大東文化大学大学からのお知らせ 入試対策情報
一般選抜対策
日本史
2026年度入試の問題分析
各試験日とも問題数は大問5題・小問50問で、解答方式はすべてマーク方式である。出題形式は、短めの問題文(高校生がまとめたメモや、高校生と大学生の会話文を利用したものも近年見られる)・史料(現代語訳された史料を含む)・グラフなどを用いた、空所補充・下線部問題・正誤問題・年代配列問題など、様々な形式が採用されている。空所補充では空欄を複数設けた語句の組み合わせ問題、史料問題では史料の読み取り問題なども出題されている。各試験日とも正誤問題が設問の40%前後を占め、受験生の思考力・判断力を測ろうという大学側の姿勢が見てとれる。また、受験日によって有利・不利が生じないように、試験日ごとに難易度の差もなく工夫された良問が多くの設問を占める。時代別に見ると、第1問は原始・古代、第2問は中世、第3問は近世、第4問は近代、第5問は文化史(古代~近代の範囲で、学問・文芸・美術など分野は多岐にわたる)で、例年と同じ配分で出題され、戦後史も例年どおり出題されなかった。分野別に見ると、第5問を除いて、各試験日とも政治・外交を中心とし、そこに社会経済や文化を織り交ぜて出題する問題が多い。
2027年度入試対策・学習アドバイス
正誤問題・史料問題・文化史対策を忘れずに!
正誤問題対策はもちろんだが、頻出史料(教科書などに掲載されている史料)を利用した問題の出題が多いので、史料問題対策も忘れてはならない。従来は、古代・中世で史料を利用した出題が多く、近世・近代は問題文を用いた出題が多かったが、近年は近代からも史料を利用した問題が出題される傾向にある。また、未見史料(教科書などに掲載されていない史料)も出題されることがある。未見史料問題の対策は、大東文化大学の過去問を利用して、解答を導き出す練習を積んでおくとよい。一見難問に見えるかもしれないが、問われている事項は史料中のキーワードに着目すれば、時代・出来事などを特定することができ、さらに設問をヒントにして内容が把握できるように工夫されているので、解き方さえ理解しておけば確実に得点源となる。ほかの受験生に差をつけるためにも過去問演習を繰り返してほしい。また、多くの受験生が不得意としている文化史からの出題が全体の20%以上を占めるため、各時代の文化の特徴を正確に理解し、知識を整理して実戦力を身につけておくことが大切である。
過去問の研究に加えて、正誤問題対策の問題集を併用する!
出題されている設問の多くは教科書範囲に収まっているが、一部ややレベルの高い歴史用語が問われることもある。また、前述したように受験生が不得意としている正誤問題や史料問題も数多く出題されている。教科書の太字のみをやみくもに暗記する学習や、一問一答式の問題集を繰り返すというような学習では合格点に達することは難しい。そこで、教科書を精読することが重要であることはもちろんだが、用語集などを併用して、重要な出来事については深く理解するという姿勢で学習を進めていってほしい。各試験日ともほぼ同一の形式・レベルで出題されているので、できるだけ多くの過去問演習に取り組みたい。また、正誤問題が多くを占める共通テストやセンター試験の過去問を利用することも有効な対策となるだろう。


