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ゼミ研究室紹介

掲載している内容は、2022年6月時点のものです

建築都市デザイン学部 建築学科
福島加津也研究室(建築構造学・建築考古学)

福島加津也研究室の1枚!

“”

おお!吹き抜けで、とても広いスペースですね!

建築学科棟の一階と中二階は、学生が使える共同スペースです。大きな模型やたくさんの資料も広げられる、この広い場所がゼミの拠点でもあります(写真はコロナ禍以前のもの)。

こんなオープンな環境で、学べるなんてうらやましいです。

共同スペースなので、他の学年や研究室の学生とも交流が生まれていますね。学生にとっても居心地のいいスペースのようで、なかにはここに住みたいという学生もいたりして…(笑)。

本編に続く

伝統建築に使われた知恵や工夫を考察し
再評価して現代建築に活用する

研究室の特徴

建築構造学と建築考古学に重きを置く

多くの資料を広げたり大きな模型を使ったりするので、
ゼミは広々としたスペースで行う

現役の建築家が教鞭に立つなど実践的な建築の学びを進める建築学科において、建築が持つ構造や伝統的な建築物に知恵を学び新しい建築に生かす試みを行っているのが、福島加津也先生が率いる研究室だ。

「建築設計の学びは、頭を使って考えることと手を使って造ることですが、その双方を重視しています。そのひとつが建築構造学と呼ぶ分野です。物事には筋道があり、きっかけがあって経緯があり、結果につながります。建築も同じで、そこに至るきっかけや経緯を分析していこうという考えです」

福島研究室では、3年後期に配属されると映画ゼミを行う。実際の映画作品を鑑賞して、監督が何を考え、何を伝えたかったのかという構造を読み解き、分析力を養うことを目的としたものだ。

また福島先生はライフワークとして、建築考古学の研究に力を注いでいる。「伝統的な建築物には、様々な工夫や知恵が盛り込まれています。例えば日本の古民家では、自然の力を上手く使った空調などパッシブ型の環境調整を施しています。また土間や障子といった様式が、どのような背景で生まれ使われたのかなどを考えます。日本には近代化の過程で捨ててしまった良いものがたくさんあります。それを拾い上げて再評価し、現代の建築デザインに活用する試みです」と、福島先生は語る。

研究室の学び

実測調査で古民家の知恵を体感する

福島研究室が取り組む建築考古学につながるプロジェクトのひとつが、古民家などを対象にした実測調査だ。民家園などで保存される古民家に赴き、室内外の様々なサイズを実際に計測。間取りの幅や奥行き、天井の高さから、柱や窓などの部材の大きさまで、あらゆる寸法を測って記録する。「自分たちの手で計測することで、空間を生み出している要素を体に染みつけていく。天井はなぜこの高さなのか、柱はなぜこの太さなのかなど、体感することで理解につながります。かなり大変な作業ですが、体で覚えたことは実感として身につきます」と、福島先生は実測調査の教育的側面を話す。

また、日本各地にある千年以上続いてきた集落を調査する“千年村プロジェクト”にも参加し、現地で建築構造学や建築考古学へのアプローチを行っている。その一方で、ZOOMに加えオンラインホワイトボードツールの“Miro”を導入。リモート環境でのグループワーク実習を可能にするような新しい取り組みも活発に行っている。

「デザインが好きで歴史的な側面に興味があり、何より好奇心にあふれる学生を歓迎します」と福島先生は締め括ってくれた。

学生の声


建築家に必要な「論理構築」について学んでいます

大学院 総合理工学研究科
建築・都市専攻
修士2年 M.T.さん

*学年・インタビューは取材時のもの

父親が建築家でその背中を追いたいと、東京都市大学に進学しました。もともと、形をつくるのは得意だったのですが、そこに意味づけをするような「論理構築」が苦手な分野でした。あえて自分の弱点を学ぼうと、福島研究室へ進みました。それまでは事象の流れを読むことが苦手だったのですが、この研究室でもまれるうちに一つひとつの事象に「なぜだろう」という疑問を持ち、それを調べる習慣が身につきました。

4年次の卒業設計では、「言葉による連想ゲームを用いた設計手法の提案」というテーマに挑戦。幻想的な小説が好きで、そこから想像される風景を絵に描いていた経験から、それを発展させて建築につなげられないかと考えたのです。そこで小説から抽出した文章を絵にして、それを分析して図式化し、建築物に落とし込んでいくという手法を考えました。この卒業設計で、「せんだいデザインリーグ」という有名なコンクールで、全国のベスト5に入りました。

研究室で取り組むゼミやプロジェクト

建物の空間や部材の寸法を測り図面にする「実測調査プロジェクト」。日本各地の民家や集落を訪れ実測を行い、図面に記録することで、建築のなかに潜む技術や文化の流れを発見する。

テーマを持ったゼミのひとつが「和風ゼミ」。「和風」という私たちが当たり前に感じているイメージをリサーチして図版化していくことが、デザインのトレーニングとなる。

ゼミやプロジェクトでは、自分でまとめた成果を図面や模型を用いて発表する。社会に出てからも大切な能力を学ぶことになる。

指導教員 福島 加津也 教授

1990年 武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部建築学科卒業。1993年 東京藝術大学大学院美術研究科修了。2003年 福島加津也+冨永祥子建築設計事務所主宰。2014年 東京都市大学工学部建築学科講師を経て、2017年より東京都市大学工学部(現・建築都市デザイン学部)建築学科教授。2015年日本建築学会賞を受賞。

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