私立

かながわ

神奈川大学

神奈川大学大学からのお知らせ 学びの特徴

※今年度(2025年4月入学)情報を掲載中

法学部

法律学科

法的な考え方を、一生モノの財産にする
裁判官・弁護士・検察官を養成する法科大学院への進学や、国家、地方公務員を進路に志望する学生を対象とした「法律職コース」、民間企業に就職を希望する学生に必要な法的素養を培う「ビジネス法コース」、福祉・環境・消費者問題など広く現代的なテーマとする「現代社会コース」の3コースに分かれて学び、法的な専門知識を学ぶだけでなく、人間としてのものの見方、考え方に磨きをかけ、柔軟な思考力とリーガルマインドを修得します。1年次に「基礎演習」、2~4年次には「ゼミナール」を配置し、4年間を通じたゼミナール形式での学修を重視。体験型授業で「生きた法律」を身につけ、段階的に専門領域へ幅を広げられるカリキュラムです。
実務家教員・研究者教員が協働し、講義で学んだ知識を用いて実務上の問題を解決する「問題解決型学修(PBL)科目」を設置。法や政治に関する先端知識と、社会の現場で知識を応用するための技能の習得をリンクさせ、国家・地方公務員、各種団体職員、地域社会のステークホルダーとして地域の自治を支える有為な人材を育成します。

「公務員養成プログラム」〜公務員をめざすあなたに〜
卒業後、国家公務員や地方公務員、警察官、消防官などで活躍する人材を養成するため、大手資格試験予備校と提携し「公務員養成プログラム」を開講しています。受講料無料で費用はテキスト代のみ。学部教育ではフォローしにくい数的処理、判断推理などの教養科目や、経済系科目を重点的に学習できるように同学法学部生向けの独自カリキュラムになっています。

自治行政学科

地方が抱える諸問題に対応できる人材を育成
法学・政治学のみならず、「環境法」「社会保障法」「防災法・危機管理法」など環境や福祉、防災に関する科目群が充実。高齢化・過疎化など地方が抱える諸問題に対応できるよう、「自身の政策」を考えることによって、地域活性化を実現する発想力を磨きます。 実務家教員・研究者教員が協働し、講義で学んだ知識を用いて実務上の問題を解決する「問題解決型学修(PBL)科目」を設置。法や政治に関する先端知識と、社会の現場で知識を応用するための技能の習得をリンクさせ、国家・地方公務員、各種団体職員、地域社会のステークホルダーとして地域の自治を支える有為な人材を育成します。

「公務員養成プログラム」~公務員をめざすあなたに~
卒業後、国家公務員や地方公務員、警察官、消防官などで活躍する人材を養成するため、大手資格試験予備校と提携し「公務員養成プログラム」を開講しています。受講料無料で費用はテキスト代のみ。学部教育ではフォローしにくい数的処理、判断推理などの教養科目や、経済系科目を重点的に学習できるように同学法学部生向けの独自カリキュラムになっています。

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経済学部

経済学科

高度情報化時代に強い人材を育成
経済学科では、経済学の基礎理論をしっかり学びながら、現代のさまざまなテーマや課題について学んでいきます。
実社会の問題について幅広い視野を身につけるとともに、充実した約50のゼミナールで専門的な経済問題についてより深く学べる点が特長です。
経済学を幅広く学ぶ「現代経済専攻」と、政策やデータ処理を学ぶ「経済データ分析専攻*」の2専攻制。
2年次進級時にはコースに分かれ、将来の目標に合った専門性を高めていきます。

現代経済専攻

「福祉・環境・公共政策コース」

地球規模の環境問題や高齢社会の困難など現実の問題を見極め、その解決に必要な視点と方法を学びます。

「市場・企業・産業コース」

経済活動を担う市場・企業・産業との相関関係にスポットを当て、経済社会のメカニズムと実態に迫ります。

「国際経済・社会コース」

経済大国から新興国まで、世界各地の経済および社会の知識を身につけ、世界経済のしくみとダイナミズムを理解します。

経済データ分析専攻*

「政策分析コース」

経済学の考え方とデータを踏まえ、経済の現状に合った政策を社会に提案できる力を身につけます。公務員志望者向き。

「市場分析コース*」

金融機関の融資判断から企業分析、市場調査まで、データを活用する力を磨いていきます。「ビックデータ分析」では膨大なデータの中から有益な価値を引き出し、どう社会に役立てるかといった実践的な技術の修得をめざします。
*2025年度より名称変更

