中央大学大学からのお知らせ 学びの特徴
※今年度(2026年4月入学)情報を掲載中
法学部
注目ポイント
多様な進路に対応する学科・コース制度法律学科は「法曹」「公共法務」「企業」の3コース、政治学科では「公共政策」「地域創造」「国際政治」「メディア政治」の4コースを設定し、進路に合わせて2年次よりコース制で学修を進めます。国際企業関係法学科では、4年間を通して国際系・企業系科目を体系的に学ぶことができます。
第一線で活躍している専門家による「実務家講義」法学・政治学の分野で実務経験を持つ外部講師が講義を実施。卒業後に求められる実践的な知識やスキルを修得できます。
英語で多様な法のあり方を学ぶ専門科目の授業を充実グローバルに活躍する人材を育成するため「日本法入門」「比較憲法」など、英語で行う専門科目を設置。また、法学部独自のグローバルプログラム(短期留学プログラム)では、実際に海外に足を運び、実践的な英語力を身につけていきます。
アクティブに学ぶ学生を徹底的にサポート給付型奨学金の「やる気応援奨学金」「グローバル・プログラム奨学金」、授業の一環として就業体験を行う「アカデミック・インターンシップ」などを用意し、学生の学びを支援。充実した学生生活を過ごせるよう「アカデミック・アドバイザー」の教員が相談に応じています。
- 法律学科
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法律家は人権感覚や国際的素養を基礎に、社会問題を「自分の頭で」考えなければなりません。そのため、法律科目だけでなく、歴史・哲学などの幅広い教養やコミュニケーション能力、語学力などの修得もめざします。法曹コースには「一貫教育プログラム」を設置し、学部での成績など必要な基準を満たした場合に、3年間で学部を卒業し、入試に合格した法科大学院の既修者コースに進学することができます。
- 国際企業関係法学科
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この学科の基本コンセプトは、法と経済という2つの分野を深く理解し、地球規模で活動・活躍する、国際社会に認められるリーダーの養成にあります。国際的な企業活動によって生じるさまざまな法律問題を中心に、多彩な専門教育科目を通じて法律や経済の知識を学修。同時に現代の国内・国際社会における企業の役割もしっかりと学べます。
- 政治学科
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歴史や思想に学びながら、市民社会、ガバナンス、グローバリゼーション、ジェンダーなどの現代的課題に応えることが政治学の目的であり、このような新しい潮流に即した21世紀の政治社会のあり方を考えていく科目を多数設置していることが特徴です。
経済学部
注目ポイント
幅広い分野で専門性を養う約50のゼミナール身につけた知識を基礎として、少人数グループによる議論や実地調査を繰り返して学生主体で結論を導きます。経済学関連の諸分野から総合教育、行政、外国語、健康・スポーツまで、広い分野のゼミが開講されています。
高校生も授業を受けられる!「科目等履修生制度(+高大接続入試制度)」高校生が大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立ててもらうことを目的とした制度で、経済学部では「経済入門」の授業を受けることができます。授業の成績は特別入試「高大接続入学試験」の出願資格のひとつに認められています。また、中央大学経済学部に入学した場合、同学部の卒業単位として認定されます。
ビジネス・プロジェクト講座企業で活躍するビジネスパーソンから与えられた実践的な課題に対して、企画立案から実施計画、収支予想まで行いプレゼンテーションをします。1年次の入学して間もない時期から企業活動に触れることで、現実のビジネスに通じる基礎力が身につきます。
インターンシップ金融、メーカーをはじめとする多彩な民間インターンシップに加え、地方自治体との連携にも力を入れています。学生のU・Iターン志向の高まりに応えるもので、同学周辺の自治体を中心に派遣者数が着実に増加。早い段階から業種や職種への適性を判断し、的確な選択ができるよう支援を行っています。
グローバル・リーダーズ・プログラムグローバルな世界でリーダーとして活躍できる資質を備えられる学生の養成を目指したプログラム。プログラム参加者限定科目を基盤に、学生が世界の課題を調査・分析し、提案やプレゼンを実施。情報収集能力や問題発見・解決能力を養い、社会でリーダーとして活躍できる力を身につけます。
