
※前年度情報を掲載中
工学部
注目ポイント
工学専門職(エンジニア)としての基盤を築く
工学部では、さまざまな学修履歴を持つ学生が在籍するため、数理系の基礎科目の学習を支援する「サポート科目」を開講、語学でも能力別指導を推進しています。工学の基礎と幅広い知識や視点を学ぶ共通教養科目、工学専門知識を学ぶ専門科目により、グローバルに活躍できる人材を育成します。4年次に取り組む「卒業研究」は日本を支える工学専門職としての基盤を築くもので、次世代を担うエンジニアを育てる大学院での最先端工学の学習につながります。
世界で活躍するリーダーに
全学科に共通するグローバル教育を行う科目を開講し、同世代の海外学生との交流や海外大学、研究機関、企業での活動を通じ、世界で活躍できる自信とリーダーシップを醸成します。また、能力別クラス編成による効果的な英語教育や、現地文化に触れながら外国人講師の指導を受ける語学教育科目を設け、グローバル人材としてのバックボーンを築きます。
- 機械工学科
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自動車、ロボットなど、ものづくりの基本を追究
工学の基幹ともいえる総合分野です。自動車、ロボット、エネルギー機器、航空宇宙機器、医療福祉機器などあらゆる「ものづくり」が研究対象。基礎科学を重視しながら周辺工学との融合を図り、人や社会との調和をめざします。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)/施工管理技士(一級・二級)
- 機械機能工学科
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社会を動かす機能をつくる
機械工学をベースとして、人間や環境と調和した新しい「機能」を発想し、実現するための教育と研究をめざしています。さまざまな工学・科学・医学分野を取り込んだ分野、エネルギー・環境、マテリアル科学、機械機能制御、生産・加工プロセス、ナノ・マイクロ応用技術の5分野にまたがる研究に取り組んでいます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)
- 材料工学科
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「もの」の基本となるあらゆる材料について研究
金属、セラミックス、有機材料、複合材料などあらゆる材料を扱い、高機能材料、宇宙環境利用、ナノマテリアル物性物理、物質創製科学などをキーワードに、オリジナリティあふれる研究を展開していきます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(理科)/高等学校教諭一種免許状(理科・工業)/危険物取扱者(甲種)
- 応用化学科
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新素材、医薬、食品、環境、化学から広がる応用分野へ
電子機器の素材や医薬、食品、農業、環境衛生、資源の有効利用などさまざまな産業分野で求められている応用化学。無機化学、有機化学、物理化学、化学工学、分析化学、生物化学など、広範囲な領域を講義と実験を繰り返して学びます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(理科)/高等学校教諭一種免許状(理科・工業)/危険物取扱者(甲種)/火薬類製造保安責任者
- 電気工学科
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高度ハイテク化を見据え電気技術を幅広く学習
「エネルギー&コントロール」を柱に、電気技術に関する幅広い領域を学習。電力・エネルギー系、システム制御・ロボット系、電気材料・デバイス系にわかれる研究分野で、高度化・ハイテク化に向かう産業界に広く対応します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
第一級陸上特殊無線技士/第三級海上特殊無線技士/中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)/電気主任技術者(第一種・二種・三種)/第二種電気工事士/施工管理技士(一級・二級)
- 電子工学科
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進歩し続けるエレクトロニクスに対応できる基礎と創造力を学ぶ
現代社会の基盤である電子工学を学びます。驚くべきスピードで進歩し続けるエレクトロニクスの担い手となるため、電子デバイスなどのミクロな世界から、ロボットや情報システムなどのマクロな世界にわたる専門分野が学べます。ロボット、生体、集積回路、半導体、光など、電子工学の先端分野の研究に取り組みます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
第一級陸上特殊無線技士/第三級海上特殊無線技士/中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)/第一級陸上無線技術士/施工管理技士(一級・二級)
- 情報通信工学科
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情報伝達のさまざまな方法をハードとソフトの両面から
情報通信ネットワーク技術、モバイル・ワイヤレス通信技術、ヒューマンインタフェース技術、生体通信技術、情報処理技術(コンピュータハードウェア・ソフトウェア技術)、電子技術(エレクトロニクス)、光技術(フォトニクス)などを活用して情報を伝達するさまざまな方法についてバランスよく学習します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
第一級陸上特殊無線技士/第三級海上特殊無線技士/中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・情報・工業)/第一級陸上無線技術士
- 情報工学科
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コンピュータを利用して人間の社会と生活を豊かにする技術
ソフトウェア技術、ハードウェア技術、データベース・ネットワーク技術、ヒューマン・コミュニケーション技術の各分野の基礎と応用を体系的に学び、技術の根底にある「原理」を理解し、それらの応用力、発展力、そして創造力を養います。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・情報・工業)/施工管理技士(一級・二級)
