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しらゆりじょし

白百合女子大学

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入試対策情報

英語

2023年度入試の問題分析

2月2日、3日の2日間の日程で試験が実施された。2つの試験は同形式同レベルで、文法・語法・語彙(ごい)問題2題16問、長文読解問題4題、会話問題1題8問、整序英作文問題1題8問の8題構成になっている。文法・語法・語彙(ごい)問題【I】【II】、会話問題【VII】、整序英作文問題【VIII】はいずれもスタンダードな良問で、標準レベルの教材をしっかりと仕上げれば高得点が狙えるだろう。4つの長文の語数は300~400語が2題と600~700語が2題という構成。設問形式は多様で、適語句・適文補充問題【III】、内容一致選択問題【IV】【VI】、日本語の選択肢による内容真偽がメインの総合問題【V】となっている。題材も同じく多様で、論説文だけでなくエッセイや小説からも出題されている。90分という試験時間を考慮すると、かなりの速読が求められている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法問題対策

【I】は単語の意味・用法を問う問題。2日実施試験の方では形容詞の意味を問う問題が3問出題され、このなかではtense「緊張して」がやや難。一方、3日実施試験では名詞の意味を問うものが多く、こちらはrepresentative「代表」、distinction「違い」がやや難しい問題だった。【II】は文法問題。単語の語形や語順を問う問題が多い。2日実施のmeanの語形を問う問題be meant to be「…する運命だ」がやや難。また、両日とも時制の問題で「過去完了形を選ばない」ことがポイントの問題が出題された。例年やや難しい問題も見られるがいずれも高校で学習する内容から逸脱したような難問・奇問はないため、標準レベルの単元別文法・語法問題集と、文法の総合問題集を各1冊丁寧に仕上げれば全問正解も可能だ。【VIII】の整序英作文は、基本的な動詞の語法、イディオム・構文が正答の軸になっている。語数は7~8語。

長文読解問題対策

例年小説・エッセイの長文問題が出題されている。2023年度は両日とも【IV】が小説文からの出題だった。300語程度のショートストーリーなので、素早く登場人物の人物像や状況を把握する必要がある。3日実施試験では犬が主人公という少し珍しいタイプの小説が使われた。受験勉強では長文問題対策が論説文に偏りやすいため、小説やエッセイを苦手とする受験生が多い。小説・エッセイは、使われる語ご彙いが論説文と異なるだけでなく出題のポイントも変わってくるため、普段の長文読解でも積極的に小説・エッセイを取り入れたい。本番ではある程度速読が求められるが、普段の練習ではじっくり精読し行間に込められた意味も読み取るように心がけよう。【VI】では両日とも「科学に多大な影響を与えた女性」が共通テーマの長文だった。2日実施試験では化石の発掘で有名な古生物学者、3日実施試験では環境問題を告発した生物学者について。このように、両日で関連したテーマの長文が出題されることが多いのも特徴といえる。

過去問対策

問題量が多いため、過去問演習で全体を通して解く訓練が欠かせない。まずは90分の時間制限内で終わらせ、さらにその後でもう一度時間無制限で解き直してみよう。急いだことが原因でどんなミスが生じるか確認し、次の過去問演習の課題にするように。また、過去問演習では、制限時間ぎりぎりまで見直しをするようにしよう。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試広報課
    【電話番号】
    03-3326-8092
    【所在地】
    東京都調布市緑ヶ丘1-25
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