東海大学大学からのお知らせ 学びの特徴
※今年度(2026年4月入学)情報を掲載中
国際学部
注目ポイント
海外留学やスタディツアーなどにチャレンジするフットワークの軽さや、活発に意見を述べ仲間の発言を尊重する積極性と協調性を身に付けます。また、少人数ゼミや参加型の授業を通して、世界で通用する資質を育てます。
- 国際学科
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国際学科では、学生が海外に飛び出していくことを当たり前と感じられるよう、20か国で59コースの留学プログラムを用意しています。
それだけではなく、私費で留学にいく学生をサポートするシステムが充実しています。
また国内外で行われる多様な研究を通じて、頭で学ぶだけでなく、体と心を使って全身で体験する学びへのアプローチも行っています。地球規模の問題を理解する
たった一つしかない地球。運命共同体としてつながる人類社会。小さな自分が地球規模の課題の一端をなしている…。世界で起きていることを理解することは、実は個々の人生に指針を与えてくれることなのです。国際学は、答えのない「問い」。「教わる」のではなく、自分で自分の答えを出すための学びです。使える英語・コミュニケーション力を育てる
多様な背景と人生経験を持った人間が集まる国際学部。コミュニケーションの力なしには何もできません。輪になってお互いの顔をしっかり見つめ、それぞれの経験と持ち味をシェアし合います。ディスカッションの中からインスピレーションを受けとり、それを言葉にしてフィードバックするのが毎日です。フットワークの軽さと実行力を養う
せっかくこの時代に生まれてきたんだから、今できることは何でもやってやろう。見れるものは、地球の反対側に行ってでも見てやろう…。そんな好奇心と冒険心が国際学部の伝統です。東京というグローバルシティは、その意味で「保育器」。世界に飛び立つ羽を育てるところです。
経営学部
注目ポイント
現代ビジネスにおける戦略・組織、会計・財務、マーケティング、IT・データ分析、デザインの5分野を学習。新製品・サービスを企画するデザイン思考や、実務家によるセミナーで実践知も学べます。
- 経営学科
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経営学部経営学科では、経営学の知識・理論の3つの分野とビジネス活動に関する2つの分野について履修し、経営学の知識・理論とデータ分析能力の融合を図ります。
また、デザイン思考や実践力を養う科目やアントレプレナーシップ、経験豊富な社会人を招いて講演会を実施しています。生きた経営学と実践を身に付ける
経営学の知識・理論は、「戦略/組織」「マーケティング」「アカウンティング&ファイナンス」の3つの分野に分け、ビジネス活動に関する「マネジメントシステム」「IT・データ分析」の2つの分野と合わせて、合計5つの分野の基礎的な内容を1年次でバランスよく履修し、経営学の知識・理論とデータ分析能力の融合を図ります。学年が進むにつれて興味のある分野を中心に履修していきます。問題解決のためのデザイン思考を身に付け、新たな解決策を導き出す
既成概念に捉われずに、課題解決に向けて新たな製品やサービス開発を生み出す際に必要な「デザイン思考」を養成する科目を用意しています。高度な専門性、洞察力、論理的思考を兼ね備えた実践力を獲得できる
アントレプレナーシップ関連の科目が用意されている他、豊富な経験のある社会人の方々、ベンチャー起業家の方々を招いて講演会に参加できます。
観光学部
注目ポイント
世界をダイナミックに変えていくのは「観光」。この学科では「ホスピタリティ」「ツーリズム」「地域マネジメント」「持続可能な観光」をキーワードに、充実の実習・研修プログラムで将来の日本をリードする観光人材を育みます。
- 観光学科
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観光学科では観光を取り巻くさまざまな事象や課題に向き合い、社会が求める有能な観光人材の育成に努めています。
観光・サービス分野に必要な知識と技能の基礎を習得できる2つの専門科目や、世界のダイナミックな変化を見据えながら、観光に関する幅広い専門知識を学び「学問としての観光」を体系的に理解し、社会で実践できる力を養います。
さらに国内外での実習や研修、インターンシップやフィールドワークを通じて実際の場面に専門知識を当てはめ、自ら工夫して実践する力を身に付けます。将来の日本をリードする観光人材を育む
