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産業能率大学

入試対策情報

※前年度情報を掲載中

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2019年度入試の問題分析

産業能率大学の「前期スタンダード」入試は、解答形式がすべてマークセンス方式で、大問は7題、試験時間は75分。各大問は、Iが整序英作文問題、IIは英文法・語法問題(空欄補充)、IIIは会話問題で設問が欠文補充となっている。IVは与えられた文の書き出しに続くのに最も適切な語句を選ぶという問題。Vは読解問題で、段落から不要文を取り除く設問が施されている。VIはAとBの2つに分かれ、どちらも読解問題であり、文法や文脈の理解を問う空所補充問題と、英問英答形式の内容一致問題、VIIは読解問題で、英問英答形式による内容一致問題が施されている。Iの整序英作文、IIの英文法・語法問題では、標準的な文法・語法の知識が問われている。IVは産業能率大学特有の形式で、基本的には文法的に正しい選択肢を選ぶことを求められている。Vの読解問題は、センター試験と同じ形式であり、段落の構成や、指示語や時系列に注目すれば解答できる。VIは基本的な読解問題であるが、2017年度は読解と会話の融合問題が出題されていたので、過去問学習をおこたらないように。

2020年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法問題は基礎の徹底を

I、IIの整序英作文、文法・語法問題に対応するために必要な知識は、基礎的なものである。したがって、標準的な英文法問題集(学校傍用でも構わない)を繰り返し解いておくとよい。間違えやすい問題は、正しい英文を数回音読して、英文自体を覚えてしまうのもよい。過去問を解いてみて、正答率が低かった人はまず、中学英語レベルの英文法が抜けている可能性が非常に高い。遠回りに見えるが、まずは高校受験レベルの基本的な問題集から始め、そのうえで、大学受験レベルの英文法の解説書を読むなどして知識を拡充し、前述した標準的な問題集を完成させることを勧める。

読解問題対策は英文解釈から

産業能率大学の読解問題に対応するためには、まずは英文の構造を把握し、正確に文意を理解するための標準的な英文解釈能力を身につける必要がある。そのために教科書や英文解釈のための問題集を用い、主語や動詞、目的語を把握しながら、英文を読む訓練を行う。そのうえでセンター試験レベルの長文問題の演習を行う。特にセンター試験は適切な難度と分量の長文が出題されているので有用である。さらに前述のとおり、Vのある段落における不要な英文の指摘をする問題は、センター試験の大問3のBと同じ形式であり、練習問題として扱うのが有効である。センター試験の問題が難しいと感じる場合には、文法・語法と同様、高校受験レベルの問題集から始めるのもよいだろう。そのうえで、できるだけたくさんの過去問にあたっておくことが望ましい。このとき特に、設問の問われ方に注意しながら問題を解くこと、時間を計って問題を解くこと、読み取れなかった英文を正確に読む訓練をすること、間違った問題があればどうして間違ったのか、そしてなぜそれが正解なのかを毎回確認していくことを勧める。

過去問学習を徹底

産業能率大学の入試は、標準的難易度であり、独自の意欲的な出題も見受けられる良問であるが、他大学には見受けられない出題も多いので、過去問を最優先に学習することを進めたい。その後でいろいろな大学の過去問に取り組んでおくと、万全の準備ができるであろう。