海外インターンシップ演習・実習在学中に実際の企業で就業体験ができるインターンシップ。多様なコースを開講しており、海外の現地企業、日系企業も選択可能。語学力だけでなく、英語でのプレゼンテーションやディベートの能力、国際的ビジネスマナーや海外勤務への適応能力を身につけることができます。
グローカル・フィールド・スタディーズ主体的に考え、行動する力をもった地球規模で活躍できる人材の養成を目指します。ゼミと同時に履修し、実際に研究対象とする現場へ出向き実地調査を行います。ゼミでの事前・事後学習と合わせ、研究活動を効果的に展開します。
- 経済学科
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複雑化した経済の動きを分析するとともに、問題解決に向けた政策提言ができる人材を育成します。経済および経済学を総合的に学修する「経済総合クラスター」、「人」を中心にバランスの取れた経済・社会・環境と人間の関わり方を探求する「ヒューマンエコノミークラスター」を設けています。
- 経済情報システム学科
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企業や地域経済の成長についての経済学的研究と、情報科学・情報処理技術の学びを一体化し、企業や地域を担う人材を育成します。現代経済システムを企業の視点と国民経済・地域経済の視点から総合的に学ぶ「企業経済クラスター」、柔軟な分析能力と企業の現場で要求される実践的な知識の修得を目指す「経済情報クラスター」を設けています。
- 国際経済学科
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国境を超えた経済活動、世界の貧困削減や経済開発の諸問題などを学び、グローバルに活躍できる人材を育成します。経済活動を生産・流通面と金融面に分けて学び、国際経済政策・地域経済・経済統合などを学修する「貿易・国際金融クラスター」、国際経済学と世界経済論を基礎として、さまざまなアプローチでアジア・アフリカの経済開発を学ぶ「経済開発クラスター」を設けています。
- 公共・環境経済学科
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国、地方公共団体、NGO・NPOなどに焦点を当て、安全、福祉、教育、環境などを学び、公務員として活躍、あるいは環境政策を提言できる人材を育成します。社会経済問題に直面する際の的確な問題設定、問題解決手段の提示、実践的応用を学ぶ「公共クラスター」、環境問題の把握・対処法や環境政策のあり方を理論的・実証的に学ぶ「環境クラスター」を設けています。
商学部
注目ポイント
自由な時間割設計を可能にするコース制度全学科に、時間割が自由に設計できる「フレックス・コース」と「フレックスPlus1・コース」を設置。各コース1~6時限の中で自分の適性や興味に合わせた時間割を組むことができます。また、「フリーメジャー(学科自由選択)・コース」は、2年進級時に、改めて学科・コースを選択できます。
最前線で活躍するビジネスエキスパートによる講義幅広い企業や団体からの協力を得て、ビジネスの最前線で実務に携わるエキスパートから直接指導を受けられる産学連携講座を多数開講しています。金融機関の講師から「起業・創業」に必要となる基礎や実務を学び実際の事業提案に取り組む『ベンチャー・ビジネス・プロジェクト』や、企業役員等のこれまでの経験から働くことについて深く考える『働くこと入門』など、多様な産学連携講座で学生のキャリアデザインを支えます。
グローバル人材を育成する留学プログラム全学で実施している留学制度に加えて、商学部では独自の留学制度「商学部留学プログラム」を設置。留学期間や渡航先は多種多様。目的に応じたさまざまな留学制度や給付奨学金を用意し、学生の海外挑戦を支援しています。
商学部チャレンジ奨学金在学中に留学、資格取得、起業準備など明確な目標に向けて活動に取り組む商学部生を応援する給付型の奨学金制度です。
資格取得を支援する「経理研究所」学内に「経理研究所」を設け、資格取得を目指す学生を支援。公認会計士、税理士をはじめとして、様々な国家試験の合格者を輩出しています。
ビジネス・プロジェクト講座1年次に受講できる企業との産学連携によるプログラムで、企業から提示された課題に対して、学生同士のグループワークを通じて、解決策を導きます。これまでの専門性を高める大学教育に加え、入学直後の早い段階から学生が自ら主体的に行動する力を身につけ、社会で必要なスキルを認識し、以降の学生生活につなげることを目的としています。
- 経営学科
