龍谷大学大学からのお知らせ 入試対策情報
数学III・C
2026年度入試の問題分析
2026年度入試では、前期・中期日程ともに大問3題で、試験時間が60分であった。解答方法はすべて記述式である。第1問が小問集合で3問あり、第2・3問は2~3問の小問に分かれている。出題内容は式と計算、集合と論理、場合の数・確率、三角関数、指数・対数関数、数列、ベクトル、複素数平面、微分・積分と多岐にわたっているので、まんべんなく学習しておく必要がある。1題あたり20分の解答時間があるので、十分考える時間はある。
前期日程(1月31日)では、集合と確率の融合問題が出題されており、単に公式にあてはめて解くのではなく、思考力が問われていることがうかがえる。
2027年度入試対策・学習アドバイス
記述力をつけよう!
問題のレベルとしては標準的であるので、教科書をきちんと読み、公式や定理を理解できていれば解答することはできる。ただ記述式であるから、単なる式の羅列ではなく、採点者に自分の考え方が伝わるように説明を書かねばならない。そのためには証明問題だけではなく、どんな問題でも丁寧に答案を作成していこう。図やグラフなどを描くのはもちろんのこと、それらの説明も書くこと、接続詞や指示語も正しく用いて書くことが大切である。数学でも国語力が問われるのである。
数学Ⅲの微分法・積分法は頻出
2026年度では前期・中期日程のいずれにおいても、第1問の小問集合内か第2・3問の大問で数学Ⅲの微積分の問題が出題されている。導関数を求める、接線の方程式を求める、関数の増減を調べる、極値について調べる、関数の最大値や最小値を求める、面積や体積を求める、絶対値記号のついた関数の積分計算といった問題で、考え方として難しいものはないが、計算をミスすることなく最後までできることを要求される。式が立てられても答えが求められなければ、大きな減点になることもあるので、できたと思っても必ず見直すようにしよう。また教科書や標準レベルの問題集で毎日、微分・積分の計算練習をする習慣をつけよう。あわせて、極限の計算練習もしておこう。
数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Cでは確率とベクトル、数列が頻出
例年、すべての日程において確率が出題されている。確率は苦手とする人が多いが、問題の条件を把握し、うまく言い換えていき、丁寧に調べ上げていけば決して難しいものではない。確率漸化式の問題も頻出であるから、漸化式を自分で作る練習もしておこう。ベクトルは平面、空間ともに考え方は同じである。問題の条件から式をつくり、ベクトルの始点をそろえて計算すればよいだけなので、これも繰り返し練習しておこう。数列はまず基本の公式をしっかり頭に入れ、群数列などの応用問題にも対応できるようにしておこう。
2025年度は複素数平面からの出題がなかったが、2026年度では出題されており、複素数平面についてもしっかり学習しておこう。
龍谷大学合格のために
まずは教科書を読み、例題などの解答を見て答案の書き方も一緒に学んでいくとよい。あとは標準レベルの問題集で練習を積んでおこう。もちろん龍谷大学の過去問はどの日程のものも必ず解き、試験時間内にどのように戦略を練って解答していくかも練習しておこう。龍谷大学が出している入学試験問題集に記載されているように、「自分の考えをわかりやすく整理して正しく伝える」ように努めよう。


