私立

わせだ

早稲田大学

早稲田大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

文学部・文化構想学部

読解問題3題と会話文1題と英作文1題という大問構成が20年続いており、英文量や設問数にも変化はない。解答形式は英作文のみ記述式で、その他はマークシート方式である。抽象度の高い英文が多いうえに空所補充問題の比率も高いため、かなりの思考力が要求されている。空所前後の文脈を踏まえて、「この流れから判断すると、こういう内容になるはず」という推測力が問われているといえるだろう。

設問形式は様々だが、出題の狙いは一貫しており、文章全体の論旨展開を理解したうえで設問を解く鍵となる箇所を見つけることが肝要だ。そのためには、ただ漫然と英文を読み進めるのではなく、各設問の根拠となる箇所を自力で発見できるように努めよう。空所補充問題では文脈把握に加えて、文法・語法や構文の知識も必要となるので、まずは基本的な知識を確実に習得しておくこと。英作文は「1文での要約」という形式で、与えられた書き出しに続けて自分の言葉(4~10語)で要約を完成させるというものである。身近なテーマであることが多く、要約の方向性は決めやすいが、限られた語数で的確にまとめる表現力が求められる。

教育学部

2022年度に会話文問題が姿を消したときに出題形式が大きく変わったが、2023年度以降は4年連続して「読解問題3題」という大問構成(解答形式はすべてマークシート方式)になっている。英文のジャンルや設問形式が多岐にわたることに加えて、設問の難度が高く、判断に迷う選択肢が含まれていることから、設問の処理には正確かつ迅速な文脈把握が要求される。

かつては大問4題で2,000語程度という分量だったが、近年は大問3題で3,200~3,500語程度へと大幅に増加しており、2026年度はついに3,600語を超えた。英文のテーマは、文化・言語・歴史が頻出だが、科学論のような理系向きのテーマも過去に出題されているので、様々な分野の英文に慣れ親しんで、背景知識を仕込んでおくとよいだろう。さらに、情報を整理しながら長文の要旨を読み取るという訓練を日常的に重ねておこう。設問は空所補充・内容説明・内容(不)一致・タイトル選択など変化に富んでいるので、同様の形式の問題で練習するのが近道だ。読む分量も設問数も多く、設問によって難度の差もあるため、得点できる設問は必ず正解する確実性を身につけておきたい。

法学部

2026年度は大問7題(読解問題2、文法・語法1、短い本文の空所補充2、英作文2)構成で、2025年度より1題増加した。解答形式は英作文のみ記述式である。読解問題は英文量が多く、設問は文脈把握力を試すものが中心である。英作文は2題あり、与えられた2つの文の主張に関する論理的な誤りを説明するという新形式のものと、自分の意見を9行で書くという従来の自由英作文形式のものだった。

読解問題(2題で1,900語弱)は内容一致型の設問が中心で、本文と選択肢を丹念に照合しながら読み進めていく訓練が必要だ。英文自体の難易度は標準レベルだが、選択肢を含めると膨大な量の情報を制限時間内に処理することになるので、論旨展開をいかに迅速にかつ的確に把握するかが鍵となる。文法・語法は文法的な誤りを探す正誤判定形式であり、基礎~標準レベルだが、文法知識を総動員して判断する必要があるので、問題集などで類題を解いてコツをつかんでおこう。自由英作文は、与えられたテーマに沿って理由も含めて自分の考えを100語程度でまとめることが求められるため、普段から表現力を意識して鍛えておこう。

政治経済学部(総合問題)

「総合問題」では3題のうち2題が英語による大問(読解問題1・自由英作文1)となっている。2026年度の英語の読解問題は「世界の人口動態・教育・持続的発展」に関する政策提言書からの出題であり、空所補充と内容一致が中心だった。自由英作文は、先述の政策提言書に関連するテーマが与えられており、その主張への反論と自分の意見を書くという形式になった(語数の目安は150~200語程度)。

読解問題では、思考力および判断力に加えて、表現力が重視された設問形式になっているので、同様のタイプの問題演習が必要となる。過去問などを活用して研鑽を積んでおこう。本文の内容に関連する図表についての設問が出題されることも多く、記述式の内容説明問題では制限字数内で内容を的確にまとめることが求められるので、盛り込むべき情報の取捨選択が重要となる。独学で対策するのは難しいため、定期的に添削指導を受けるとよいだろう。自由英作文対策としては、あるテーマに沿って、自分の言いたい内容をミスのない英語で読み手に簡潔に伝える文章を書く練習が不可欠となる。これも添削指導で上達するはずだ。

商学部

大問5題(読解総合4・会話文1)という構成がずっと定着している。2024年度は分量的な負担が大幅に増えて難化し、2025年度は例年並みに戻ったが、2026年度は再び分量が増えて難度も上がった。本文中の空所を埋める語句整序問題(記述式)が課されるのが特徴的で、各々の長文の難易度は標準レベルだが、設問形式が多岐にわたっており、かなりのスピードで処理することが求められる。