現代ビジネス学科

地域や企業と連携した充実の授業
企業の経営活動を軸に貿易と現代ビジネスの理論と実践を学修。世界各地の経済事情や、企業経営に求められるセンス、国際社会に通用する英語運用能力を備えたグローバルな人材を育成します。「貿易・国際ビジネス」「経営・マーケティング」「企業・会計」の3コースがあります。「経済専修英語」「貿易コミュニケーション」など、実践的なビジネス英語を学べる科目が用意されています。

3つのコース

「貿易・国際ビジネスコース」

現代ビジネスにおいては、国際経済のしくみや外国の経済状況の知識は不可欠。そこで、貿易や国際金融の理論と実情、各国の経済事情などについて学びます。

「経営・マーケティングコース」

限られた経営資源をもとにどう販売戦略を練り、どう売り上げアップへとつなげるのか。企業の成長に欠かせないマーケティングや経営学の実践的理論を学ぶコースです。

「企業・会計コース」

簿記検定や税理士・会計士などの会計スペシャリストも視野に入れたコース。財務分析・企業評価に加え、意思決定、外部報告など多様な役割を学びます。

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経営学部

国際経営学科

グローバル化する企業社会を中心に“自らの頭で考え、解決する力”を修得
みなとみらいキャンパスの開設に合わせて、「なりたい自分」に近づく独自の選択型カリキュラムを用意。「マネジメント」「会計」「マーケティング・デザイン経営」「国際理解」の4つの専門科目群から科目を選択できる「キャリア・ショップシステム」をバージョンアップするとともに、3つの特色あるプログラム(マネジメント体験プログラム・国際ビジネスコミュニケーションプログラム・X-Businessプログラム)が始動しました。きめ細やかな少人数ゼミでは、仲間と国際経営の学びを深め、さまざまなコンテストで実績を積みながら、よりリアルな経営学の理論とそのスキルを磨きます。また、学科独自の語学学修環境を充実。4ヵ国4大学の提携校で実施される短期留学プログラム「SA(Study Abroad)プログラム」は初めて留学する人も安心して参加できる留学制度。約1カ月間の留学でその国の文化や生活を体験的に学びます。

4つのショップ科目

4つの専門科目群を組み合わせ自分に合わせた学びを選択できる

  • 「マネジメント」
  • 「会計」
  • 「マーケティング・デザイン経営」
  • 「国際理解」

3つの特色あるプログラム

ショップ科目に追加して選択することで、より実践的な知識を身につけることができる

  • 「X-Businessプログラム」
  • 「国際ビジネスコミュニケーションプログラム」
  • 「マネジメント体験プログラム」

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外国語学部

英語英文学科

英語を思いきり学んで、世界を知るカギに。2つのプログラムを設置
英語英文学科では、言語としての英語と英語圏文化、文学、コミュニケーションを総合的に学ぶ「IES プログラム」と、英語を通して世界の多様な人々の考え、文化、社会を学ぶ「GEC プログラム」の2つのプログラムへカリキュラムをリニューアルしました。英語を学ぶだけでなく、英語で学ぶ4年間。「英語」という言語を軸に、英語圏の文化、文学、社会、言葉、コミュニケーションなどについて学びを深めます。第二外国語を修得することで、活躍の舞台を世界へと広げ、多様な文化背景を持つ人々と共に新しい価値を創造できる、国際性に富んだ人材を育てていきます。

2つのプログラム

「IESプログラム/ Integrated English Studies Program」

「言語コミュニケーション・英語教育分野」と「英語圏文学・文化分野」の2分野制とし、より柔軟なカリキュラムとして生まれ変わりました。英語圏の文化、文学、社会、歴史に加え、「ことば」としての英語の特徴を深く学ぶことを通して、異文化を理解するとともに、人間の普遍性について考えます。また、「プロの英語教員」を養成するための特修クラスを充実させています。

「留学必修のGECプログラム/ Global English Communication Program」

すべての専門科目を英語で行い、2年次では1学期間の留学を必須とします。帰国後Global Cultuer・Global Communication・World Literatureの各分野に分かれ、留学先での学びをさらに深めます。また英語以外の外国語の修得に力を入れ、ことばを通じて異文化への理解を深めます。

