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神奈川大学大学からのお知らせ 入試対策情報

物理

2025年度入試の問題分析

一般入試前期A方式(2月4日)を分析する。第1問はマークシート方式の小問集合で、力学3問、電磁気2問、熱分野3問、波動2問の出題であった。素直な設定が多く、難易度はやや易~標準であり、基礎知識が身についていれば難しくない。正解できなかった箇所は、その原因を調べて補強しておこう。知識不足なら教科書・参考書の該当部分を熟読してみよう。第1問の学習を通して、基礎知識の再確認ができる。問題文が正確に読めていないこともよく見受けられるので、精読の練習もやっておこう。およそ半分が数値で答える設問であったが、計算過程は文字式で進める方が解きやすいことも多い。第2問の力学は、小物体の円運動と放物運動を考える問題であった。難易度はやや易~標準で、頻出の典型問題なので確実に得点したい。第3問はコンデンサーを含む直列回路であった。標準的な典型問題であるが、コンデンサーを苦手とする受験生は多いので、差がつきやすい。第2・3問は答えだけでなく途中の説明、式、計算も記述しなければならないので、その練習も積んでおきたい。

2026年度入試対策・学習アドバイス

書くことで理解を深めよう

特に第1問の小問集合は、短い文章のなかに様々な物理量が登場している。答えを出す手順の誘導はないので、これらの量を組み合わせてどういう法則・公式を使えばいいのかを自分で考えなければならず、それほど易しいわけでもない。勉強の際、図や式を丁寧に書きながら筋道を立てていく習慣を身につけよう。力学であれば、物体の運動の様子を想像しながら、軌跡や力の図などを描いていけばよい。電磁気になると電場や磁場のベクトルも入って複雑になるから、まずは力学の段階で土台を固めておきたい。物理用語や公式・法則を図とともにカードにまとめておくのもよい。よく使うグラフもまとめておくとよい。力学では速度と時間、力と位置、力と時間の関係を表すグラフなどがあり、熱分野では気体の圧力と体積の関係を示すグラフをよく使う。電気分野の例として、コンデンサーの充電・放電過程での電荷や電流の時間変化の様子を示すグラフの概形は知っておきたい。自分でいろいろ書いてみると、実はよくわかっていないところを発見することもある。弱点は早めに克服しておこう。小問集合の練習で、各分野の基本が効率よく復習できるので、十分な量をこなしておこう。基礎固めと応用力の鍛錬が同時にできて一石二鳥だ。

力学の基本を再確認しよう

まず、どの物体に着目するかを決める。初心者は着目した物体以外にはたらく力も描いてしまいがちである。そして物体に作用する力を過不足なく見つけること。離れて働く力として重力を描き入れ、次に物体に直接触れて働く力を探っていけばよい。次に、等加速度運動、放物運動、円運動、単振動などの典型的な運動を整理しておこう。頻繁に使う力学的エネルギー保存則は、必ずマスターしなければならない。エネルギー保存則は力学だけでなく、物理全般で重要な法則である。さらに、運動量保存則が使える条件もポイントである。外力が作用しなければ、系の全運動量が一定に保たれる。基本の考え方が定着していないと得点が伸び悩むので、曖昧な理解の箇所があったら、納得できるまで指導者に質問するなり、参考書を読み返すなりしよう。

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