることができる民間の英語資格・検定試験(以下、民間試験)を全面的に導入した(大学入学共通テストの「英語」も利用可)。ただし、文学部に限り民間試験に加えて立教大学独自の英語試験で受験できる試験日がある。利用できる民間試験は、ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定(英検)、GTEC、IELTS、TEAP、TEAPCBT、TOEFLiBTで、一般選抜の出願開始月から(さかのぼっ)て2年以内に受験し取得したスコアが有効になる。なお、民間試験と大学共通テストの両方を利用した場合、どちらか高得点の方が合否判定に採用される。詳しくは立教大学の公式サイト「2024年度学部入試の情報」を参照。

総合的な英語力を身につけよう

立教大学独自の英語試験(2月11日日程)では大問IIIの正誤問題と大問Vの中文補充問題は十分な準備が必要となる。民間試験は「読む・聞く・書く・話す」力を測れるように作問されているので、4技能をバランスよく身につけることが重要になる。文法と語彙(ごい)の基礎を固めながら、日々の勉強にバランスよく取り組もう。苦手な技能があれば基本問題集などを使って早めに対処しよう。受ける民間試験が決まっている場合は、過去の試験や対策用問題集などを使って問題形式等に慣れておこう。どの民間試験を受けるかが決まっていない場合は、試験日程・会場などの情報を集め、問題のサンプルを見て取り組みやすさなどを検討し、早めに受ける試験を決めよう。

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