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近年の企業を取り巻く環境の変化に迅速に対応するために、さまざまなレベルでの経営革新(イノベーション)を、いかに組織を維持・発展させるかというマネジメントの視点から理論的かつ実証的に学修します。また、企業における経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の活用に関する分析方法なども学び、専門知識を身につけることで、企業という組織を理解します。
- 会計学科
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会計学に関して、入門科目から応用科目へと段階的に履修していくことで、会計固有の論理や方法について体系的に学びます。現代の企業を取り巻く環境の変化に対応した、新たな研究領域も学修。実社会で活用できる会計学の専門的な知識・能力を身につけるとともに、簿記、公認会計士、税理士などの資格取得のために必要な学修も行います。
- 国際マーケティング学科
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国際的視点でのマーケティングの必要性と現代社会における貿易の重要性がますます高まる中、消費者の価値観の多様化や企業のデジタル化・グローバル化などに対応した流通・マーケティングと国際貿易の2本柱をメインに、理論と実践を学び、社会や企業活動の中で必要となる問題解決能力を身につけます。
- 金融学科
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金融経済の制度や理論などに関する知識と、企業の金融・財務活動や金融機関の業務・経営活動の解明、それに関連する実際的応用能力を重点的に身につけます。金融を通して企業と経済を読み解く力を磨くとともに、金融機関や企業の財務部で働く人々に求められる専門技能や、資格取得のための知識を修得します。
基幹理工学部
注目ポイント
学部の特色理学および工学の基幹となる数学、物理、化学、生物分野における横断的な知識を修得し、科学技術分野の諸問題を解決する人材を養成します。
最先端の自然科学が探求できる環境ミクロな生命現象を観察できる超解像顕微鏡から、広大な宇宙に触れることができる天文台に至るまでの、最先端の研究設備を備えています。都心にあるため、第一線で活躍する研究者どうしの交流も活発です。数学などの基礎研究はもちろんのこと、例えば人々の命を救う人工血液の開発も行われており、本格的な科学者・技術者を目指せる学部です。
- 数学科
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数学は人類が知的好奇心に導かれて数理の世界を探究する学問であり、文明発祥以来連綿と受け継がれ発展してきました。同学科では、数学をその基礎から学び、数学研究とはどのようなものかを理解することを目標としています。また、数学はすべての科学の言語として人間の営みを支えてきました。数学を学ぶことにより論理的な思考力が養われ、卒業生は社会のさまざまな研究開発分野で活躍する貴重な人材となっています。
- 物理学科
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物理学は自然科学・工学の全てに共通する普遍的な自然法則を捉えようとする学問です。さらに、現在注目を集めている生成AIの原理も物理学に基づいています。同学科では「量子力学及演習」や「物理学実験」など参加型授業が多く、4年次には卒業研究をしながら、大学院合併授業で「相対性理論」や「宇宙物理学」も学ぶことができます。基礎から応用へ繋がる分野まで着実に学ぶことで、しっかりとした物理学的素養と応用力を身につけます。
- 応用化学科
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化学産業の多様化に対応するため、原子・分子レベルのミクロな視点と、社会問題を解決するマクロな視点の両方を養います。基礎化学を土台に、ナノテクノロジーやAIなど最先端の技術を駆使し、新物質の創製や革新的技術の開発を通じて、より良い社会の実現を目指します。卒業研究では、環境・エネルギーなど、人類全体の課題の研究にも取り組みます。大学院進学率が高く、教員免許取得も可能で、女性学生も多く在籍しています。
- 生命科学科
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生命現象の原理・原則を学び、生物を生命システムとして総合的に理解します。多様な生物界や地球環境の現状と将来を、幅広い教養とともに科学的根拠をもって洞察し、人類が直面する地球レベルの諸問題の解決策を提案できる人材を育てます。
「生き物が好き」、「生命の本質とは?」、「環境や生物多様性を守りたい」、「病気を分子レベルで理解したい」、「コンピュータで生物をシミュレーションしたい」──こんな思いを抱く皆さんを歓迎します。