スペイン語学科

表現力も身につくスペイン語劇
世界で5億人もの人々が話すスペイン語の修得をめざすとともに、ラテンアメリカを含むスペイン語圏の文化・歴史・文学・社会・政治・経済などについて幅広く学んでいきます。スペイン語劇上演やスピーチコンテストなど体験的な学びもあり、存分に知識を深められます。学科独自の留学制度には、2年次後期に行われる4か月のプログラムと、夏休みや春休みを利用して行う1カ月のプログラムの2種類を用意しています。どちらも学科設置科目との単位互換が可能なので、選択肢が広がります。

2つのコース

「言語文化コース」

スペイン語を多角的な視点から学び、社会で通用する実践的能力を磨くためのコース。会話、文学購読、時事文購読、通訳、翻訳など多彩な授業を通じ、これからの時代に求められる実力と教養を備えたスペイン語のプロフェッショナルを育成します。

「地域文化コース」

スペイン語圏の地域文化に通じたスペシャリストをめざす人のためのコース。政治・経済や歴史、文学、地域文化や国際関係などを学問と実践の両面から学び、多文化共生に貢献できるグローバルな視野と柔軟な思考力を養います。

中国語学科

中国語のエキスパートをめざす
少人数クラスによるきめ細かな指導で中国語運用能力を高め、日中の交流だけでなく、アジアを舞台に活躍する人材となることをめざします。2年次からは語学力の修得に力を入れる「言語コース」と、中国の社会や文化の専門知識を学ぶことに重点を置いた「社会文化コース」に分かれて学修するほか、学科独自の制度で北京・香港・台湾などへの留学機会も充実。また、教員1人に学生8人という「少人数制の演習」、教員と学生の交流をはかる「共同研究室」、サロン形式で中国語を学べる「Chinese Express」など、最適の学修環境を整えています。

2つのコース

「言語コース」

2・3年次の中国語科目を強化し、中国語運用能力を高めるためのコース。海外研修や留学を組み合わせれば仕事に使える高い中国語能力の修得が可能です。

「社会文化コース」

中国の社会と文化に関して重点的に学ぶコース。現代中国の理解に欠かせない地域の文化・歴史や日中の関わりを探究。日本語教員や学芸員志望の人にも向いています。

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国際日本学部

国際文化交流学科

世界の文化的多様性を広く理解
国際的な視点から日本文化の特徴を認識し、世界・日本・地域を文化交流とコミュニケーションにより結び付けられる人材の育成をめざします。<文化交流><観光文化><言語・メディア><国際日本学>の4つのコースがあり、文化発信と交流のためのツールとして「英語」を学修し、さらに7つの地域言語から選択して学ぶことで言語運用能力を高めます。

4つのコース

「文化交流コース」

世界のさまざまな文化を的確に理解し、比較によって自文化を相対化しながら、国際的な文化交流ができる人を育成します。

「観光文化コース」

観光が生み出す文化とそれに関わる人々との関係性を理解し、その知識を観光関連産業や国際的な相互理解の場で活かせる人を育成します。

「言語・メディアコース」

ことばとコミュニケーションに関する知識と洞察力、そしてメディアに関する実践的な知識と分析力で新時代を切り開く人を育成します。

「国際日本学コース」

国内外の専門家とともに、内と外から「日本」を見つめ直し、日本文化を複眼的に理解。日本でも世界でも活躍できる人を育成します。

日本文化学科

日本語と多彩な日本文化を究める
日本語能力を磨き日本文学から伝統文化、ポップカルチャーまでを、幅広く深く理解し日本文化の本質を追究。国際的・歴史的な視野を備えた文化の継承者として多文化共生社会に貢献することができる人材の育成をめざします。また、博物館、美術館や劇場などを実際に訪れ、様々なアート体験を積むフィールドワークも積極的に展開します。

学びの特色

日本語の運用能力を高め、日本語のプロをめざす

文章表現や文献講読の演習などの科目を通して、日本語のプロとして活躍するための表現力や伝達力を身につけます。将来の進路は、シナリオライター、ジャーナリスト、日本語教員などがあります。

多方面からの学びで、日本文化を究める

日本文化を究めることが学びのメインテーマ。日本語や日本文学、舞台芸術、茶道や華道、食文化、宗教、思想、音楽、漫画、アニメなど、多方面からの学びによって、日本文化の魅力に鋭く迫ります。

日本文化をグローバルな感覚でとらえ直す

日本文化の追究を軸にしつつ国際的・歴史的な視野を広げるため、国際文化交流学科や歴史民俗学科との共通科目によって総合的な学びを実現。海外でも注目される日本文化の魅力を理解し、多文化共生社会に貢献する人を育成します。