- 土木工学科
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市民のための工学を実践する高い技術力のある人材を育成
社会基盤施設(上下水道・道路・鉄道・公園など)を建設・維持管理する技術のみならず、安全で活力があり環境に配慮した都市・地域づくりなど、本当の豊かさを実現するための総合工学である土木の幅広い分野を力学・防災・情報・環境・計画の5つの系の講義科目と実験・実習・演習科目を通じて学習します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
測量士補/中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)/測量士/施工管理技士(一級・二級)
- 先進国際課程(2020年秋開講)
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学部教育をすべて英語で提供/1年生から研究室で最先端研究に従事
先進国際課程では、世界の技術革新の進展や国際化の速さ、複数の理工学分野が融合した先端分野の形成など時代の変化に対応できる人材育成を目指して、これまで卒業研究でのみ実施されてきた「研究プロジェクトを通じた能動的学習(Research Based Learning)」を、初年次から4年間を通して行います。
【特徴】
・開講科目はすべて英語で提供し、学士(工学)の学位を授与
・入学時から指導教員、アドバイザー教員のもとで最先端研究に取り組む「オナーズプログラム」
・異分野の領域も横断的に学修し、世界の技術革新の進展に応じた学際領域にも柔軟に対応
・12ヵ国の教員が指導にあたる多様な教育・研究環境が、イノベーションを担う人材を育成
・在学中に、国際会議において本人の研究成果を1回以上は発表することを目指す
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システム理工学部
注目ポイント
学部・大学院連携によるシステム工学教育のスパイラル
現代社会の諸問題の複雑化と環境変化により、従来から大学で教えてきた基礎学力と専門知識(縦糸)に加えて、社会の課題を総合的に問題解決するための能力である「社会人基礎力」の育成が、近年の社会ニーズとして強く求められています。
学部と大学院システム理工学専攻の連携によるシステム工学教育で身につける経験と知識(横糸)は、社会のニーズに合致し、社会で活躍できる人材を育成していきます。
体験を通じたプロジェクト型学習
複雑化している理工学分野で「もの」や「こと」に対してその仕組みを解明し、横とのつながりを重視した付加価値のあるものづくりや、新たな枠組みを考えることができる創造力豊かな人材を育てるため、年次の早いうちから、学部内の複数学科で取り組む体験を通じたプロジェクト実践教育(PBL:Project-Based Learning)が用意され、4年間じっくり学べます。さらに、システム理工学専攻の特別演習、産学・地域連携PBL、グローバルPBLなど、実践的な学修を繰り返し体験していくことで「総合的問題解決力」と「コミュニケーション力」に加えて、「グローバル人間力」と「異文化理解力」を修得していきます。
この教育プログラムと研究活動を通じて、専門分野の知識と他分野の知識を融合することで、グローバル社会で活躍するための「武器、もしくは他人と違う個性」としてシステム工学を有効に活用できる人材を創出していきます。
- 電子情報システム学科
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イノベーションとシステムアプローチにより豊かな情報化社会をつくる
グローバルな高度情報化社会をつくるため必要なシステムとイノベーションを発想できる21世紀型の技術者をめざして、ソフトウェア、メディア・ネットワーク、ハードウェアなどの幅広い分野について専門知識を学び、実験や実習を通じてシステムアプローチと感性を実践的に身につけます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・情報)/CAPM/SDGsアクター
- 機械制御システム学科
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未来をつくるものづくり、未来を担う人づくり
現代社会を支える高機能ロボット、次世代自動車、クリーンエネルギー・パワーソースなど、これからの国づくりに欠かすことのできない機械制御システムの解析、開発、設計、製作を行う基礎を、人-環境-社会を含む広範な視点から全体を最適化する原理や思考(システム工学)とともに学習します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・工業)/CAPM/SDGsアクター
- 環境システム学科
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環境をシステムとして捉え総合的に問題を解決
身のまわりの施設や住宅、まち、地域、さらに国土や地球規模の「環境」を対象に、建築や都市といった人間の活動をシステムとして総合的に捉え、問題点と解決策を考えることが目標。専門知識と実践的な能力を身につけます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学)/一級建築士(一級・二級・木造)/コンクリート技士・コンクリート主任技士/コンクリート診断士/CAPM/SDGsアクター
- 生命科学科―生命科学コース
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「老化」をキーワードに生命の不思議を解明
老化や環境汚染など近未来に立ちはだかる生命科学諸問題を理解するため、基盤となる専門知識を身につけ、これを解決する方法を導きだします。誰もが充実した生活を送れるように、例えば認知症の原因追究と予防法の開発、環境汚染物質の微生物による分解法の開発など現代社会のニーズに合った研究に取り組みます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学・理科)/高等学校教諭一種免許状(数学・理科・工業)/CAPM/SDGsアクター/毒物劇物取扱責任者
- 生命科学科―生命医工学コース
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人の生命や機能回復を助ける装置やシステムを開発
