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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

現代文

2022年度入試の問題分析

各学部個別のA方式と全学部統一のE方式がある(P・G方式はE方式の問題を用いる)。E方式と経営・法学部のA方式は解答がすべてマークシート方式であり、範囲は現代文と国語総合(近代以降の文章)に限定される。E方式の第三問では例年明治、大正期の文語文が出る(2022年度は明治時代の新聞社説)。A方式は学部によって問題の形式が異なる。経営学部は複数の文章を組み合わせ、図や表を用いた問題が特徴的である。文学部は古典を範囲に含み、漢字の読み書きが長文読解とは独立した大問になっている。経済学部は英語との融合問題である。また、文学部と経済学部では記述問題も出題される。すべての形式・学部で問題は大問3題である。問題文は評論と随筆が中心であり、幅広い分野から題材が選ばれている。設問は漢字、語句の意味、文学史などの知識問題と傍線部説明、空欄補充、本文全体の内容一致といったオーソドックスな構成で、難易度は標準レベル。しかし、ほとんどの方式、学部に4,000字を超える問題文が含まれており、1題ごとの設問数も6~20問と決して少なくはない。

2023年度入試対策・学習アドバイス

知識を身につける

語句の問題では、なじみのない言葉も出題される。文章を読む際、意識して語彙(ごい)を増やす姿勢で臨む方がよい。知らなかった語や意味を曖昧に理解していた語は国語辞典で調べる習慣を身につけよう。また、類義語や対義語も合わせて覚え、知識を体系化する。文学史は、国語便覧などで著名な作家、代表作とそのあらすじ、活躍した時代や人間関係をまとめておこう。

様々なテーマに触れる

問題文のテーマについて、背景や論点を知っていれば、読み解くうえで役立つ。現代文の用語集には、頻出分野の議論や重要概念を解説したものがあるので、繰り返し読み、大まかにでもよいので理解しておこう。

読解力を磨く

レベルの高い文章を正確に理解する読解力と、手早く解答する処理能力がともに求められる。最初は読解力の向上を優先した方がよい。冒頭の数段落で何が論じられているのか把握し(理解できなければ読み直す)、そのうえで個々の文や段落がどのように関係するか整理しながら読んでみよう。また、文章全体で筆者が伝えようとしていることを絶えず意識しながら読むようにしよう。処理能力の向上は、こうした読み方に慣れてからでもよい。選択肢問題については、解答をひとつに絞るのが難しいときにも、本文のなかから根拠が見つかるまで粘り強く探すようにしよう。文学部をA方式で受験する場合、過去問に加え、30~50字程度の記述問題が含まれる問題集で演習しよう。答案は添削を受けるのが望ましいが、ひとりで勉強する場合でも、解答した後、自分の答えが問いの要求を満たしているか、検討する習慣を身につけよう。

経済学部「英語・国語」融合問題

経済学部では第1問は英文、第2問と第3問は現代文が課題となっており、それぞれの大問で英語と現代文の小問が出題される。科目の枠を超えた学力を求められるが、現代文と英文をそれぞれ着実に読み進めれば決して解きにくくはない。現代文の小問は空欄補充が中心である。「漢字2文字で書きなさい」など、字数を指定した記述問題が数問含まれることに注意したい。

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