実感重視のフィールドワークを積極的に展開

みなとみらいキャンパス周辺の、博物館、美術館、劇場などへ実際に訪れ、さまざまなアート体験で感性を磨くフィールドワークを積極的に展開します。机上で知識を得るだけでなく、体感スタイルの授業も充実しています。

歴史民俗学科

グローバル視点で歴史、文化、民俗を考察
歴史民俗学科では、現場を肌で感じるフィールドワークを充実。身近な民衆の暮らしを学ぶ「民俗学」を通じ、為政者による「史学」とは異なる視点で歴史や文化への理解を深めていきます。地域の歴史文化の継承・保存や活用などの場面で活躍することができる人材や、地域活動で文化を活用し中核を担うことができる人材を育成します。

学びの特色

街おこしや地域振興のキーパーソンを育てる

地方文化を研究対象として、歴史学と民俗学を本格的に学修。地域に脈々と流れ続ける歴史文化を守り、伝え、活かすことで広く社会に貢献できる、これからの時代が求める貴重な人材を育成します。

歴史・民俗・文化創生を、グローバルに学ぶ

『東アジアの交流史』『東アジアの民俗』など他国を理解する科目も用意。また、授業では大学院生と接する機会や、国内外の人々との交流も期待でき、グローバルな視点から、歴史、民俗、文化創生を学べます。

『日本常民文化研究所』を活かした学び

ユニークな着眼による歴史民俗研究で注目を集めてきた神奈川大学『日本常民文化研究所』の持つ知的資産に基づいた学修が可能。日本の歴史や民俗を深く広く修得することができます。

見て触れて感じる、フィールドワークも多彩

キャンパスから飛び出し、研究対象の地域の人々の暮らしや資料に触れる。そういった実習やフィールドワークなど、体験的学修を重視しています。

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人間科学部

人間科学科

多様な資格をめざせる学び
人間の問題を「こころ」「からだ」「社会」の側面から多角的・総合的に捉え、現代社会の様々な問題を解決する力を養います。心理・教育・福祉の視点から人間のこころの発達や特性を学ぶ「心理発達」、スポーツ科学と健康科学の視点からからだの発達や健康を学ぶ「スポーツ健康」、社会的存在としての人間を学ぶ「人間社会」の3コースに分かれて専門性を高め、複眼的な思考と実行力を身につけます。所定の単位所得で、認定心理士などの資格をめざすことができます。公認心理士をめざせるカリキュラムも実施しています。

3つのコース

「心理発達コース」

心理・教育・福祉の視点から、人間のこころの発達や特性について学びます。犯罪被害者や災害被災者の心理も学ぶ応用的な学修にも力を入れています。

「スポーツ健康コース」

生活に応用可能な実践教育に取り組みます。
また、ビジネスマネジメントスキル向上のための専門知識も修得し、将来の活躍へとつなげます。

「人間社会コース」

多様な人間社会についての理論を、調査や実習を通じて実証的に学びます。主体的に課題や問題を考察、社会に提案できる実践力や企画力を磨いていきます。

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理学部

理学科

理学部は1学科6コース制(「数学」「物理」「化学」「生物」「地球環境科学」「総合理学」)で、分野領域を超えてより自由に幅広く履修することができます。
理学とは、森羅万象のあらゆる「なぜ」「どうして」を解き明かしていく学問です。200を数える多彩な科目の中から、自身の興味・関心に添った科目を自分で選択し、履修することで理学を学び、科学的なものの見方と論理的思考力を持った人材を育成します。

数学コース

解析、代数、幾何、確率・統計の各分野を基礎から応用まで、講義と演習を通して数学を広く深く学ぶことができます。このコースのカリキュラムは、数学の教員免許状取得にも対応しています。

物理コース

演習を交え、力学、電磁気学、量子力学、熱・統計力学といった物理学の基軸となる4科目を学修します。こうして身につけた物理学の基礎をもとに、理論、実験、シミュレーションを通じて、宇宙物理学、物性物理学、半導体物理学などの分野を興味に応じて深く学んでいきます。

化学コース

物理化学、有機化学、無機化学、分析化学の4分野をバランスよく学んでいきます。実験科目が充実し、実験の経験を段階的に積み重ね、物質に関わる現象がどう起こるかという仕組みを観察し、自ら考える学びが特徴です。

