私立

京都橘大学

入試対策情報

英語

2022年度入試の問題分析

大問4題、全問マークシート方式、難易度は標準レベルである。[I][II]は500語前後の長文読解問題、[III]は短文空所補充および語意定義選択問題、[IV]は日英対照式の英文完成問題。[I][II]ともに、空所補充、類義語句選択、内容真偽問題が同形式で出題されている。年度により語数が増減することがあるが、入試標準レベルの英文という点で一貫している。[III]はABに分かれ、Aは文法・語法の問題が5問。Bでは、与えられた単語を定義する英文を選ばせる問題が5問。[IV]の英文完成問題は、400字前後の日本文が与えられ、その英訳文を完成させるというもので、京都橘大学の特色問題と言える。英訳文中の下線部に空所が設けられ、日本文の該当箇所の意味に合うよう、適語を選択肢の中から選んだり、与えられた語句を並べ替えたりして英文を完成させる。語彙(ごい)の知識に加え、日本語・英語における解釈力と表現力、2つの言語の発想の違いに着目して考える力が求められる。

2023年度入試対策・学習アドバイス

標準レベルの語彙(ごい)力を

語彙(ごい)力は得点に直結する。ひとつでも多く覚えよう。単語集で紹介されている同義語も覚えたい。なお「暗記」に苦労している人には、実際に発音しながら繰り返し書くことをおすすめする。「マークシート方式だから書けなくてもよい」と考える受験生もいるが「声を出し手を動かす作業」は「五感」を刺激し記憶の定着を促す。さらに単語の意味を英英辞典で確認すると[III]B対策にもなる。

文法・語法対策は反復練習で

幅広い範囲から出題されるので、苦手項目を克服しておきたい。そのためには①参考書を最低3回読む。例文を音読し、解説を熟読する。②問題集を使い該当範囲の問題を解く。③参考書を再読し理解度を確認する。①~③を文法項目ごとに行う。なお問題集は「文法項目別編成」「解説が豊富」を条件に自分が「使いやすい」と感じたものを選び、同じ問題に最低3回は取り組むこと。100問を1回解くより30問を3回解いた方が得点力はアップする。

長文に慣れよう

全体を通して1,000語以上の英文を読むことになるので、まず「長文」に慣れること。リーダーの教科書のような、空所や下線部のない英文を利用し、辞書を引かずに1~2回読んだ後、全文訳を見て理解度を確認する。その後、改めて英文を読み直す。知らない語句があっても、最後まで読み通す気力や集中力を養いたい。次に京都橘大学の過去問を解き、答え合わせをしながら意味がわからない語句を辞書で調べる。以後、同じ問題を3~5回、数日間隔を空けて解く。問題のレベルと形式に慣れることで自ずと得点力はアップする。

直訳ではない和文英訳に慣れる

[IV]対策として、日本語の文章とその英訳を対照しながら読む練習を積んでおきたい。効果的なのが書店の語学書コーナーなどにある日英対訳式(左右の頁に日本文と英文が載っている)書籍を利用する方法である。評論文や実用書など多彩なジャンルのものが出ているので、興味の持てそうなものを1冊選び、段落毎に「日本語→英語」の順に読み進めていく。英文中のキーワードとなる語句はマーカーを引いたりノートに書き出したりして覚える。結果的に[I][II]の長文対策にもなる。