グローバル社会の中で将来の日本を牽引する国際感覚を身に付けた感性豊かな観光人材になるための力を育みます。観光を取り巻く環境は大きく変化しています。今までのトレンドの延長線上ではなく、変化に対してしなやかに対応できる多角的な思考力と行動力を身に付けます。そのために「学問としての観光」を体系的に学ぶとともに、フィールド研究を通して実践的な学習に取り組むことで、人間と文化・社会と歴史に関する教養を身に付け、自ら考える能力を養います。観光関連企業と観光地経営に必要な実践的教育
多様な観光資源や持続可能なツーリズムに加え、マネジメントやマーケティングをはじめとする企業経営や観光地域経営に必要な学問を学びます。観光学部は、キャンパス周辺の自治体や関連する他学部・他学科と連携しながら、持続可能な観光地域経営を考えるための充実したプログラムの構築に努めています。新型コロナウイルス感染症による影響からの回復なども踏まえた、世界的な観光地域経営の潮流を捉え、観光振興と地域の持続可能な発展のバランスを考えます。充実した学内外での交流や実習・研修プログラム
変化の激しい観光ニーズや観光形態を踏まえた国内外での多様な実習・研修を通して、体験しながらマネジメント・スキルを学びます。観光学を学ぶ上で、実際の観光の現場に足を運ぶことはとても重要なことです。講義で習得した理論や知識を、実習や研修を通して実際の場面に当てはめ、自ら工夫して実践することによって、より確かなものとして身に付けることができます。東海大学ならではのフィールド研究を通して実践的な学習に取り組むことで、グローバル市民として幅広い教養を備え、多様な人々と協働できる力を養います。
情報通信学部
注目ポイント
社会課題を解決するために情報通信技術の高度活用が求められる現代社会。情報通信学部では、問題の発掘から解決までを主体的に行うため、情報通信学から社会科学まで幅広く横断的な知識を身に付けることを目指します。
- 情報通信学科
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情報通信学科では、Society5.0を実装した社会を実現するための技術を学びます。IoT、人工知能、データサイエンス、メディア処理などの「先端的データ処理」、クラウドコンピューティングやモバイルコンピューティングなどの「プラットフォームデザイン」、CG、VR、アプリケーション開発などの「総合情報システム」、プロジェクトを管理する「マネジメントシステム」など、内容は多彩です。
情報通信分野の国際標準に準拠したカリキュラムの導入に加え、スキル(知識・技術力)とコンピテンシー(社会人基礎力・コミュニケーション能力)をバランスよく学び、世界で活躍できる総合的情報通信技術を身に付けます。
また3・4年次には、IT企業が集中する東京都港区にある品川キャンパスで専門性を高めることができるのも特色です。
日本最大級の没入型VRシステムやプロジェクションマッピング設備を導入した実験室もあり、各種専門技術を実践的に学ぶことができます。国際標準に準拠したカリキュラム
電気・電子・通信・コンピュータを専門とする国際的に著名な2つの学会「IEEE:米国電気電子学会」と「ACM:米国計算機学会」。情報通信学部のカリキュラムは、この2つの学会が定めた情報通信分野の国際標準カリキュラム“IT2017”に準拠してつくられています。これにより世界で活躍できる情報通信技術を身に付けることができます。現場で学べる産学連携型教育
1・2年次は湘南キャンパスで学び、3年次からは品川キャンパスに学びの場を移します。品川キャンパス近隣には日本を代表するIT企業をはじめとした大手企業が拠点を構えています。産業界の方々をゲストに招いての講義や、企業や官公庁との共同開発などを通して、実践的な力と高い専門知識を学びます。最新の実験設備が充実
品川キャンパスには没入型の3次元空間をつくり出す日本最大級のVRシステムを設置したVR実験室や、国内の大学で初めてプロジェクションマッピング設備を導入したIoTラボなどの実験室があります。これらの実験室を利用した実験・実習で体験しながら学ぶことにより各種専門技術を実践的に習得することが可能となっています。
政治経済学部
注目ポイント
政治経済学部は政治学科、経済学科の2つの学科により構成されています。私たちの身近にある政治・経済の専門知識を深めながら、社会でどのような問題があるかを知り、自らの課題として向き合えるように実践的な学びを行います。また、社会を創造していく総合的な能力「社会力」を養成し、問題を解決できる人材を育成しています。
- 政治学科
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地域から国際社会まで幅広く深く学べるカリキュラムに加えて、就職サポートや公務員志望者への授業が充実。
気候変動、エネルギー危機、地域格差、ジェンダーギャップなどの社会問題を自分の視点で考える力を身に付けます。政治コース
政治はなぜ必要か?