生物コース

マクロな形態・生態から、発生・生理、さらにはミクロな細胞・分子の世界まで、生物学のほぼすべての分野について学修します。基礎的・応用的な生物学実験や、臨海・森林・昆虫実習から、本格的な解剖実習・電子顕微鏡実習などを通じて、実践的な技術を修得します。

地球環境科学コース

地球を知ることからスタートし、宇宙の中の地球、地球の構成、そして化石から地球上での生物の進化、環境問題について学びます。また、気象や物質循環をはじめとする地球の活動を知り、そこに化学物質がどのように関わるのかも学んでいきます。

総合理学コース

数学、物理学、化学、生物学、地球環境科学全般を、より広い視点で分野横断的に科学を理解していきます。入学時に学びたい分野を1つに絞れない人も、1・2年次に幅広い知識を修得することで、自分に合ったテーマを選択し最先端の研究を行うことができます。数学・理学の各分野を幅広く学んでおきたい教員志望者にも向いています。

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工学部

新時代のモノづくり、コトづくりをめざす
ハイブリッドロケット、宇宙エレベーターなどの分野で国内外指折りの研究実績を誇る工学部がリニューアル。SDGsの実現や情報技術を応用したポスト工業社会実現に貢献できる技術者育成を目標に掲げ、従来の機械工学科、電気電子情報工学科、経営工学科に新設の応用物理学科を加えた4学科体制に改組しました。さらに知能ロボティクス、生活・環境デザイン工学、宇宙理工学の3つの分野横断教育プログラムを導入。学科を超えた横断教育で社会に求められる人材を育成します。また、グローバル工学人材を育成するために、各国の協定校に留学する「グローバル社会実習」を設置しました。

3つの分野横断教育プログラム

学科を超えたモノづくりを行います

新しい工学部は、3つの分野横断教育ブログラム(知能ロボティクス 生活・環境デザイン工学、宇宙理工学)を用意しています。相互に関係する類似分野で構成され、「数学や物理に興味がある」、「モノづくりに携わりたい」、「情報技術を応用した先端システム開発に興味がある」、「システム、サービスのデザインに興味がある」、「新たな発想で技術を開発してみたい」など、自分の希望に沿った分野+αを学ぶことができます。」

「知能ロボティクスプログラム」

近年、ロボット ・AI技術は急速に進歩し、その活用範囲は多様な分野に拡大しています。ロボットは複合技術の結晶であり、機械や電気電子、情報工学の教育分野を学んだ技術者の需要が高まっています。本プログラムは、機械工学科と電気電子情報工学科の横断プログラムであり、ヒューマノイドロボット、ドローン、自動運転、福祉ロボット、宇宙エレベーター、鉄塔工事支援ロボットなどの設計 ・製作や制御に携わることができ、次世代ロボット開発をリードする高度な専門知識と能力を備えた人材の育成を図ります。
このため、機械工学分野ではロボットの設計 ・製作や制御に関連する設計製図やCAD/CAM、機械要素、工作機械、ロボット工学、メカトロニクス、ディジタル工学、自動制御などを、電気電子情報工学分野ではロボットの電装系やソフトウエア、 AIに関連する電気、電子回路やディジタルシステム基礎、プログラミング言語、確率統計基礎、知能情報学、アルゴリズムとデータ構造、基礎制御工学などを学べます。

「宇宙理工学プログラム」

近年民間による開発が盛んになっているロケットや将来の宇宙輸送として期待されている宇宙エレベータ、人工衛星や気球、大規模な地上施設による宇宙観測など、機械工学科と応用物理学科を横断する分野を学びます。大学におけるこの分野の研究は机上の検討や解析中心となりがちですが、高度日本記録を有するハイブリッドロケットの打上げや上昇速度世界一の記録を有する宇宙エレベータなどの研究開発、国際宇宙ステーションや成層圏気球、高地や砂漠地帯を利用した施設による宇宙観測プロジェクトに実際に携わることができます。授業科目ではロケット工学、ロケットエンジンや宇宙科学、宇宙環境工学、衛星システム工学などを学びます。これらの分野は、機械工学では材料力学や機械力学、流体力学、熱力学、制御工学及び設計製図、応用物理では電磁気学、物理計測学、宇宙物理学、相対論や量子物理学などの従来の学問分野を基盤としているため、基礎的な知識もしっかりと身につけることができます。

