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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

出願時に、「現代文1題、古文1題」か「現代文2題」を選択する。現代文では第一問(共通問題)の(一)と第三問が評論またはエッセイからの出題、第一問の(二)は漢字と語句の知識問題である。2023年度に出題された文章は、A日程が画家の東山魁夷に関する評論と、スカシチャタテという虫についてのエッセイ、B日程は近年の動物福祉をめぐる動向に関する評論と、果物の色彩が消費者に与える影響を説いた評論だった。問題文の長さは2,300~3,200字。解答はマーク式と記述・論述式の併用。マーク式の設問は傍線部説明、本文全体の内容一致、空欄補充、語句の理解、漢字書き取り、読み、慣用表現の意味、文学史、文法など。また抜き出し問題のほかに、論述形式の設問がある。論述問題は両日程ともに各大問に1問ずつ出題され、字数はいずれも30字以内だった。難易度は全体として標準程度である。

2024年度入試対策・学習アドバイス

幅広い国語知識を身につける

第一問の(二)だけでなく、長文読解問題にも語句の知識を問う小問が含まれている。語句については類義語や対義語を選ばせる問題もある。全体として知識問題の比重はかなり高いといえるだろう。漢字を含め、知識問題は準備さえすれば必ず得点できるものであるが、入試直前に多くの時間を割くことは難しい。日頃から国語知識全般を網羅する問題集を用いて、問題演習を繰り返しながら知識を積み上げていこう。また、漢字、特に二字熟語は、ただ書きや読みを機械的に覚えるのではなく、意味も理解するようにしたい。できれば例文まで含め、自分で紙に書いて身につけよう。

本文と設問を検討する

選択問題の正答は必ず本文中に根拠がある。選択肢の文章が一般的には正しいものであっても、本文から読み取れない内容である場合は正解にならない。また、本文に書かれている内容であっても、その問題で問われていることから外れている場合はこれも正解にならない。設問や傍線部から読み取るべき出題意図に沿った本文読解および選択肢の検討を常に心がけよう。

抜き出し問題も設問をよく読む

抜き出し問題を苦手とする受験生は、設問で指示された字数だけを頼りに答えを見つける傾向がある。まずは、正答を探すための方向性を設問趣旨や傍線部の分析から見いだし、答えにあたる部分を本文中に見つけ、次にその部分が設問の要求に応えるものになっているか確認しよう。

答案を自分で検討する

例年、論述問題は複数出題されている。2023年度は論述問題の字数はすべて30字以内だったが、過去には異なる字数のものもあった。当然、十分な対策が求められるが、問題演習を多くこなし、添削してもらえばそれだけで力がつくというものでもない。まずは、答案を自分で検証できるようにしよう。答案を作成する過程で、設問趣旨をどのように読み取り、本文のどこに着目したのか明確にしておこう。また答案は、傍線部付近を写すだけになっていないか、設問趣旨から外れていないかといったことを、解答例や解説と照合させて検討するようにしよう。こうした自己点検を経たうえで、さらに、普段習っている先生などに添削やアドバイスをしてもらうと自分の課題が明確になるだろう。

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