人間が社会生活を営む以上、「政治」は時空を超えてどこにでも存在します。人間は歴史的に政治とどう向き合ってきたのか?思想家たちは政治をどう思索してきたのか?国際比較からみえる日本政治の特質は何か?政治における性差はどうして生まれるのか?日本は西洋の政治制度をどう吸収してきたのか?政治コースでは、多様な角度から政治の本質を学んでいきます。行政コース
生活を支える行政活動を考えるには
「人口減少社会」という言葉を聞いたことはありますか。今後、介護をしてもらえなくなったり、地域の商店街がなくなったりするかもしれません。私たちは、このような問題をどうやって解決していくのでしょうか。行政コースでは、地方自治の課題、行政を担う公務員が果たす役割、まちづくりへの企業と住民の参加などを学び、人々の生活を豊かにする方法を考えます。国際コース
国際問題の本質に迫る
国際コースでは、政治の新たな挑戦を学ぶことができます。「世界政府」も「世界警察」も存在しない国際社会では、国家、国際組織、NGOs、企業などの主体のそれぞれが、協力して秩序を生み出そうとします。既存の枠組みに捉われない、新たなガバナンスが生み出されるダイナミズムを学んでください。そうした学びから、政治の大いなる可能性を感じることができます。 - 経済学科
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経済学は、現代社会を動かす経済の仕組みを理解して、どうすれば社会全体をより豊かにできるかを考える学問です。
「経済理論」「経済政策」「実証経済」の3つの視点から経済学を体系的に学び、身に付けていきます。経済理論分野
経済理論の学びを中心的に、各企業の商品やサービスがどのように生産され、どのように消費されていくのかという経済の仕組みを学びます。経済政策分野
経済問題を解決するための政策を学びます。具体的な事例研究などを使いながら、自分なりの考えを構築する力を身につけ、政策を的確に提言できる力を養います。実証経済分野
実際に起こるさまざまな経済現象を、数量・歴史・制度面から実証的に分析しながら、経済がどう動くかを学びます。経済データの分析力を養い、経済動向を把握する力を身につけます。
文学部
- 文明学科
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目指すのは「周囲の状況に流されず、自分の見方で問題を考える力を持った人材を育てる」こと。
人類が築き上げてきたさまざまな文明に触れ、学びつつ、現代を「知る」ためのグローバルな視野と、「生きる」ための思想を培います。文明論的な見方
私たちが暮らしている現代の文明社会を知るための、文明論・比較文明論的な広い視野を養っていきます。東西の哲学・思想の素養
先人の思想や哲学を学びながら、人間の生き方や社会の在り方を根本的に捉えて思索していきます。身近な世界からの考察
科学・都市・宗教・ジェンダーなど多様な切り口から、現代社会が抱える問題を多面的に捉えていきます。 - 歴史学科 日本史専攻
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古代・中世・近世・近現代の時代に区分し、各時代の基礎知識や研究方法を段階的・体系的に学びます。
史料を客観的に分析する力や歴史の流れを論理的に把握する力は、未来を予測し、現代社会の問題解決にも役立ちます。バランスのとれた歴史認識を身につける
日本史に関する正しい知識とバランスのとれた歴史認識を身に付け、現代社会を歴史的な視点から考察する力を養います。史料の読解力を鍛える
演習科目では、少人数教育により史料の読解力を鍛えます。そして学生の主体的な研究発表と討論により、問題を発見し解決する力を養います。新たな研究手法を積極的に活用する
文字史料を用いた伝統的な研究手法の他、絵画・写真を用いた新しい研究手法やコンピュータ技術を授業の中で積極的に活用します。 - 歴史学科 西洋史専攻
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幅広い教養を身に付け、西洋世界の成り立ちを知り、異文化社会への正しい理解を得るために、ヨーロッパとその関連地域から構成される西洋世界を、さまざまな国とテーマから専門的に学べる多彩なカリキュラムを用意しています。
イギリス・ドイツ・フランスと地中海世界を特色とする西洋史教育
西洋世界の中でもイギリス・ドイツ・フランスを中心とする西欧と地中海世界に重点を置いて、これらの国家や地域を科目名とする講義とゼミナールを開講。各国・地域ごとに複数の教員が担当し、教育内容の充実を図っています。歴史的認識と批判的思考力を養う
「西洋史研究入門」に始まる基礎ゼミナールや各地域史・テーマ史ゼミナールでは、課題と主体的に取り組むことで批判的思考力を身に付け、真実を見極める歴史的認識を養います。外国語能力の向上と異文化体験を重視する
歴史学習の基礎となる外国語の習得を重視。英語の他、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語の中から一つを選択して学びます。
さらに、異文化社会としてのヨーロッパにじかに触れ、その特質を正しく理解することを目的として「ヨーロッパ・アメリカ実地研修」を実施しています。また、海外留学も積極的に支援しています。 - 歴史学科 考古学専攻
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人間が残したさまざまな痕跡を研究して、人類の歴史を解明する学問が考古学です。
本専攻では、日本と外国の考古学を学びます。
遺跡の発掘実習などのフィールドワークを重視し、測量や発掘調査の技術を習得します。世界的視野での専門領域の学習
