幅広い分野を網羅した学びで柔軟な思考を養い、「人の役に立つ技術」を身に付けた人材を育成。
技術の進歩は目覚ましく、技術者は時代の変化への対応力に加え、常に自身をアップグレードしていくことが求められます。理工学部では「1学科6学系」を用意して、広大な教育分野を有機的に結びつけ、大局的な判断力と柔軟な思想を養います。ものづくりを行う実践型教育に重点を置きながら、同時に人間性を磨き、技術者に欠かせない倫理観を養いながら、「人の役に立つ技術」を身に付けた技術者を育成します。
機械工学系
ものづくりを通して、問題解決力ある「知」を養う。
「機械工学」は、あらゆる工業分野において必要とされ、科学技術を支えていくために不可欠な学問です。プロジェクト教育形式の実習授業を通じ、機械システムを実現するための基礎である機械工学について具体的に体得し、工業社会を支えることのできる人材を育成します。
電子情報学系
快適な暮らしに欠かせない “電気電子 / 情報”の技術者を育てる。
電子情報技術は今日の私たちの生活に欠かせない要素であり、日々進歩し続けています。現代社会の基幹技術である電子情報技術の基礎から応用までの教育・研究を通じて、次々と開発される新技術や刻々と移り変わるニーズに柔軟に対応し、快適な環境を創造できる技術者を育成します。
建築学系
人間的な価値観とスケールを大切に、住環境と建築を学ぶ。
サステナブル(持続可能な)社会を目指して、人を中心としたスケールと価値観を大切にした居住環境、建築の計画や設計を学びます。安心・安全でそれぞれの人の立場に立った、人を思う気持ちを抱き、環境にやさしい技術の修得と快適な居住環境の創造、開発する力を身に付けます。
まちづくり学系
安全・安心で生き生きと暮らせる「まち」の創造をめざす。
活気あふれる都市から自然豊かな農山漁村まで、そこに住む人々が安全・安心で生き生きと暮らせる「まち」の創造をめざすのがまちづくり学系です。計画・設計に必要なデザイン力と、まちを支える社会基盤整備に必要な技術を身に付け、地域や市町村のまちづくりを担える、公務員や設計者、技術者を育成します。
人間情報学系
医療・健康スポーツの視点からヒトに関わる情報技術を学ぶ。
基本的な情報処理技能を基盤として、ヒトの身体から得られるさまざまな情報を、工学的視点から適切かつ効率的に扱うための知識とスキルを身に付けることを目指します。実践教育を中心に、「身体情報分野」と「医療情報分野」の2分野での人間に関わる情報処理のエキスパートを育成します。
基礎理学系
数学を学び数学を語る、サイエンスを学びサイエンスを語る。
数学、物理学、化学、地球科学、情報科学を含む様々な理学分野は、すべての科学技術の基礎であり、その発展の土台となるものです。基礎理学系では代数学や幾何学、素粒子や原子、生命や地球・宇宙など、理学系分野を広範に探究し、論理的に考え、柔軟に応用することを学びます。