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桜美林大学

桜美林大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2024年度入試の問題分析

試験時間60分に対して大問6題の構成が続いていたが、2024年度は2題出題されていた長文問題が1題に集約された形になり、さらに語彙(ごい)問題も出題されておらず、大問は4題になり、分量的な負担は軽減されたと思われる。解答はすべてマークシート方式である。出題内容は、長文読解を中心に、文法・語法(空所補充)、語句整序(日本文あり)、会話文(英問英答形式の内容一致と空所補充)と多岐にわたっており、幅広い角度からオールラウンドな英語力が試されている。難易度は、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる問題がほとんどであるといえるが、会話文を含めると読解系の問題の比重が高いことから、かなりのスピードが要求される。設問数の多い語句整序や会話文については過去問をきちんとやりこなすだけで相当な演習量になるだろう。(2題で計1,000語程度の分量から600語程度の1題に変更された)長文読解では、空所補充や同意表現選択や書き出しが与えられた内容一致といった文脈把握型の設問が出題されている。

2025年度入試対策・学習アドバイス

過去問対策は万全に

設問数が多く出題内容も幅広いので、過去問を通して、時間配分には十分な配慮をしておきたい。また、独自の多彩な出題形式に習熟しておくことも大切で、過去問を最大限に活用して万全の対策で本番に臨みたい。

文法・語法と会話文は定番である

文法・語法問題では、中核となる基本事項が網羅的に出題されているので、これまでの授業の総復習を通じて、基本構文、文法・語法、語彙(ごい)などを確実に身につけておく必要がある。語法や語の定義、意味の似た単語・イディオムの使い分けが問われることも多いので、単に訳語を暗記するだけではなく、語法や微妙なニュアンスの違いにも注意する必要がある。会話文問題では、特別に難しい会話表現が出題されているわけではないが、応答表現などの基本的な会話表現には習熟しておく必要がある。10問と問題数が多く、英問英答形式での内容一致と空所補充という2種類の形式で5問ずつ出題されるのが特徴的で、前後の受け答えから、話の流れを正確に読み取る力を身につけておくことが大切である。

表現力が多角的に試されている

語句整序問題では、語彙(ごい)や文法・語法だけでなく、正確な構文把握力が要求される。選択肢の数は5つと標準的なものであるが、長めの英文で出題されることもあるので、文全体の構造や構文に留意する必要がある。英語の表現力や語彙(ごい)力が多角的に試されているので、十分な対策が必要である。

読解問題では文脈理解がポイント

読解問題への対策としては、これまで読んできた教科書や問題集の英文を利用して、語彙(ごい)や文法事項などを確認しながら、正確な文脈理解に努める必要がある。空所補充の設問では、パラグラフの趣旨や英文全体の流れを正確に読み取る力はいうまでもないが、選択肢に与えられている表現自体に関する文法・語法上の知識も問われているので、語彙(ごい)力の拡充に努めることも大切である。内容一致問題では、与えられた書き出しを手がかりにして該当箇所を見つけ、選択肢と本文とを照らし合わせながら読み進めていく、といった速読力を身につけておくと、設問を効率よく処理できるようになるだろう。

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