考古資料は世界のあらゆる地域に存在します。日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地における先史時代から歴史時代までの長大な人類史を学ぶことで、世界的視野で人類の歴史を考える力を身に付けます。関連学問を通して知の世界を広げる
考古学に関連した学問を学ぶ「応用考古学」が開設されています。ここでは、地質学・人類学・動物考古学・実験考古学などを通して、知識や思考の幅を広げることで問題解決に導く応用力を養います。フィールドワークの実践
考古学研究の基礎はフィールドワークにあります。沖縄県西表島や青森県六ヶ所村などの遺跡の発掘調査に参加し、調査技術や資料分析法を実践的に訓練し習得します。 - 日本文学科
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日本語の特色、近代や現代の文学の面白さ、古典文学を学ぶ意味など、日本語・日本文学を広く学ぶカリキュラムを構成しています。
古代から現代まで、また周辺文化にも視野を広げて思考を深め、自らの言葉で発信する力を養います。ことばと文学
日本のことばは日本文化の根幹を形作ってきました。書き記されたことばの仕組みを学び、文学作品を読み解くことにより、当時の人々の考えを知り、人間のありようを多角的な視点から考え、日本文化を探ります。伝統を学び、社会に発信する
現代の日本語表現も、明治以降の文学者たちが、日本語の伝統、西洋文化、東洋の精神を調和させてつくりあげました。
このように日本の文学作品は、文化を蓄積する知の貯蔵庫として現代の私たちを支えています。これらの日本文学と日本語の伝統を生かして、新しい社会に自らの考えを発信する力を身につけます。実感を重んじる
単に教室で作品を読むだけでは、実感を得ることは難しいものです。日本文学科は、作品の世界をより具体的に理解することを重視しています。そのため、作品の舞台となった現場に実際に赴いて、描かれた世界を体感し、深く味わいながら読み込む力を培います。 - 英語文化コミュニケーション学科
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「コミュニケーション学」「言語学」「英語教育学」「英米文学」から一つを選択。
自分の考えを適切に伝えられる英語コミュニケーション能力と専門性を育てます。
各専門分野から自分に合ったテーマを見つけ、研究を進めることが可能です。英語を使って国際的に活躍できる力を養う
英語を使いこなして国際的に活躍できるような語学力と専門的知識を磨きます。日本語表現に惑わされない「英語らしい文章」を書けるように目指しましょう。英語科教員を目指すこともできます。4つの専門領域で多角的に学ぶ
「コミュニケーション学系」「言語学系」「英語教育学系」「英米文学系」の専門領域を関連させながら視野を広げ、自分の関心を深め、学んでいきます。正確な発音を身に着ける
同学科では英語の音声構造を学び、日本語の音声構造と比較しながら体系的に学ぶことができます。
また、在学中の海外留学を奨励しており、海外の大学院に進学する学生もいます。
文化社会学部
- アジア学科
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「歴史と文明」「文化と社会」「アジアの言語」をキーワードに、多様なアジアについて学びます。
それとともに、現代アジアにおけるさまざまな課題に注目し、その現場に赴き、プロジェクトを実践することで、解決の道のりをともに探ります。歴史と文明を学ぶ
中国・韓国から、東南アジア、インド、中東、エジプトまで、さまざまな角度からアジアの地域と文明について理解を深めます。古代文明から経済成長と紛争が激化する現代まで、悠久の歴史を学び、風土の多様さや時代の動きを捉え、現代のアジアを読み解きます。アジア各国の言語習得
異文化理解のツールとして欠かせない外国語の習得に力を入れています。中国語、コリア語、アラビア語、古代アジア諸語などを学ぶことができます。アジア地域の主要言語について基礎から応用まで実践力を身に付けトライリンガルを目指します。行動力を身に付ける
現地に出向いてアジアの今を知る「アジア海外研修」やさまざまなプロジェクトを通じて、現代社会の問題や課題を解決する力を養っていきます。同学所蔵の古代エジプト・パピルス文書の整理作業から地域のコミュニティとの協働まで、多様なプロジェクトがあなたの力に期待しています。 - ヨーロッパ・アメリカ学科
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ヨーロッパとアメリカの多様性と共生を育んできた社会の在り方を広く学ぶために、基礎・発展・専門の段階に沿って、「歴史・社会」「文学・芸術」「宗教・思想」の各分野への理解を深めます。
海外研修や留学支援の充実も特徴です。過去を知り現在を考える
世界の動向に常に大きな影響を与え続けているヨーロッパとアメリカ。地域的にも、時代的にも広がりが大きく、その姿は多様で複雑です。同学科は、その複雑さを、文学・芸術、宗教・思想、歴史・社会などから多角的に学びます。少人数ゼミから広がる世界
学生が主体的に問題を設定し、緻密な議論を展開し、表現することを目指す科目がゼミナールです。1年次では、少人数クラスの中で、大学生活に必要なアカデミック・スキルを習得します。3・4年次では、各研究室に属し、専門的な研究に従事します。学び、触れ、修得する
古代から近現代まで、多彩な言語科目が用意されています。短期・中期・長期の留学に加えて、「実地研修」という授業もあります。知識を獲得した上で、現地に出向き、自らの手で触れることは、あなただけの貴重な経験になります。 - 北欧学科