「生活・環境デザイン工学プログラム」

サステナブル社会を実現する情報通信の技術力と人間生活の課題解決力の育成を目指し、人間生活に貢献するシステムの構想と具現化、環境に配慮した持続可能なマネジメント技術を学びます。電気電子情報工学科から提供の「アルゴリズムとデータ構造」「情報ネットワーク」「通信ネットワーク」などと、経営工学科から提供の「システム分析・設計」「UX/UIデザイン」「環境マネジメント」などとをベストミックスしたカリキュラム構成で、情報システムや通信・ネットワーク技術、サービスやシステムのデザイン、環境に配慮したマネジメント技術などを横断的に学び、生活・環境を工学的にデザインする力を伸ばします。

機械工学科

最初からモノに触れて、問題意識を持って学ぶ
機械工学科では、伝統的な科目と同時に機械解剖、メカトロデザインなど、機械に触れる科目を学んだ上でロボット・AI、宇宙エレベーター、ビークル、ロケット、複合材料、精密加工・工作機械、金属材料、燃焼、熱・流体機械などの研究に取り組む。

学科を超えた分野横断教育では、電気電子情報工学科と「知能ロボティクス」の分野や、応用物理学科と「宇宙理工学」の分野を学びます。

電気電子情報工学科

先端技術や知識を駆使しスマートフォンさえも作れる技術者に
電気電子情報工学科では、発展拡大を続ける、電子技術と情報技術を修得。電気(エネルギー問題)、電子(半導体)、情報(人工知能、データ処理)、通信(高速データ通信)を含む幅広い分野を横断的に学ぶ。

学科を超えた分野横断教育では、機械工学科と「知能ロボティクス」、経営工学科と「生活・環境デザイン工学」の分野を学びます。

経営工学科

人間を中心とした社会システムをデザインする
人を中心とした社会システムをデザインする力を養います。人、モノ、資金、情報などといった経営資源を理解して、フィールド調査、データ分析、コンピュータシミュレーションなどの理系の視点から、社会やビジネスの課題解決の考え方や方法を学びます。2年次からは、3つの選択科目群を配置して、自分の学びたいテーマに沿った履修ができます。「グローバルエンジニア」では、英語ディスカッションやビジネスデータサイエンス演習などで、グローバル社会で活躍できる行動力とスキルを養います。「経営デザイン」では、理系のアプローチから企業の経営課題を解決するための理論や方法を学びます。「社会デザイン」では、ビジネスはもちろんのこと、人が暮らしやすく活躍できる社会をデザインする知識や技術を身につけます。

応用物理学科

「宇宙」や「ナノ」の世界を学び技術を応用する
応用物理学科では、「宇宙」のなぞから「ナノ」の新技術まで、物理学の幅広い応用領域を扱う。宇宙観測、ナノサイエンス、データサイエンスなどの教育プログラムと先端研究を通じて、実験・観測装置の開発、データ解析やシミュレーションなど、ハードからソフトまで幅広く扱える技術者を育成する。

学科を超えた分野横断教育では、機械工学科と共に「宇宙理工学」の分野を学ぶことができます。宇宙技術から宇宙サイエンスまで、総合的な教育プログラムを実現します。

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化学生命学部

化学・生物学の力でモノづくり。食品開発や化粧品開発に役立つ研究も!
「化学」と「生物学」に関わることをトコトン学べる学部です。例えば日常生活でよく使われる洗剤、化粧品、香料、機能性食品、衛生用品、医農薬品など、身の回りの科学について学べることが魅力の一つです。化学・生物学の分野を融合的に学び、化学現象や生命現象のしくみを知るだけではなく、それを「どのように社会に役立てていくか」という視点を持って、技術開発やモノづくりにつなげていきます。
化学・生物学の分野に関する基礎的および専門的な知識の幅広い学修と、実験技術の修得を通じて、化学・生命機能学の専門家としての倫理観、論理的な思考力、自己表現力、コミュニケーション能力を育み、社会や人々の幸せに貢献できる人材の育成をします。

3年次より下記コースに分かれて学修します。

  • 応用化学コース
  • 生命機能学コース
  • 環境生活科学コース

化学生命学部は、前身の工学部物質生命化学科の教員に加え、工学部の基礎教育を担当している化学や生物学を専門とする教員や理学部生物科学科の教員も合流して設置。生物学の「幅広い多様性を持つ」という学問的特徴と、物質生命化学科のアットホームな雰囲気が融合することで、共に楽しく学修できる環境です。

