京都女子大学大学からのお知らせ 入試対策情報
英語
2026年度入試の問題分析
前期3科目型は2025年度に変更された出題形式をほぼ踏襲し、試験時間は60分で大問4題、全問マークシート式でマーク総数は35、という構成であった。大問Ⅰは長文読解問題である。2024年度までは長文読解問題は2題出題されていたが、2025年度からは大問Ⅰの1題のみに集約されている。空所補充、同意語句選択、内容真偽、タイトル選択などの6問構成で、小問数のトータルは7問である。語数は600~900語程度とやや幅があった(2025年度は600語程度で統一されていた)。大問Ⅱは従来同様600語程度の、大問Ⅰに匹敵する長さの対話文の空所補充問題で、前後の文脈を踏まえて適文を選ぶ形式である。小問数は8問。大問Ⅲは文法・語法・熟語の知識を問う4択空所補充問題で、8問構成。大問Ⅳは語法・熟語・構文の運用力を問う、日本文つきの語句整序問題で、小問数は2025年度の8問から6問(マーク数でいえば16から12)に減少。
どの大問も難易度は標準レベルだが、60分の試験時間内に全問を処理するには、停滞せずにサクサクと読み解く力が要求される。前期2科目型においても、大問4題構成、マーク総数も35と、3科目型とまったく同じ出題形式であった。試験時間は従来どおり、ほかの1科目と合わせて計120分という設定である。
2027年度入試対策・学習アドバイス
文法・語法の運用力を高めよう
大問ⅢとⅣを得点源にするには、文法・語法を総合的に演習できる問題集を反復学習する必要がある。「1回目は解説解答を先に読み、その後自力で解けるかチェックし、2度目以降は初めから自力で」などと自分に合う効率的なやり方を工夫しよう。大問Ⅲ型の問題では、素早く正確に解けることを目標にし、苦手意識を持つ受験生の多い大問Ⅳ型の語句整序問題には数多く取り組んで自信をつけよう。また、文法・語法の知識は、大問ⅠやⅡの長文系問題を読み解く際の心強いツールとしても活用されなければ意味がない。
単語・熟語の知識を強化しよう
読解力のもうひとつの基盤は語彙力である。愛用の単語集の暗記作業を、前述の文法・語法問題集の学習と並行して何巡も繰り返そう。熟語は総合的な文法・語法問題集でも学習できるが、熟語集の方が覚えやすい人には熟語集がおすすめだ。大問Ⅱで会話特有の慣用句がポイントになることはあまりないが、対話文のスムーズな理解のためにも、総合的な文法・語法問題集に載っている会話表現は一通り習得しておきたい。
速読できる読解力を身につけよう
全体的にかなりのスピードで解くことが求められるので、前半の読解系の問題での正確な速読即解力が合否を分けるといっても過言ではない。必要な情報を正しくつかみ、その要旨を脳内に保持しつつスピーディーに読み進める力を身につけるには、文法面・語彙面の知識と論理的な思考力を武器に、実際に英文を読む訓練を積み重ねるほかない。読み慣れるにつれて次第に速く正確に読めるようになっていく。多くの問題に取り組み、構造や内容がつかめない箇所や間違った設問は徹底分析し、素早く読み直し解き直す。自分にとっての「難所」の克服こそ、速読即解への近道だ。読解・長文・会話系の問題集や過去問に取り組み、精読と速読を繰り返そう。読解学習を通して文法力と語彙力も鍛えられていく。