機械工学や電気・電子工学を融合したメカトロニクスを基礎に、福祉・医療支援ロボット、リハビリテーション機器、人工臓器など、人の生命や機能回復、あるいは年をとっても健康に過ごすためのさまざまな装置や支援システムの開発に取り組み、ものづくりの手法を学びます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学・理科)/高等学校教諭一種免許状(数学・理科・工業)/CAPM/SDGsアクター
- 数理科学科
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社会のさまざまな問題に数理科学からアプローチ
複雑化する実社会の問題を解きほぐすには数理科学的手法が有効です。そこで、数学の基礎をしっかり学んだ上で、具体的な問題も見据えてシミュレーション技術などの応用力を身につけ、科学・工学の幅広い分野で活躍できる人材を育成します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
中学校教諭一種免許状(数学)/高等学校教諭一種免許状(数学・情報)/CAPM/SDGsアクター
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デザイン工学部
注目ポイント
デザインという広い学問分野を学ぶための授業体系
デザイン工学部には2つの学問領域(系)がありますが、授業体系は共通で、両系の科目を取ることができます。これはデザインという広い学問分野を貫く共通的な能力を養成するためです。
1年次は人間と社会を理解するための「共通教養科目」、デザインの基礎を体験する「デザイン基礎表現演習」。また、後期には複数の演習を体験することにより、自分に向いた専門分野を見出すことができます。2年次には、デザイン工学の基礎知識を修得するため「共通基礎科目」を学び、より本格的な演習を履修します。3年次では、専門性を高めるための「専門科目」を学びます。デザイン工学部の特徴科目の一つである「プロジェクト演習」では高度な実践力を身につけます。4年次は総合プロジェクト(卒業研究)に取りくみます。
デザイン工学部は時代の要請です
21世紀の高度技術社会では、技術者が直面する問題はますます複雑になり、1つの技術、1つの手法のみで解決されることはありません。デザイン工学部の教育は、ものづくりのうえで必要となる専門教育と、これらを横断し総合的な視点で捉える共通教育を柔軟に調和させることを試みています。専門性を高め、深さを指向した教育を大切にしながら、社会を支える工学基礎や幅広い知識と視野を重視した教育をめざします。
- デザイン工学科―生産・プロダクトデザイン系
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プロダクトデザインの基礎から応用まで学習
プロダクトデザインの手法やプロセス、最新の生産技術を身につけた人材を養成するカリキュラムを編成。ユニバーサルデザインやサスティナブルデザイン、エモーショナルデザインなどのプロダクトデザイン技術、またCAD/CAM、材料工学、成形加工やマネジメントなどの生産技術について学びます。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
高等学校教諭一種免許状(工業)
- デザイン工学科―ロボティクス・情報デザイン系
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製品の操作性や機器 ・ ロボットの振る舞いのデザインを学ぶ
情報サービスの企画、ユーザインタフェース設計、プログラミング、ソフトウェア設計、 ロボティクス、人工知能などを相互の関連性を理解したうえで学びます。銀行ATMの画面表示から、スマートフォン、ロボットまで情報が関わる産業分野で活躍する人材を育成します。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
高等学校教諭一種免許状(工業)
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建築学部
注目ポイント
充実の学科共通教育と3つのコースの独自性
3つのコースは1つの建築学部建築学科として緩やかに連帯しつつ、それぞれカリキュラムの独自性を持っています。基礎的な建築教育は学科共通で行われますが、設計演習科目で取り上げる課題の違いやコース独自の専門科目の配置により、各コースの特徴に沿ったカリキュラムとなっています。
多様な建築専門分野&ゼミ・研究室選択の柔軟性
1年次から3年次前期の専門基礎課程では、共通専門科目、設計・演習、共通・教養科目を学びます。そして、3年次後期から4年次の専門応用課程では、学生は自身が所属するコースに関わらず、教員が提供するプロジェクトゼミや研究室を横断的に選択することが可能となります。特定の分野にとどまらない多様な選択肢を通じて、より多くの知識を得ることができます。
- 建築学科
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多様な建築専門分野&ゼミ・研究室選択の柔軟性
建築学部建築学科は、入学から3コースに分かれてスタートします。すべてのコースにおいて基礎的な建築技術と教養の習得を徹底し、知識・技術の土台づくりを行う一方、コースごとに特色のある専門科目が用意され、各コースの教育方針に沿ったカリキュラムとなっています。また、3年次からのより専門的な建築教育では自らの専門分野を主体的に選択し、より専門性を深めていきます。
APコース(先進的プロジェクトデザインコース)
建築の技術をベースに多様な価値観と国際的な知見で社会の諸問題を自立的に解決するプロジェクトをデザインする。
SAコース(空間・建築デザインコース)
身の回りの空間から住宅、建築などのスケールに重心を置き、幅広領域の建築技術を総合し、建築・都市・空間をデザインする。
UAコース(都市・建築デザインコース)
建築から都市、まちづくりなどのスケールに重心を置き、幅広い領域の建築技術を総合し、建築・都市・空間をデザインする。
【取得できる資格または目指すことができる資格】
建築積算士補/建築士(一般・二級・木造)/施工管理技士(一級・二級)/コンクリート技士・主任技士/建築設備士
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芝浦工業大学 入試部入試課 |
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