社会理工学部
注目ポイント
学部の特色理工系専門分野において修得した理論や技術を多様で複雑な社会課題の解決へ適用できる人材を養成します。
グローバル展開と学際化を見据えた教育理工分野の目線から社会をデザインし課題を解決するという観点から、入学初期よりグローバル展開と学際化を見据えた教育を実施しています。一例として、社会理工学部3学科の1年次共通科目である「社会理工学概論」では、TGGを利用した英語体験に加え、それらの体験を通じて学生の学科間の交流も行うことで、分野間の連携を見据えた教育を実施していきます。
- 都市環境学科
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自然現象との調和を図りつつ人々が暮らしやすい生活環境、社会基盤を作るための技術を学び、自然現象を理解し、社会基盤施設を計画、設計、施工、維持管理し、それが人間や生態系に及ぼす影響の評価・分析ができる人財の育成を目指しています。同学科では、安全安心な社会を支える、社会基盤施設の整備・維持管理を担う「社会基盤系」と持続可能な技術とデジタルツインを担う「水環境・防災系」、快適で多様な活動が生まれる公共空間を市民とともに計画・創造する「計画系」の3つの系を設置しています。
- ビジネスデータサイエンス学科
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ビジネスデータサイエンス学科ではビジネス分野を中心としたデータサイエンス教育に力を入れており、「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」の3領域を柱として理論と実践両面の教育を行い、社会全体のデータサイエンスを推進できる人材を輩出します。データサイエンスを基点に「ビジネス」というキーワードをあえて広く捉えることで、学生の様々な社会での活躍領域での数理的・工学的基礎を身につけることを目的としています。
- 人間総合理工学科
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「人間」をキーワードとした分野横断型の学びを軸に、グローバルな視点から社会が抱える問題の解決に貢献する新時代の理工学を展開します。エビデンスベースドな計画立案やデザイン、フィールドワークや実験、センシング等による多角的なデータ収集、統計学や情報処理に基礎を置くデータ解析等の、理論と技術を包括的に学び、豊かな基礎知識と総合的かつ実践的な課題解決能力を身につけます。
先進理工学部
注目ポイント
学部の特色人・モノ・自然を結びつける仕組みを考案、実現することを通じ、社会の要請に応える人材を養成します。
チームで課題解決に取り組むプロジェクト型学習・実験・演習が充実学生が中心となって課題解決にチームが協働して取り組み、その過程において能動的に知識を拡大しスキルを深化できるように、実践的なプロジェクト型学習や実験、演習を豊富に提供しています。
- 精密機械工学科
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精密機械に関する幅広い授業で基礎知識の養成と、精密さの追求を通じてシステム全体を認識できるグローバルな視野を獲得し、最先端の研究(特に、ロボット・AI、バイオ・医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなど)に取り組むことで、科学技術や社会課題に関して創造的な課題解決を導く、実践的な力を身につけます。同学科の卒業生は社会での評価も高く、機械系企業はもとより、情報通信・化学・医療など幅広い企業で活躍しています。
- 電気電子情報通信工学科
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電気電子情報通信工学科では、現代社会に不可欠な諸分野、例えば電力・エネルギー工学、電子工学、半導体工学、情報通信工学、システム工学、制御工学等を講義に加え演習や実験を通して包括的に学びます。毎年の求人企業社数は数多く、卒業生は様々な産業、職種で求められています。該当科目を履修することで、電気主任技術者などの各種資格の取得や、試験の一部免除が可能であり、卒業後の活躍の場はさらに広がります。
- 情報工学科
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画像・映像コンテンツ演習などの演習科目やプロジェクト科目を多様に提供します。教授陣が連携するチーム教育のもとで、近未来の情報社会の全方位視点を備えたソフトウェア技術者の素地を固めます。コンピューティング分野における世界最大の学会ACMが策定したコンピューティング知識体系へ対応づけつつ、現役の研究者による独自の視点を加えた研究体験を通じて、専門知識を新しい価値の創造と社会実装へと応用できる新世代を育成します。
