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産業能率大学

入試対策情報

英語

2020年度入試の問題分析

前期スタンダード日程を分析する。解答形式はすべてマークセンス方式で、大問7題、試験時間75分となっている。各大問は、Iが空所補充型の英文法・語法問題であり、IIは会話問題で、設問が会話に施された空所を補充する問題や、内容一致問題となっている。IIIは短めの英文に施された空所を補充する問題であり、選択肢は一括して与えられており、すべて動詞となっている。IVは英文中に施された空所を補充する問題であるが、空所が整序英作文の形式になっている。Vは読解型で、設問が欠文補充形式の内容一致問題となっている。VIもVと同様、読解型で、段落の見出しを選ぶ問題や、英問英答形式の内容一致問題が施されている。VIIも読解型であるが、問1が英文中に施された空所を埋める形式で、主に英文法の知識を問う問題となっている。問2は内容一致問題であるが、選択肢が8つ一括して与えられている。英文法・語法に関する問題は、総じて基本的、標準的な文法・語法の知識が問われている。会話や読解の問題も、素直な良問であり、難易度も標準的である。その分、一問一問を丁寧に解いていく必要があるだろう。

2021年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法問題は基礎の徹底を

前述のとおり、大問のIやIII、VIIで出題される空所補充型の文法・語法問題、IVの整序英作文問題に対応するために必要な知識は、基礎的なものである。標準的な英文法問題集(学校傍用でも構わない)を繰り返し解いておくとよい。間違えやすい問題は、正しい英文を数回音読して、英文自体を覚えてしまうのもよい。産業能率大学の過去問を解いてみて、正答率が低かった人はまず、中学英語レベルの英文法が抜けている可能性が非常に高い。遠回りに見えるが、まずは高校受験レベルの基本的な問題集から始め、そのうえで、大学受験レベルの英文法の解説書を読むなどして知識を拡充し、先ほど述べた標準的な問題集を完成させることを勧める。

読解問題対策は英文解釈から

産業能率大学の読解問題に対応するためには、まずは英文の構造を把握し、正確に文意を理解するための標準的な英文解釈能力を身につける必要がある。そのために教科書や英文解釈のための問題集を用い、主語や動詞、目的語を把握しながら、英文を読む訓練を行う。そのうえで内容一致などを中心とした、基礎レベルの長文問題の演習を行う。問題集などを用いてもよいが、過去のセンター試験は適切な難度と分量の長文が出題されているので、練習問題として有用である。産業能率大学の問題がかなり難しいと感じる場合には、文法・語法と同様、高校受験レベルの問題集から始めるのもよいだろう。そのうえで、できるだけたくさん産業能率大学の過去問にあたっておくことが望ましい。このとき特に、時間を計って問題を解くこと、読み取れなかった英文を正確に読む訓練をすること、間違った問題があればどうして間違ったのか、そしてなぜそれが正解なのかを毎回確認していくことを勧める。

過去問学習を徹底

標準的難易度で、形式もオーソドックスなものである。しかし、過年度には独自の意欲的な出題も見受けられ、次の入試においてそのような出題が復活することも考えられるため、過去問は可能な限り解いておこう。その後で、いろいろな大学の過去問に取り組んでおくと、万全の準備ができるであろう。