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福祉・ジェンダー平等・教育・環境などの課題に対する先進的な取り組みや、文化・歴史・言語などを多面的に研究する日本唯一の「北欧学」を学べます。
北欧という視点から私たちの社会や文化について考えていきます。北欧の「先進性」から視野の広さと柔軟な発想力を学ぶ
国際連合「幸福度レポート」で上位を独占する北欧諸国は、福祉・男女平等・教育・環境・技術革新力などあらゆる面で世界をリードしています。社会系科目を通して北欧の先進的な取り組みを検討し、その背景にある視野の広さと柔軟な発想力の秘密に迫ります。北欧の「個の尊重と自立」に学び未来を考える
北欧の先進的な取り組みの背景には、人を「個」として尊重し、その自立を促そうとする価値観が存在します。文化系・歴史系科目を通して北欧の人々の価値観を研究し、自らの未来、そして私たちが生きる社会の将来を客観的な視点から構想することを目指します。北欧理解の鍵となる言語の習得を目指す
北欧の社会・文化を理解するための鍵となるのが言語です。同学科では北欧の言語のうち少なくとも1言語を習得することを目標としています。また「北欧現地研修」などを通じて実際に北欧を体験し、その社会・文化、そして人々の生活への理解を深めます。 - 文芸創作学科
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小説創作、詩作や批評、エッセイ、論文の執筆など、現役の表現者と研究者が「読むこと」と「書くこと」を実践と理論の両面でサポート。
自分の意思や考えを伝えるために必要な言語表現を養い、社会で役立つ力を鍛えます。幅広い分野で視野を広げる
国内外の古典から近現代の文学まで幅広い文学のフィールドを鑑賞します。小説・映画・演劇などさまざまな分野について、豊かな教養を身に付け、視野を広げます。批評する力を育成
「読む」「書く」「学ぶ」をキーワードにした多数の科目によって、自分の考えを明確に表現する能力を基礎から学び、文学や芸術、社会を批評する力を伸ばします。考えを明確に表現する
自分の意志や考えを明確に表現して伝達するには、訓練が必要です。現役の表現者と先端的な研究者が、社会のどの分野でも役立つ表現力と思考力を育てます。 - 広報メディア学科
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新聞・放送・出版・ネットなどのメディアについて、理論と実践の両面から学びます。
さまざまなコンテンツ制作や地域や企業と連携したプロジェクトを通じて実践力を鍛え、メディアや広報の仕事を担う力を磨きます。多彩なメディアを読み解く
新聞・放送・出版・ネット・広告など、幅広いジャンルにわたるメディア教育を展開しています。真に社会的価値のある情報とは何かを探究し、多様化するメディアの仕組みやメッセージの価値、モラルを考えながら多様なメディアを読み解く力を育成します。情報発信力を身に付ける
受け手にとっての価値を起点に情報社会に生きる主体として発信するという考えのもと、メディアの歴史や理論を研究し、社会的価値のあるメッセージとは何かを判断する力を養います。メディア表現を基礎から学び、社会的価値のある情報の発信を目指します。広報分野の担い手を育成
目的に応じてメディアを利用・活用し、メッセージの社会的価値を高める力を習得します。効果的な広報や広告の企画、戦略の立て方から情報を発信する際に必要となる社会的ルールまで、企業や行政などの広報・広告分野の仕事で求められる知識や技術を学びます。 - 心理・社会学科
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心理学と社会学を複合的に学びます。
現代社会や人の諸問題を分析・考察する力を養う実践的なカリキュラムで、実社会で生かせるコミュニケーション能力や人間関係の充実に必要なスキル、問題解決能力を育成します。心理学と社会学の融合
心の問題と社会の問題は密接に結びついています。心理学(人の心)と社会学(社会の在り方)を両方の視点でバランスよく学びながら、現代社会のさまざまな問題について解決法を探り、現代社会とそこで生きる人々の問題を分析・考察する力を養います。実社会で役立つ実践教育
カウンセリングなど心理的支援の技法を学ぶほか、アンケート調査の企画・実施やインタビュー調査、フィールドワークなどの体験を通じた実践的なカリキュラムで人の心理や社会の仕組みを学び、現代社会を読み解く力を身に付けます。コミュニケーション能力の育成
ディスカッションや傾聴によって、実社会で生かせるコミュニケーション能力や人間関係の充実に必要な社会的スキル、問題に対して解決策を提案するための構想力を育成します。多くの実習や演習を通して人のことばや気持ちを受けとめ、自分の考えや気持ちを適切に伝える力を伸ばします。
法学部
注目ポイント
社会に生じるさまざまな法的問題に対応するためには、問題の構造を分析し、法律の条文やその背後にある考え方に照らして結論を導くという「法的思考」が欠かせません。
法的思考と幅広い法律の知識を身に付け、積極的に社会を支える人材を養成します。
- 法律学科
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少人数教育で“力を付ける”
大学の授業は、大きく分けると大教室で行われる、いわゆる「講義」と少人数で行われる「ゼミ(演習)」があります。東海大学法学部は、1年次から演習科目が用意されており、徹底的な少人数教育を行っています。