応用化学科

応用化学で、人々の生活を安全に、そして豊かに
応用化学科では、電池や燃料電池などのエネルギー化学、触媒化学、固体化学、セラミックス・高分子といった材料化学などを扱う「応用化学」を中心に学びます。現代社会に役立つ化学技術を身につけることを目標とし、研究を通して社会に貢献する能力を備えた人材を育成します。
1年次で化学、生物学の基礎的な内容を学んだのち、2・3年次には徐々に専門分野を絞って深めて学修。興味・関心に応じて、生命機能学科の授業科目も履修可能です。3年次からはコース(応用化学、環境生活科学)に分かれて、より専門的な分野の学修・研究をしながら、実践力を養います。

応用化学科から進めるコース

応用化学コース

環境破壊やエネルギー枯渇を解決に導く技術を創出
エネルギー化学、触媒化学、固体化学、材料化学、応用化学など、これまでの学びをより専門的に深め、問題発見および解決に向けた実践力を養い、高度専門職業人へと育てます。

環境生活科学コース

化粧品、食品開発にも挑戦できる
応用化学科および生命機能学科の両学科から進みます。身の回りの化学製品(化粧品、香料、衛生用品、医薬品など)や機能性食品の開発・製造を行う高度専門職業人や環境分析技術者を育てます。

生命機能学科

社会における問題を発見し、解決する生命科学の技術を身につける。化粧品、食品、新素材などの開発力を育む
生命機能学科では、生化学、分子生物学、細胞生物学、遺伝学、タンパク質工学などを扱う「生命機能学」を中心に学びます。生命現象や生体機能について生命科学の視点から学ぶことで、社会における問題を発見し、解決する生命科学の技術を身につけることを目標とし、人々の幸せに貢献できる人材を育成します。
1年次で化学、生物学の基礎的な内容を学んだのち、2・3年次には徐々に専門分野を絞って深めて学修。興味・関心に応じて、応用化学科の授業科目も履修可能です。3年次からはコース(生命機能学、環境生活科学)に分かれて、より専門的な分野の学修・研究をしながら、実践力を養います。

生命機能学科から進めるコース

生命機能学コース

あらたな有用天然有機化合物を探究
生化学、分子生物学、細胞生物学、遺伝学、生命機能学など、これまでの学びをより専門的に深め、問題発見および解決に向けた実践力を養い、高度専門職業人を育てます。

環境生活科学コース

化粧品、食品開発にも挑戦できる
応用化学科および生命機能学科からの両学科から進みます。身の回りの化学製品(化粧品、香料、衛生用品、医薬品など)や機能性食品の開発・製造を行う高度専門職業人や環境分析技術者を育てます。

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情報学部

AI・データサイエンス、数理モデル、プログラミング…情報技術で新たな時代のニーズに応える
前身の理学部情報科学科と、工学部情報システム創成学科を母体に、2023年4月、「情報学部」が開設。情報学部は、「計算機科学科」と「システム数理学科」、「先端情報領域プログラム」の2学科1プログラムから構成され、同じ分野を学びながらも、それぞれ異なった視点から「情報学」を学んでいきます。
移り変わりの激しい現代においては、確固たる知識が大切になります。情報学部では、情報学の基盤に関わる分野を深く学び、新しい時代のニーズに柔軟に応えていくことができる専門家をめざします。ワンキャンパスになることで他学部の講義も受講でき、学びの幅を拡げられるのも大きなメリットです。

計算機科学科

計算機科学の知識を基盤に、論理的思考力を養う
計算機科学科では、情報と計算の基礎を修得して、情報処理を科学的に理解していきます。同学科では、米国の計算機学会 ACM とIEEE による世界標準の情報教育カリキュラムである CS2013 (Computer Science Curricula 2013) に準じたカリキュラムが組まれています。このカリキュラムに沿って学ぶことで、情報学の基礎となる計算機科学(コンピュータサイエンス)をしっかりと身につけることができます。
1・2年次は、情報数学科目、コンピュータ基礎科目、プログラミング科目やこれらの演習科目を必修科目として、計算機科学の基礎教育を重点的に行います。3・4年次は計算機科学科の幅広い専門分野の選択科目を履修していきます。最終的には、計算機科学の普遍的かつ理論的な基礎と幅広い基盤的知識を修得していくことを教育目標としています。どのような時代にも対応できる柔軟性を持ったプログラマーやネットワークエンジニアなど、幅広い分野で活躍できる人材を育成します。

