私立

あいち

愛知大学

愛知大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

M方式入試は、大問9題構成で、正誤問題、文法・語法4択問題、語句整序問題、会話問題、ビジュアル問題、読解総合問題。すべてマークシート方式。読解総合問題では、同義語表現の選択問題、空所補充問題、下線部表現の言い換え、下線部明示問題、英文中の語句整序問題などが出題された。

2026年度入試対策・学習アドバイス

文法・熟語・構文を確実に

文法・語法問題が4択問題形式で出題される。標準的なものばかりなので、ここで高得点を取りたい。文法・構文問題集の反復演習を通して、全分野をしっかりと習得しておくべきだろう。

長文読解では速度が重要

200〜350語程度の単語が含まれる長文が3題出題された。共通テストや教科書レベルの読みやすいものではあるが、問題数が多いので、素早く読む練習が必要である。2025年度の長文のテーマは「AI生成テキストの拡大とその識別技術の進化」「日本のアニメ産業について」「アルコール摂取がDNAに与える影響とそのリスク」だった。2024年度は「日本の少子高齢化による人口減少問題」「アメリカの無声映画の広告用カードをデジタル化し再現するプロジェクト」、2023年度は「ガールスカウトによるドローン利用の勧め」「日本の自動販売機の現状と未来」だった。M方式では、手順説明・ビジュアル問題の出題があるのが特徴。手順説明問題の2025年度のテーマは「地震発生時の避難の手順」、2024年度は「温泉の入り方」、2023年度は「豆腐チョコレートムースのレシピ」だった。また、イラストつきビジュアル問題では、2025年度は「ネクタイの結び方」、2024年度は「ガーリックチーズパンのレシピ」、2023年度は「充電式電池のチャージ方法」についての出題がされた。ネット記事や新聞からの出典が多く、国内外の最近の時事・社会問題をテーマにした長文が多く扱われるので、普段から日々の報道に関心を持ち、最近話題になっている時事問題や社会問題に触れることが大切である。

2026年度より出題形式が変更に

出題形式が統一され、すべてマークシート方式になる。サンプル問題は大問5題構成で、イディオム・語彙(ごい)の知識に関する4択問題(5問)、文法・語法4択問題(5問)、会話問題(8問)、読解総合問題(32問)。読解総合問題では、350〜400語程度の長文とそれより少し難度の高い650〜750語程度の2つの長文が出題されるだろう。そのなかで同義語表現の選択、空所補充、下線部表現の言い換え、下線部明示、動詞の適切な形の選択、英語表現、語句整序、アクセント、内容一致などの問題が出題される予定。一見すると文法・語法問題の出題は少なく見えるが、長文中でも文法・語法問題や熟語表現などが随所で問われることになる。正確な文法・語法や構文・熟語を勉強しておくことが合格への鍵となるだろう。内容一致問題も出題されるので、文法などを考えつつも正確に内容を把握する力も求められる。特に長めの読解総合問題では途中で内容を見失わないよう、各段落の内容をメモしながら読み進める練習をする必要がある。愛知大学のM方式の過去問のみではなく、前期入試の過去問も利用して演習量を積んでおくとよいだろう。

PAGE TOP