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かんさいいか

関西医科大学

関西医科大学大学からのお知らせ 入試対策情報

物理(医学部)

2026年度入試の問題分析

関西医科大学の物理入試問題は例年大問4題で構成されている。2026年度は、第1問が力学分野で、単振り子の運動途中で支点を移動させたときの小球の軌跡の変化を考える問題。第2問が電磁気分野で、コンデンサーとダイオードを含んだ電気回路の問題、スイッチを切り替えることによるコンデンサーの電圧変化を問う問題。第3問が波動分野で、光を用いた鏡による反射と屈折に関する問題。第4問が原子分野で、原子核のα崩壊によって放出されるエネルギーに関する問題であった。

2027年度入試対策・学習アドバイス

基本事項の理解

関西医科大学の入試問題では出題分野の偏りはなく、全分野から出題されている。特に、原子分野から毎年出題されているので、教科書では最後に出てくる原子分野まで他分野と同様にしっかり対策をしていく必要がある。また、問題の特徴としては医療分野に関連した内容からの出題が含まれることである。2026年度は、原子分野の問題が「放射線を用いてがん細胞を死滅させる核医学療法」からの出題であった。といっても、特別な知識は必要なく、問題のテーマが医療関連にひもづけてあるだけで、問われていることは物理の内容なので特に対策は必要ない。

一般的に出題分野の偏りが見られない場合は、苦手分野をつくらないことが重要になる。問題の難度はあまり高くはないが、見た目は問題集などではお目にかかれないものも含まれている。このような問題に対応するには公式などの徹底理解は不可欠である。公式に代入して答えを出して終わりではなく、その公式の導出や別解に関する考察など、日頃から物理的な思考で問題演習に取り組む姿勢を養っておくことが必要である。

粘り強く考える習慣

2026年度の力学の問題を例にすると、単振り子や単振動の変位に関するよくある問いの後、小球が最高点に達した瞬間に支点を小球の変位と逆方向にずらして振幅を変化させたり、また、小球が振動の中心を通過する瞬間に速度の向きと垂直な向きに支点をずらし、円錐振り子運動に変化させる問題が見られた。見慣れない問題ではあるが、円運動の基本である速度が回転半径と垂直であることが理解できていれば容易に運動がイメージできるはずである。このように、日頃から物体の運動をイメージしながら問題を考える習慣がついている必要がある。

そして基礎が構築できていれば、少し見慣れない問題であっても自分の知識とのすりあわせがスムーズに進み、解けていくはずである。これも練習が必要で、日頃の問題演習で、解きにくい問題にあたったとき、すぐに模範解答を見たりせず、粘り強く考えて自分なりの答えを出す練習をしておいてほしい。わからなくて模範解答を見たとしても、それで終わりにせず、再度解答を書き起こしてみてほしい。決して解答を見るだけで理解したつもりになって終わらないようにしておこう。

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