文学部
注目ポイント
興味に合わせて選べる13専攻・1プログラムによる多様な学び専攻講座は約700科目あり、多様なジャンルを学ぶことで、柔軟な思考力と物事を多角的にとらえる視点を養います。約1000講座を設置しており、半数以上は専攻を超えて自由に履修が可能です。
教員との距離が近い専攻(プログラム)別・少人数教育初年次から4年次に至るまで、基礎演習や専門演習(ゼミナール)などの少人数教育が受けられます。それらの科目の中で、歴史から現代の最先端の学問の成果にまで直接触れながら、幅広い教養と深い専門能力を身につけられるように、カリキュラムが構成されています。
学びに関する図書が充実している「共同研究室」各専攻(プログラム)の学びに関する図書が合計約34万冊所蔵されています。また、レポートや論文作成の資料収集のほか、教員や先輩とのディスカッションの場としても利用できます。
一人ひとりに親身に指導する「クラス担任制」文学部では入学生全員が30〜40名のクラスに分かれます。また、1年次にはクラス担任が一人ひとりを親身に指導。履修や進路、さらに大学生活全般にわたる相談までクラス担任がサポートします。
4つの資格課程を設置教職課程、学芸員課程、社会教育主事課程、司書・司書教諭課程の4つの資格課程を設置。着実に力をつける実践的なカリキュラムのもと、各部門のエキスパート人材を養成しています。中でも教員採用試験においては多数の合格者を輩出しています。
文学部から世界を目指す学生を応援毎年およそ200名の学生が海外留学・プログラムを体験。そのうち30名程度が半年~1年の長期留学で海外の大学の単位を取得しています。また、毎年50名程度の海外からの留学生を受け入れ、活発に交流。学内にいても国際感覚を磨くことができます。また、「グローバル・スタディーズ」という授業では、国内外で実施する地域研究やグローバリゼーションを主眼とする実態調査・研修活動などを行います。
- 人文社会学科
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国文学専攻
日本語による文学・芸能・文化、そして日本語そのものを研究します。古代から現代に至るまでの間、文字や音声を介し、言葉によって文化はつくりあげられてきました。その豊かな文化に接し、価値を見極める目を養い、その目で現代、そして未来を見つめられるようになること、それが国文学専攻での学習の目標です。
英語文学文化専攻英語学、イギリス文学文化、アメリカ文学文化の基本領域から構成されています。これらの領域の専門教育を通して、ことば・文学・文化に関する理解を深め、国際感覚を養います。また、英語での速読や精読、論理的な文章の書き方、プレゼンテーションやディベートをする方法を実践的に学びます。
ドイツ語文学文化専攻ドイツ語と、ドイツ語を使用する国や地域の文化を広く深く学ぶことにより、新しい社会と文化を創造する英知を養うことが、ドイツ語文学文化専攻の学びです。ドイツ語圏の言語・文学・文化・歴史を学び、広い視野から自分の専門にアプローチし分析する力を養うとともに、異文化コミュニケーション能力の向上も目指します。
フランス語文学文化専攻フランスという社会が生み出した文化は、世界の各地域で、過去も現在も広く関心を引き、存在感を示しています。その根源には何があるのか。フランス語を入り口として、「語学文学文化コース」では文学を中心とするさまざまな文化を、「美術史美術館コース」では美術史と美術館について学修します。
中国言語文化専攻中国という巨大な隣国と上手に付き合っていくにはどうするか?私たちの答えは2つあります。まず高度な中国語運用能力を養うこと。次に、人々の暮らしや考え方の背景となる歴史や文化について、幅広い知識を身につけること。そうすれば、現地に関する様々な情報を、自分の目と耳で確かめ適切に分析することができるでしょう。中国がわかれば、日本の立ち位置も見えてくるはずです。
日本史学専攻温故知新。歴史を学ぶことによって新しい知恵が生み出される。大学で日本史学を専攻することは、歴史的視点から物事を捉える目と頭を養うことを意味します。文献史学や考古学を深く学ぶことで、日本の歴史を自ら解き明かす力を身につけ、社会の方向性を見据えながら、自分の歩むべき道を見つけ出しましょう。
東洋史学専攻歴史学とは、現代社会が今ある姿になった経緯を理解するための学問です。国際社会が抱えている多くの問題を解決するために、そして、これからの世界で日本の国や企業・人が真に成功するために、アジアの社会を形づくった歴史への深い理解が望まれます。その手段となる語学力の向上と、透徹した歴史認識の養成に力を注いでいます。
