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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

日本史

2021年度入試の問題分析

全設問で解答形式はマークシート方式であった。設問形式は語句選択と正誤判定、古い年代順に正しく並べたものを選ぶ年代配列で、正誤判定問題が最も出題数が多かった。出題された時代について見ると、前近代からの出題が過半数を占めた。出題分野では、政治史が最も多く、次に文化史が多かった。問題の難易度は標準的であった。正誤判定問題は、歴史用語を知っているだけでなく、歴史の内容をしっかり理解・記憶していなければ正解できないため、受験生は難しく感じるだろう。

2022年度入試対策・学習アドバイス

問題形式・内容に応じた対策

出題形式は全設問でマークシート方式である。そうすると受験生のなかには見てわかればよいと考えて、見るだけ・読むだけの学習で済ませる人がいる。しかし、歴史の内容を正確に、そして完全に覚えるには、声に出す・書くことを意識する必要がある。記憶が曖昧だと、問題を解く際にいくつものことが同時に目に入るから、どれが解答になるのかを判断できず、迷ってしまうおそれがある。また、正誤判定問題において、誤りのポイントとして、問題の時期と選択肢の内容の時期が異なっている場合、それが誤りとなることに気づかないことが多いから、学習する際にいつ頃のことであるかを意識することが必要となる。問題全体の傾向は前近代重視であるが、例年、大問Ⅲでは必ず近代以降が出題されている。そのため、原始から時代順に取り組むことに縛られていると近現代史の学習が不十分な状態で入試本番に突入することになる場合が多い。そこで、時代順の学習を進めつつ、全国模試などで正解できなかった設問が、近代以降から出題された設問であったら、模試の解説や教科書を読んで学習しておこう。少しでも見たことがあると、時代順による近現代史の学習をスムーズに進めることができる。また、分野ごとの学習では、必ず出題されると考えられる文化史の学習を後回しにせず、各時代の政治などの学習を終えたらすぐに取り組もう。さらに、史料を利用した設問が出題されることがあるから、教科書などに記載されている史料にも目を配っておきたい。

教科書の内容をマスターする

正誤判定問題は、歴史の内容の理解度を測るのに適している。この形式を重視しているということから、歴史の内容をきちんと理解した受験生を合格させたいという大学側の意図がうかがえる。それに応えるために受験生は、教科書の内容を出来事の因果関係などのつながりを意識して読み、記憶していくことが必要である。また、必ず複数の時代にまたがるテーマ史の問題が出題されている。テーマ史には特別な対策が必要と考える受験生がいるが、設問では通常の時代ごとの学習(通史の学習)のなかで必ず学習する事項について問うているから、特別な対策は必要ない。また、昭和戦後から出題されることがあるから、1点を争う入試において昭和戦後に関する設問でも得点を挙げる必要があることを考慮すると、昭和戦後についても一通りのことは学習しておく必要がある。

問題演習を必ず行う

入試当日は制限時間内に自力で入試問題を解き、合格点を取ることになる。このことを意識して、覚えたことを思い出し、それを使って問題を解く練習を必ず行おう。過去問演習は正誤判定問題に慣れることにもなる。

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