少人数で受ける授業は、学生自身が主役になって勉強をしなければなりません。もちろん授業は大変です。しかし、不安に思うことはありません。一緒に勉強する友人、教員の親身な指導が、必ず東海大学が育成する4つの力を身に付けることになるからです。学ぶ意欲にあふれる皆さんを強力に支援
法学部のある11号館には、法学に関するさまざまな学びのニーズに対応する学習施設などが整備されています。
中でも法学部生にとって一番なじみ深いのが、法律関係の文献・資料を多数所蔵する「法学部図書室」「法学部端末室」。ゼミ・勉強会の準備や自習に幅広く活用されており、ことに電子データベースの充実度は国内トップレベルにあります。法律資格・公務員採用・大学院などを目指して熱心に勉学に励む学生の便宜をはかっています。
教養学部
- 人間環境学科
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私たちが生きる社会に存在するさまざまな問題の解決に向けて、「自然環境」「社会環境」「生活文化」の領域からアプローチします。
1年次からフィールドワークを行うなど、実体験を重視するカリキュラムが特徴です。さまざまな問題を体系的に学び広い視野を育てる3領域
人が自然と共生し、豊かで便利な持続可能な社会を目指すためには、広い視野を持って課題にアプローチすることが不可欠となります。人間環境学科では、「自然環境領域」、「社会環境領域」、「生活文化領域」の3領域で学びを構成しています。学生は興味のある領域から学び始め、卒業までには全ての領域の科目を履修することになります。現代社会の課題を解決するSDGsと紐づいた教育
私たちを取り巻く環境は、多くの課題を抱えています。国連は、持続可能な人間活動や地球環境の保全を目指して、持続可能な開発目標(SDGs)を策定しました。人間環境学科では、SDGsの基本から学べる「SDGs論」をはじめ、貧困、食料、エネルギー、経済成長、生活環境、気候変動などSDGsの目標に設定されたキーワードについて、学修できる科目が開講されます。 - 芸術学科
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「アート」「デザイン」「音楽」の技術と思考を身に付けます。学びのテーマは「創造の力で自己と社会を豊かに」。
学生一人ひとりが専門性を高め、表現活動をすることで、よりよい社会を創造することを目指します。未来の社会を創造する新しい表現を目指して
先史時代より数万年以上続いてきた芸術という営み。中でも21世紀は、波乱に満ちた面白い展開を迎えることでしょう。AIの登場に代表されるように、テクノロジーの発達によって世界はどんどんとその姿を変えています。既存の価値観が瞬く間に塗り替えられていくこの時代に、社会が求めるのは、斬新な発想力を持つ人間です。芸術学科では、学生と教員が対話を繰り返しながら、未来の社会を創造するための発想力を養っていきます。他学部・他学科、社会とのコラボで広がる多彩な学び
教養学部芸術学科が始まったのは今から50年以上前の1968年。これまで数多くの芸術的人材を社会に送り出してきました。そして2022年、芸術学科は音楽と美術とデザインの領域を融合させた新しい学科として生まれ変わりました。新芸術学科のコンセプトは学際芸術です。美術、デザイン、音楽という手法の枠を超えることはもちろん、多様な学部を有する総合大学という環境を生かし人文科学、社会科学、自然科学の知を積極的に取り入れて、新たな芸術の在り方を模索します。
児童教育学部
注目ポイント
乳幼児・児童期の教育・保育を連続的に学ぶことで、保育士資格、幼稚園教諭一種免許、小学校教諭一種免許を同時に取得可能。
保育園・幼稚園から小学校までの教育を統括して理解できる教員・保育者の養成を目指します。
- 児童教育学科
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多様な子供を連続的にとらえる実践力の養成
多様な子どもについて学ぶとともに、乳幼児期から児童期までの子どもの姿を連続的に捉えることで、求められる実践力を身に付けます。「得意」をつくる特化プログラム
自分の興味関心に応じた教育・保育の諸課題に向き合い、実践の場で活用できる「得意」をつくります。地域との連携を重視した現場体験プログラム
学内に開設する子育て支援施設「あかちゃんひろば」(保育実習室)等を活用し、地域と連携して、教育・保育を実践的に学びます。
体育学部
- 体育学科
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体育・スポーツ科学を極めた、保健体育の教師やスポーツ指導者・研究者を目指したいなら、この体育学科です。
学びの土台となる「基礎・基本」を大切にしながら、段階的に専門知識やスキルを身に付けていきます。基礎・基本が身に付く
体育学科では、学びの土台となる「基礎・基本」を大切にしています。そのために、初年次では体育学の基礎・基本がしっかりと身に付く科目が用意されています。例えば、「入門ゼミナールA・B」では、体育学の研究領域の概要、魅力に触れ、学問の扉を開きます。また、大学での学び方や、論理的な思考の方法を学びます。さらに、「基礎身体運動実習A・B」では、体育・スポーツを専門的に学ぶために必要な運動・スポーツの基礎的な実践力を身に付けます。視野を広げる
どのようなスポーツにおいても「視野の広さ」は、プレーや表現の幅を広げます。学問も同じです。2年次以降は、初年次に身に付けた「基礎・基本」を土台とし、さまざまな体育・スポーツ科学の専門領域の知識を深めていくことで、物事の見方や考え方が広がるような科目が用意されています。また、身に付けた知識や技能、広がった視野を「実習・実験」の科目で応用・活用することで、より科学的、実践的な思考を身に付けることができます。学びを深める