西洋史学専攻「西洋」の歴史を学ぶということは、単に遠い国々や地域の歴史を知ることではなく、私たちが「西洋」を、そして世界をどのように見るかを考え、問題を提起することです。西洋史学専攻では、多様な教授陣とカリキュラムを用意して、できる限り柔軟に、世界史的視野で、皆さんが自分なりの「西洋」を発見する手助けをします。
哲学専攻いつの間にか生まれて、苦労して生きていき、そして最後には死んでしまう。このことにどんな意味があるのでしょうか。この〈わからなさ〉を出発点として、昔からさまざまな哲学者たちが悩み苦しみながら、考えてきた問題群があります。そんな問題について本を読み、みんなで議論しながら、4年間じっくり付き合ってみませんか。
社会学専攻社会学専攻では、現代社会を〈Global〉グローバルに見渡しつつも、〈Clinical〉微細に臨床的に観察し、〈Visionary〉未来を見通す知を養います。国内外で実際に社会調査する実力を養成し、社会を理論的に考察するトレーニングに力を入れており、ビジネス・行政・マスコミ・研究職・NPOなど幅広い分野に卒業生を送り出し続けています。
社会情報学専攻メディアや情報が鍵を握る現代社会に対応できる学生を育てます。「情報コミュニケーションコース」ではメディア・コミュニケーションやメディア文化、社会心理学を理論的・実証的に学び、社会調査やデータ処理の実践力も修得。「図書館情報学コース」では、理論と実践の両面からシステムエンジニアやライブラリアン(司書)等情報管理のスペシャリストを養成します。
教育学専攻教育学は学校教育だけではなく、家庭教育や生涯学習など社会のさまざまな場面で、子どもから高齢者に至る人間の成長を対象にした学問です。教育学は総合的な社会科学なので、哲学、歴史学、政治学、経済学、心理学、社会学などとも関連しています。また、現代の教育問題のトピックや外国の教育事情などについても学ぶことができます。
心理学専攻心という目に見えないものを客観的に捉えるために、心理学では実験・観察・質問紙調査などの方法や数学を用い、科学的な真実を追究します。その一方で、心理学では一人の人間を、対話を通して深く理解しようとします。あなたは科学的な「知」を身につけつつ、実践の中で出会った他者の言葉に対し思索を重ねることになるのです。
学びのパスポートプログラム激変する現代社会の諸課題を読み解いていくには、さまざまな学問分野の基礎を学び、それらを相互につないでいく自由な発想が必要です。そのような発想をもつ人を育てようとするのが、この「学びのパスポートプログラム」です。入学時に「社会文化系」と「スポーツ文化系」どちらかの系統を選択し4年間自分だけのオリジナル・カリキュラムで学びます。
総合政策学部
注目ポイント
「複眼的思考」を身につける主専攻・副専攻制度総合政策学部のカリキュラムでは、所属する学科の主専攻の学修に加えて、他学科の領域を副専攻として学修する主専攻・副専攻制度が用意されています。政策科学科では「法学」、「経済・経営」、「政治・社会」を主専攻とし、国際政策文化学科では「グローバル・リージョナル・スタディーズ(国際地域文化)」、「グローバル・イッシューズ(国際現代社会)」を主専攻としています。主専攻に沿った専門的な知識を深めるのみならず、副専攻で異なる学問領域の知見を身につけ、複眼的思考を獲得することを目指します。
コミュニケーションを重視した少人数教育専任教員によるゼミナール形式の授業を1年次から開講。1学年あたりの定員300名に対し、専任教員は約40名。学生に対して教員数が多く、教員と学生、学生同士、双方向のコミュニケーションを重視した少人数教育が特長です。国内外の大学教員はもとより、国家公務員、研究員など多彩な経験をもつ教員が、それぞれユニークな指導を行っています。
英語以外に9言語の学習が可能多様性を尊重し、異文化を理解するために、外国語教育に力を入れています。英語以外に学べる言語は9種類(英語/ドイツ語/フランス語/中国語/韓国・朝鮮語/アラビア語/マレー・インドネシア語/ロシア語/ペルシア語 /ヒンディー・ウルドゥー語)。語学力と専門知識とを同時に伸ばしていけるよう、専門科目を外国語で学ぶ「GATEプログラム」を開講し、様々なテーマを日本語以外の言語で学ぶことができます。
学びを活かし実践する国内外でのフィールドワークゼミ学修である「専門演習」、海外へ出て学ぶ「Field Studies」や「ビジネス・インターンシップ」など、国内外でフィールドワークを実施する科目が用意されています。教室で理論を学修した後、現地へ赴き、社会調査の実施や様々な方との交流、交渉の経験をすることで、グローバル人材に欠かせないコミュニケーション能力を養います。
