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神奈川大学大学からのお知らせ 入試対策情報

一般選抜対策
化学

2026年度入試の問題分析

一般入試前期全学統一型は大問3題で、マークシート方式と記述式の併用である。問題内容と難易度は、(1)問1は銅の単体と化合物に関する知識問題。問2は原子の構造に関する知識問題。問3はアンモニアソーダ法に関する知識問題。いずれも基本的であった。(2)問1は不均一系の平衡に関する文字式の計算問題。固体成分は物質量が変化しても濃度一定なので、平衡定数の式に含まれないということを学習していれば平易だが、この論点はやや難レベルであり、差がついたと思われる。問2は触媒と活性化エネルギーの関係の知識問題。問3はアルミニウムの製錬の基本的な計算問題。問4は混合気体の基本的な計算問題。問5は凝固点降下度のグラフを選ぶ基本的な問題。問6は法則名(ヘス)を選ぶだけの設問。問7は熱量の計算問題。問1以外はすべて基本的であった。(3)問1は単糖類、タンパク質、フェノール、フェノール樹脂、アセトンに関する基本的な知識問題。問2はアセチルサリチル酸の合成経路に関する知識問題。問3はベンゼンの水素付加に関する計算問題。いずれも基本的であった。全体として基本レベルであり、試験時間に対する量も多くないので、高得点者も少なくないであろう。2026年度から全学統一入試に変更されたが、2025年度までの一般入試A方式と比較すると、大問3題構成は変わらず、理論および無機で2題、有機1題も変わりがない。(2)が小問集合形式に変わったが、全体の量に変わりはない。難易度も同程度なので、平均点は2025年度までの一般入試A方式と同程度と思われる。

2027年度入試対策・学習アドバイス

理論分野への対策

ほとんどが基本的な問題なので、まずはそこで取りこぼさないことが大事であるし、今は化学が不得手だとしても十分に間に合うし高得点が期待できる。自学自習する場合、初めは教科書を読んでも頭に入りにくいから、教科書傍用問題集と並べて、この文章の内容がこの問題になるのか、と見比べながら学習していくとよい。傍用問題集の基本問題をすべて解けるようにすれば、合格点は確保できる。

無機分野への対策

無機分野が手薄な受験生が多いが、覚えていれば瞬時に解答できるし思考力も不要なので、しっかり学習しておこう。無機分野に強くなるには、教科書に出てくる化学反応式を、手を動かして覚えることである。反応式を覚えようとすると、その周辺の知識も覚えやすく想起しやすくなる。教科書傍用問題集の基本問題を終わらせるのは、理論分野と同様である。

有機分野への対策

有機分野は、知識問題にしても計算問題にしても、まず有機化合物になれることが大事で、異性体を書き上げる練習をしっかり積んでおきたい。思いつきで一つひとつ書くのではなく、「骨格→官能基→立体異性体」というルーチンを身につける。これは自学自習が難しければ、教わるか、そのやり方が詳しく書かれた参考書を買って練習しよう。必ず手を動かして書いていくことが大切である。その後は理論同様に、教科書と傍用問題集を並べて、見比べながら学習していくと、神奈川大学の問題は必ず解けるようになる。ただし、脂肪族芳香族だけでなく、天然有機物や合成高分子まで出題されているので、手薄な分野を残さないように、基本問題だけでもいいので、全範囲を学習すること。

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