身に付けた科学的、実践的な思考は、何に役立つのでしょうか。自分が興味を抱いた研究領域での学びを深め、社会で求められる「人間」として、一歩を踏み出すための学びが体育学科にはあります。カリキュラムの総仕上げの段階では、体育・スポーツ科学の分野・領域の研究者やスポーツ科学の基礎・基本がしっかり身に付いた保健体育教師の育成を期してゼミナールに所属し、卒業研究に取り組みます。スポーツ科学の枢軸を担う体育学科での学びは、あなたと社会の確かな絆をつくり上げます。 - 競技スポーツ学科
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自らがトップアスリートを目指す学生と、アスリートを支援するコーチ、トレーナーを目指す学生が集う競技スポーツ学科。
「実戦」重視のカリキュラムにより、日本のスポーツ界をリードしていくことのできる人材育成をねらいとしています。“実戦”重視のカリキュラム
私たちが強調したい競技スポーツ学科の特徴は「“実戦”の重視」です。体育・スポーツに関する知恵も実戦を経験して本物になります。従って、競技スポーツ学科では“グラウンドが研究室”という原則に基づいて汗を流す活動を十分に実践しながら、さらに一生懸命に勉強してほしいと考えています。
アスリート、コーチ、トレーナーの各分野において、スポーツ科学の成果に立脚し、「何を」「どのように」「どのタイミングで」指導すべきかを実践の場から学び、自らの能力を向上させるための理論と実践の方法論を追究します。このような活動が“実戦力”を育てるものと確信しています。国内屈指の教育環境
競技スポーツ学科は東海大学が誇る国内屈指の施設と、国際的水準の体育学の専門家を擁しています。スポーツ施設は、広大な敷地に点在する各種グラウンド、体育館などの他に、2フロアのトレーニングセンター、高地トレーニングが可能な低圧室、リハビリ用も併設された温水プール、それらを各部門専門の教員およびスタッフがこと細かに指導・運営しています。
さらに総合大学の利点を最大限に生かして、他の分野との密接な連携の中で教育・研究を進めています。特に医学部との協力関係は密であり、湘南キャンパスに位置する“スポーツ医科学研究所”では、医学的なサポートはもとより栄養や心理、並びにリハビリテーション、コンディショニングの調整までの体制が整っています。独創性を促す授業
競技スポーツ学科では、ゼミナールをはじめとした少人数の指導を心掛けており、学生の主体性が尊重されています。教員が教え込むのではなく、「こうあるはずだ!」という学生の発想を大切にしながら授業が進められます。
高度な理論を学び、それを“実戦”で証明するという競技スポーツ学科の4年間は、スポーツの技能向上や指導法の習得だけでなく、たくさんの宝物を得る貴重な時間になるはずです。 - 武道学科
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武道を科学的視点から研究するとともに、実践を通してその精神と技術を習得していきます。
また、海外実習や研修、国際大会への参加などを通して、異文化への理解や語学力を磨き、国際的に活躍する人材の育成も目指します。伝統文化
武道は日本古来の武術を基本とした「身体文化」であり、現在では、私たちの生活を豊かにする運動文化として親しまれています。すなわち武道は「心技体」の調和を図る教育の重要な柱といえます。本学科では武道を通して日本の伝統文化の理解を深め、生きる力を養うことを目指しています。競技力
運動部活動を重視し、高度な競技力を養います。在学生、卒業生が、国内外の各種大会において、優秀な成績を残しています。また、競技者のみならず、科学的に研究された手法を用いて、トレーナーなどのサポートスタッフとしての役割も重要視し、その育成も目指します。科学的研究
スポーツ医学、スポーツバイオメカニクス、運動生理学などの自然科学的研究や、武道文化論、柔道・剣道史、柔道・剣道指導論、スポーツ心理学、スポーツ社会学などの、人文社会学的研究を行います。また、指導法、チームマネジメント、メンタルトレーニングなどの応用研究も行い、科学的視点から武道を追究することを目指します。海外交流
海外実習や研修、国際大会への参加などを通じて国際感覚を磨きます。英語コミュニケーション科目をはじめとした外国語科目を学び、海外から来日する武道修行者との会話で成果を実践し、国際感覚を磨き、国際的に活躍する人材を育成することを目指します。 - 生涯スポーツ学科
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人々が生涯にわたり健康で豊かな生活を送るために、生涯スポーツに関する理論および実践を科学的に探究。
生涯スポーツに関わる教養、すなわち幅広い知識・技能を体系的かつ統合的に学ぶことができる教育を目指します。体験授業を重視
多くの科目において、講義で理論などを学んだ後に、実習や演習による体験授業を行います。夏季、冬季の野外活動については、豊かな自然環境の中で、学内で学んだことを生かして、全学生が必修で実習を行います。リーダーシップとプレゼン能力の向上
生涯スポーツの指導者として、また、社会人として、人の前に出て、自分の伝えたいことを相手に分かりやすく伝え、人々をリードしていく能力を重視します。さまざまな授業を通してその能力を向上させるようカリキュラムが組まれています。人と環境にやさしいスポーツへの取り組み
生涯スポーツを行う「人」と「人」を取り巻く「環境」との関係を深く理解し、生涯スポーツ活動が「楽しい」と感じられるような運動・スポーツの指導について理論と方法を学びます。 - スポーツ・レジャーマネジメント学科