- 政策科学科
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政治、法律、経済に関する科目を数多く設置。社会科学の視点から、諸問題に多面的にアプローチします。併せて、国際政策文化学科設置の科目も履修することで、背景にある文化と向き合い、さまざまな価値観を踏まえたうえで、解決策を提案できる能力を身につけます。
- 国際政策文化学科
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宗教学、比較文化研究、地域研究、国際交流論など、文化理解に関する科目を多く設置。併せて、政策科学科設置の科目も履修することで、文化の多様性を政策に反映させ、多元価値の共生する社会のモデルを構築できる能力の獲得を目指します。
国際経営学部
注目ポイント
授業の7割以上が「外国語(主に英語)」国際経営学部では、設置科目の7割以上が外国語(主に英語)による授業。卒業に必要な単位のすべてを英語による授業で取得することも可能です。授業を担当する教員は、外国籍教員、海外や外資系企業での実務家教員が多数で、日本にいながらグローバルな学びができます。
基礎教育を重視した多様な授業実施方針GLOMACスタンダード科目群では、週2回(計200分)の授業で基礎を徹底的に固めます。一部の科目は複数教員がローテーションで専門性を活かした授業を実施。さらにオンデマンド授業を活用し、復習や反復学習を柔軟に行える仕組みを整えています。
グローバル人材を育成する留学プログラム1年次から海外短期留学が可能で、多くの学生が参加しています。語学研修に加え、企業訪問やインターンシップなどを通じ、自己管理能力や異文化適応能力、問題解決能力、コミュニケーション能力を育成します。
英語力を高める学習環境定期的なTOEIC IPテストを行い、英語力に応じた少人数クラスによるきめ細やかな指導で英語4技能を偏りなく伸ばします。最終的には、専門分野の議論や複雑な文章の理解、明確で詳細な文章作成力を養い、研究成果を英語でまとめる力の習得を目指します。
- 国際経営学科
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国際経営学科では、経営学・経済学の専門知識、高度な英語運用能力、国際的ビジネス感覚を修得します。グローバル共生社会における企業活動の担い手として“グローバルリーダー”を目指します。
国際情報学部
注目ポイント
グローバルな情報社会を牽引するためのカリキュラム1・2年次は、情報の仕組みや法学の基礎理論の修得とともにグローバルな素養を身につけます。3・4年次は、情報を社会で活かす方法を学び、実践力の修得を図ります。
主要3要素を体系的に学ぶ学びの中心となるのは、「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」の3要素。これらを学ぶことで、国際的な情報社会を多角的に分析し、新たな価値創造や問題解決に寄与できる人材を養成します。
ICT留学オーストラリアの大学で、グローバル社会に必須とされる英語力、ICTの知識と応用力を学ぶ約3週間のプログラムです。現地の企業・機関を訪問し、現地の産業についての理解も深められます。
国際ICTインターンシップアメリカに約2週間滞在し、現地の大学やシリコンバレーに拠点を置くICT企業を訪問。ICTビジネスや情報サービスの最前線に触れることができます。
産業界をリードする実務家から学べる国際情報学部では、第一線で活躍する実務家を講師として招いた、実践的な授業を展開しています。
ゲストスピーカー招聘実績:日本マイクロソフト、トヨタ自動車、メルカリ、日本アイ・ビー・エム、アクセンチュア、野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所、KADOKAWA、LINEヤフー、読売新聞、総務省、経済産業省、文部科学省、内閣官房、個人情報保護委員会、警視庁 等
- 国際情報学科
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国際情報学科では、国際社会が抱える情報の諸問題を「仕組み」と「法律」の視点で分析・解明し、その問題の解決策を論理的に構築する力を身につけます。そのうえでグローバル社会に受容される情報サービスや政策を実現できる人材を養成します。
このページに関するお問い合わせ
大学・部署名 | 中央大学 入学センター |
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Tel | 042-674-2144 |
