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あいち

愛知大学

愛知大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2025年4月入学)情報を掲載中

数学II・B

2024年度入試の問題分析

出題範囲は数学I・A・II・B(数列・ベクトル)であり、大問3題の出題である。第1問は穴埋め形式の独立小問集合であり、小問数は4問である。第2問、第3問はそれぞれ論述式(ただし、M方式入試のみ穴埋め形式)の大問である。数学I・A・II・Bの様々な分野からまんべんなく出題されている。2024年度の小問で出題された分野は、2次関数、三角比、データの分析、場合の数・確率、整数の性質、平面図形、図形と方程式、指数関数・対数関数、微分と積分、数列、ベクトルであった。また、高校以前で学習するような割合の問題、方程式の文章題などがたまに出題されることもあるので注意しておこう。小問集合の中には比較的難度の高い群数列も出題されていた。大問として出題された分野は2次関数、データの分析、場合の数・確率、整数の性質、図形と方程式、三角関数、微分と積分、数列、ベクトルであった。データの分析と図形と方程式、2次関数と三角関数、図形と方程式と漸化式、整数と数列などの融合問題が出題された大問があった。

2025年度入試対策・学習アドバイス

小問集合対策

小問集合を手早く処理できるようになることが大切である。そのためには、理解をきちんとした後に同じ考え方をする問題を繰り返し解くことでパターン対応力を上げておくとよい。

また、小問集合では幅広い分野から出題されることが多いので、受験生の多くが苦手としている分野(場合の数・確率、図形と方程式など)からも目を背けず、積極的に取り組んでおこう。さらに愛知大学の入試において出題頻度の高い分野(数と式、確率、三角比、式と証明、図形と方程式、三角関数、微分と積分)は特に重点的に学習しておくとよい。

過去問を実際に解き、愛知大学の問題の難易度を肌で感じておくとよいだろう。

論述式対策

論述式の対策も欠かしてはいけない。出題頻度の高い分野である場合の数・確率、微分と積分は特にしっかり対策しておこう。

場合の数・確率は典型問題を解けるようにしておくことに加え、初めて見る設定の問題でも解けるよう日頃から考えて解くようにすることが大切である。微分と積分は、典型的な問題を中心に学習し、最後まで解き切れるように計算力もつけるようにしよう。

また、愛知大学では、解法の丸暗記では対応できない、思考力を試される問題が出題される。そのような問題にも対応できるよう、一つひとつの問題を日頃からしっかり考えておくことが大切である。

日々の問題演習や過去問演習を行う際にわからない問題があっても、すぐに答えを見るのではなく、まずは自分でじっくり考えてみよう。見たことのない問題でも、これまでに学んだ知識や考え方を組み合わせることによって解くことができる。

基本が身についたあとは問題集などを利用して、アウトプットの練習をしっかりしておくとよい。

論述ができているかどうかが自分で判断しにくい場合は先生などに聞いてみるとよいだろう。

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