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拓殖大学大学からのお知らせ 入試対策情報

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2024年度入試の問題分析

全学部統一全国選抜と2月前期選抜A・B・C日程があり、設問構成にそれぞれ多少の違いがある。全学部統一全国選抜は、長文読解問題、対話長文の空所補充問題、短いやり取りの対話問題、文法問題、同意語句選択問題、整序英作文の計6題構成。長文の語数は約400。2月前期選抜A・B・C日程は、長文読解問題2題、対話文問題、整序英作文、文法問題の5題構成となっている。長文の語数は日程や大問ごとに大きく異なるが400~700語程度となっている。対話文問題には、長文タイプ(A日程)と短いやり取り6問のタイプ(B・C日程)がある。整序英作文は和文つき(全学部統一全国選抜、B・C日程)と和文なし(A日程)がある。全体的に2023年度からの目立った変化はなかった。難易度や分量については日程間で多少の差はあるが、試験時間はすべて60分、解答形式はマークシート式となっている。2月前期選抜の長文読解問題の設問は、語彙(ごい)力を問う問題や空所補充問題、内容一致問題に加えて単語や表現を英語で言い換える問題など多種多様な構成となっている。

2025年度入試対策・学習アドバイス

長文読解問題を攻略しよう

A・B・C日程では長文読解問題が2題出題されており、分量も多く、設問パターンも多岐にわたる。全学部統一全国選抜では長文読解問題は1題。内容一致問題がメインで、設問文がすべて英語で書かれているため、素早く正確に設問文の意味を読み取る訓練も必要となる。いずれの長文も内容や設問に難解なものは見られないが、制限時間を考慮すると速く正確に読む力が問われているといえるだろう。日頃から英文を読む習慣を身につけ、様々なトピックの英文に親しんでおくようにしよう。長文読解は時間もかかり、単語をこまめに調べる作業も大変だが、決して対策を後回しにせず、得点源にできるようにしっかり練習を積んでおこう。

基礎的な文法事項を習得しよう

文法・語法の問題では、基本事項をしっかりと習得できていれば確実に高得点を狙えるので、基本レベルの文法書を1冊丁寧に仕上げておくとよいだろう。全学部統一全国選抜では、同じ意味になる熟語の言い換え表現を選択する問題が出題されているため、学習の段階からこまめに同義表現をチェックし、覚えていくようにしよう。

会話表現に慣れよう

会話問題では、長文の対話の形式と、短いやり取りの対話を完成させる形式が出題されている。A日程の長い対話問題では、空所に入れる選択肢が前半と後半に分かれる珍しい形式となっており、空所前後のやり取りの流れを論理的に判断する力も問われている。表面的なセリフの意味を押さえるだけでは解答が難しいものも見られるため、長文と同様に論理的に会話のやり取りが成立する読解力をつけておこう。

整序英作文の力を磨こう

整序英作文はどの日程でも出題されているため、必ず対策が必要となる。基本的な文法の知識を習得し、頻出の構文、熟語をもれなく覚えれば、素早く正解の英文を作ることができるようになるだろう。A日程では和文が併記されていないため、特に文法・熟語・構文の知識で組み立てていく力が必要になる。基本レベルの和文英訳問題は、記述系の英作文問題の対策だけでなく、整序英作文の対策にも有効なので学習計画に取り入れてみることを勧める。

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