読解問題4題の総ワード数が近年は3,000語前後で推移していたが、2026年度はついに4,000語を超えた。新聞や雑誌からの出題が多いので、日頃からネットを利用して様々なジャンルのニュース記事に慣れておくと速読に役立つだろう。2026年度はTF型の内容真偽問題が姿を消したが、依然として内容一致問題やタイトル問題は出題されているので、段落を1つ読み進めるたびにその段落内容を再確認する習慣をつけておこう。そうすれば、段落の見出しを選ぶ新傾向の問題にも対処できる。また、語句整序による英作文も出題されるので、基本的な例文を暗唱し、中級レベルの単語・熟語や頻出構文に関する知識を自在に使いこなせるようにしよう。

基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部

2026年度も近年と同様の出題形式であり、読解総合問題、文法・語法問題、論理クイズ的な問題、語彙(ごい)問題など大問5題が出題された(解答形式はすべてマークシート方式)。読解総合問題は、3つのテキストで構成されており、論理的に推論させる内容一致問題などはこの学部独自の特徴的な出題形式である。読むべき分量が非常に多く、設問も多岐にわたっているため、時間配分に注意して手際よく処理する必要がある。

理工学部の入試問題では、語彙(ごい)力・文法力・読解力を前提とした幅広い英語の運用能力が試されている。英問英答形式の読解総合問題、空所補充や文整序・語句整序問題、論理クイズ的な要素を含んだ問題など、大問ごとに出題内容が大きく異なり、設問形式も様々である。したがって、理工学部の過去問を数多く解くことを通して、この学部独自の出題の特徴や設問の狙いなどを把握し、自分の解答指針を定めておくことが不可欠だ。また、定番となった語彙(ごい)問題(英語での定義に続く2つの例文の空所に共通する語を答える形式)では、豊富な語彙(ごい)力だけでなく、品詞などの正確な文法力を踏まえた推測力も必要となる。

国際教養学部

この学部では、2021年度以降は「Reading 90分/Writing 60分」に分けて実施されている。Readingは読解問題3題で構成されており、総語数は毎年3,000語を超える水準で推移している(2026年度は約3,100語)。段落の要旨を問う問題や内容(不)一致問題や同義語選択問題が中心であり、マークシート方式ではあるが難度はかなり高い。Writingは自由英作文2題と日本語での要約問題1題で、いずれもかなりの難問である。

読解問題は、学術的で抽象性の高いテーマであることが多く、普段から論説文やニュース記事などの堅い英文を読み込んで慣れておくことが大切だ。段落の要旨を問う問題や同義語選択問題に対応するには、「この段落での筆者の主張は何か」「この語はここではどういう意味で使われているのか」などを推測しながら読み進めていく必要がある。自由英作文では与えられたテーマに対する自分の意見や図表を見て気づいた点など、重要な内容を読み手に明確に伝える文章を書く訓練を、日本語での要約問題では英文を読みながら必要な情報をメモに取り、その情報を組み込んだ要約文を書く訓練を十分に積んでおこう。

人間科学部

読解問題1題と文法・語法2題という大問構成に変わりはないが、2025年度から入試制度の変更に伴い、試験時間が90分から60分に短縮された。2026年度も、このスリム化された形式が踏襲されている。解答形式はすべてマークシート方式であり、英作文などの記述式問題はない。難易度は標準レベルだが、読解問題にはこの学部独特の選択肢(All of the aboveやNone of the above)があるので慣れが必要である。

読解問題では6種類の独立した短い文章(長くとも400語強)を使って、段落ごとの情報を的確に把握できているかが問われている。出題形式が人間科学部独自のものなので、過去問にできるだけ多く取り組み、設問の形式に習熟することに加えて、本文と選択肢をどのように対応させているかといった出題側の意図を見抜く力も身につけておきたい。文法・語法問題では、空所に入れるべき前置詞・副詞を問うもの(10問)と正誤判定問題(10問)が出題されている。かなり細かい知識まで要求されることもあるので、文法・語法や語彙(ごい)に関する問題を多くこなし、正確な文法力と的確な語彙(ごい)運用力を養成したうえで本番に臨もう。

社会科学部

2025年度は読解問題4題と文法・語法問題1題という構成だったが、2026年度は読解問題4題のみに変更された。文法・語法問題が消えた代わりに、各読解問題の設問が1問ずつ増加したのでそれほど楽にはなっていない。解答形式はすべてマークシート方式だが、英文や選択肢のなかに語彙(ごい)レベルの高いものが入っており、さらに判断に迷う選択肢も含まれているため、難易度は「標準~やや難」である。

近年は長文4題の総ワード数が4,000語に迫る高水準で推移していたが、制限時間が60分に短縮された2025年度は約2,800語に減少し、2026年度も約3,100語だった。本文に記述されている情報を整理しながら読み取る能力が求められており、内容一致問題を中心に空所補充問題や同義語選択問題が多く出題されているので、論旨展開を的確に把握したうえで「この空所にはどういう内容が入れば筋が通るのか」「この語はこの文脈ではどういう意味になるはずか」などを推測する力が必要となる。また、社会問題のような時事的なテーマが出題されやすいため、日頃からネットや雑誌の記事などでこの種のテーマの題材に親しんでおくとよいだろう。

PAGE TOP