システム数理学科

数理モデリングと情報システムに精通した人材を育成
システム数理学科では、社会のあらゆるシステムを対象として、システムのあり方や作り方、そのための根幹となるモデリングを情報学と数学に基づいた数理的観点から考え、問題解決に取り組みます。高信頼システム、セキュアシステム、複雑知能システム、データ分析システムの各分野での専門的な知識と技術を修得し、4年間の学びを通して、基礎から発展へと体系的な学修をしていきます。
1年次には、「システム数理概論」という授業で、情報学と数学をもとにした数理モデリングを概観することを目的に、問題解決思考、対象とするデータの種類、さらにモデリングにおける視点について、講義と多くの例題をもとに理解を深めていきます。
3年次からは専門発展課程へと進み、高信頼システム、セキュアシステム、複雑知能システム、データ分析システムの各分野での専門的な知識と技術を修得し、4年間の学びを通して、基礎から発展へと体系的な学修をしていきます。同学科での学びを通して、数理モデリングと情報システムの専門分野に精通した人材を育成します。

先端情報領域プログラム

データサイエンティストを育成
先端情報領域プログラムでは、「ビッグデータ時代」において、データに関わる「生成」、「分析」、「処理」の観点からデータの利活用をひも解くデータセントリックな方法論を学んでいきます。計算機・システム動作、ソフトウェアの振る舞い、行動ログ、社会現象(自然災害、流行、疫病他)などの幅広いデータを対象に、データの倫理的側面も理解した上で、データを扱える人材を育成します。
1・2年次は「基礎」「データ処理基盤」「データ分析基盤」「統計処理」に関する科目群を履修し、基礎的知識を修得します。3・4年次は「計算機科学科」または「システム数理学科」に分かれて研究室に所属。データセントリックな方法論の視点から、データサイエンスやプログラミング、データ処理全般の専門分野に精通した人材を育成します。4年間の学びで培った情報の基礎知識や問題解決能力を生かして、情報分野の産業を中心にシステムやプログラムを構築する専門職や、官公庁での政策・方針や企業などでの戦略を決定できる人材としての活躍が期待されます。

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建築学部

建築学科

2022年4月、工学部建築学科を母体とし、理系・文系の枠を超えた建築学部を開設。モノづくりをする技術者だけではなく、建築を介してよりよい社会や暮らしを提案するコトづくりができる「建築専門家」の育成をめざします。2つの学系、5つのコースを新たに設置し、コースを超えて横断的に学べるプログラム制を導入。社会科学、人文科学、芸術学、人間科学、自然科学、応用科学など幅広い知識を取り込み、より包括的な意味での「建築学」を軸に据えた教育環境をつくります。「都市生活学系」では、一般選抜で文系3科目型の受験も可能となります。

2つの学系

入試の際に「建築学系」あるいは「都市生活学系」を選択します。

「建築学系」

建築における構造、環境、デザインといった各分野を中心に学びます。

「都市生活学系」

住生活の創造や、まちづくり、建物の保存再生といった各分野を中心に学びます。
文系視点で建築を学べ、都市生活学系[文系型]では「英語」「国語」「地歴・公民」3科目での受験も可能です。

5つのコース

2年次後期からは各コースに所属し専門性を深めます。

構造コース(建築学系)

地震や台風に強く、経済的で合理的、環境に配慮した美しい建物をつくり、残す。そのために必要な新しい構工法や材料、構造解析の技術を学びます。

環境コース(建築学系)

環境負荷に配慮しつつ、熱、空気、音、光などの要素からなる建築内外の環境を良好に創出する。そのための知識や技術を学びます。

デザインコース(建築学系・都市生活学系)

建築計画の基礎知識、デザイン理論や手法、建築史などを幅広く実践的に修得。持続可能な社会を実現する、新たな建築デザインを学びます。

住生活創造コース(都市生活学系)

人間の暮らしや住まいについて、家族、地域社会、地球環境という多角的な視点から見つめ、住まいの歴史、住宅設計、生活環境のデザインを幅広く学びます。

まち再生コース(都市生活学系)

人とまちの関係性を見つめ、新たな「まち」のあり方を考える。既成概念にとらわれない建築や都市のあり方を提案できる知識や技術を学びます。

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このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 神奈川大学 入試センター
Tel 045-481-5857
E-mail admissioncenter@kanagawa-u.ac.jp

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