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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

現代文

2021年度入試の問題分析

2021年度も、試験時間60分で大問2題を解くという形式だった。大問2題のうち1題は現代文の必須問題。もう1題は、現代文か古文のどちらか1題を選択する。この形式も2020年度同様である。問題文は、必須問題、選択問題ともにおおむね4,000字前後。年度によっては5,000字を超える長文が出題されることもある。文章のテーマは多様だが、1題はやや硬質の評論文、もう1題はエッセイという組み合わせで 出題されることが多い。

設問数は、1題につき9〜10問で、全問マークシート方式である。漢字、語句の意味、空欄補充、傍線部の内容・理由説明など、私立大学入試の一般的な設問が中心となっている。ただし、特徴的な設問もある。問題文の傍線部や論じられている話題に関する説明文が設問についており、その説明文の空欄箇所に入る言葉を選択肢から選ぶという設問だ。2021年度もこうした設問が出題されているため、過去問で慣れておく方がいいだろう。全般的な難易度については、私立大学入試の標準的なレベルである。問題文の重要箇所を押さえながら読み、設問で問われている内容が説明されている箇所を根拠にすれば、さほど迷うことなく解答できる設問である。

2022年度入試対策・学習アドバイス

長文読解に慣れておこう

例年出題される問題文のテーマは多様で、分量も比較的多い。日頃から様々なテーマの長文に慣れておこう。基本的には評論文の出題が多いのだが、2021年度も文学者のエッセイが出題されているので、やはり多様な文章に慣れておく方がよいだろう。入試の現代文でよく取り上げられるテーマや、抽象的な概念についても、できるだけ深く理解しておきたい。そのためには、大学入試用に編集された現代文の重要語集を利用して、語彙(ごい)力を充実させておくことが大切だ。

標準レベルの問題集を利用しよう

特徴的な形式の設問も出題されるとはいえ、問われているのは、やはり問題文の重要ポイントである。したがって、本文を正確に読めるようにしておけば戸惑うことはないだろう。つまり、武蔵大学の現代文入試に向けて、特殊な対策は必要ではない。過去問と市販の基礎〜標準レベルの問題集を利用し、基本的な文章読解力と、文脈を踏まえて解答する正攻法の解き方を、しっかり身につけておくことが最も効果的な対策だ。問題集を選ぶ際のポイントは、解説がどれくらい丁寧で、わかりやすく書いてあるかだ。全体のページ数の3分の1以上は解説に費やしたものを選ぶようにしよう。そして、問題に取り組む際には、本番での時間配分に合わせて解くことが有効だ。さらに、時間内に解く練習をした後には、今度は時間を十分に使って同じ問題を解き直し、筆者が何を伝えようとしているのか、各設問で出題者は何を要求しているのかを、改めて検討し、自分の出した解答に間違いがないかどうかを見直そう。その後に答え合わせをし、解説を熟読するとよい。また、長文対策として、自分の興味のあるテーマについて書かれた新書などを使い、5〜6頁ずつ一気に読んでみるのもよいだろう。その際に、読んだ部分には要するに何が書かれていたのかを、頭のなかで簡潔な言葉にしてみるとよい。本文の内容を整理しながら読み進めるための、練習材料として利用しよう。

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