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「スポーツ&レジャー」を広義に捉え、新たなライフスタイルの創出を目指します。
スポーツ、レジャー、芸能、まつりなどの分野の思想・知識・技術を幅広く学ぶとともに、国際化に対応できる実践力も養います。スポーツ&レジャーとマネジメントの専門能力の開発
スポーツ&レジャー、マネジメントを深く学び、持続可能な社会を目指し、個々人の充実したゆとりある生活の形成に資する、人材育成を追求。身体を通して学ぶ実習と英語力重視による国際人材の養成
スポーツ&レジャーの企画や運営を経験できる実際の場があり、ネイティブ教員による実践英語コミュニケーションが充実。幅広い教養を身に付け、多様な分野で活躍
スポーツ&レジャーは人々の生活を潤す必要不可欠な要素。多様な分野で活躍するための幅広い教養を積み上げる。
健康学部
注目ポイント
ソーシャルウェルネス、ソリューション、運動、栄養、メンタルヘルス。
5つの領域から、“健康”の課題解決を追究。
専門知識・技能とともに、必要なネットワーク力やマネジメント力を発揮し、総合的に対応できる人材を育成します。
- 健康マネジメント学科
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多様な資格が取得可能
■社会福祉士国家試験受験資格
■精神保健福祉士国家試験受験資格
■健康運動実践指導者受験資格
■トレーニング指導者受験資格
■NR・サプリメントアドバイザー受験資格
■社会調査士
■フィットネスクラブ・マネジメント技能士受験支援
※いずれの資格も所定の条件を満たす必要があります。データに基づくセルフケアの実践
入学から卒業まで、自分の体重、筋力、骨密度などのデータを収集し、分析することで、健康状態を科学的に理解します。実践力を培う多彩なプログラム
低年次より、地域や海外でのフィールドワーク、企業・自治体・NPOなどでのインターンシップを実施し、幅広いフィールドでの実践力を高めます。東海大学ならではのネットワーク活用
医学部、医学部付属病院、体育学部などと連携した研究・教育活動を提供。地域自治体など学外連携も強化し、KENKOプロジェクトの実施など、実際の課題に即した学びを展開します。
理学部
- 数学科
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数学を順序立てて、横断的に学べるカリキュラムを構成。
数学を通して、論理的な思考力や問題を数理的に解決する能力を身に付けます。
活発な討論が行われる少人数クラスでは、問題解決能力を伸ばすこともできます。基礎から現代数学を有機的に学ぶ
数学を代数学や幾何学などの分野に分けることがありますが、実はそれらは奥深いところでつながっています。本学科では数学を順序立てつつ、しかも分野を横断して学べるようにカリキュラムを構成しています。少人数クラスを設け、きめ細かい指導を行う
卒業研究などは少人数クラスで行い、学生の能力を引き出します。学生個々に課題を与え、自主的に解決できるように学生・教員の垣根を越えて活発な討論を行います。論理的思考と数理的発想ができる人材を育てます
数学が現代科学を支えているように、論理的な思考力や問題を数理的に解決する能力を身につけた人を社会は求めています。本学科ではそのような力を備えた人材を社会に送り出しています。 - 情報数理学科
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純粋数学をはじめ、確率・統計や離散数学などの応用数学、計算機科学、データベースなど、数理的思考からAIへのアプローチを学びます。
数学と情報が融合した最先端の理論に取り組み、社会の変革の鍵を握る人材を育成します。数理的センスと情報の解析・応用の力を身につける
情報数理学科では、数学も情報も学べます。伝統的な数学はもちろん、コンピュータの進歩に伴って発展してきた新しい数学も、そして情報科学も学べます。数学と情報の2教科の教員免許が取得可能
数学と情報を同時に学べる情報数理学科では、数学の中学校・高等学校教諭一種と情報の高等学校教諭一種の2教科の教員免許を同時に取得できます。充実した少人数によるゼミナール
情報数理学科では、1年をかけて卒業研究に取り組みます。少人数のゼミナールを行うことにより、各研究室ごとに、数学、応用数学、コンピュータを深く学ぶことが可能です。 - 物理学科
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21世紀を担う先端分野を含む、素粒子から宇宙に至る広範な領域における物理現象を説明し、理解することを目指しています。
物事を根本から解き明かしたいという「理学」の精神に基づき、基礎から学び、物理学の教育と研究を進めます物理学を基礎からしっかり学習
自然科学の最先端の話題を取り上げながら物理学の学び方を身につけます。講義科目と演習科目で物理学の基礎を系統的に学び、より専門的な学習へとつなげます。少人数形式による実験授業
実験授業では、物理学研究の基礎となる技術を磨きながら物理現象・法則への理解を深めます。さらに少人数でのディスカッションを通して、自ら考え発表する力や、コミュニケーション(読む・書く・伝える)の基本能力を養います。コンピュータや最新機器を駆使
情報処理関連科目のほか、多くの専門科目でもコンピュータを積極的に取り入れ、高度情報処理社会にふさわしい知識と技術を身につけます。また、実験では最新のデジタル測定機器を導入し、身近に“先端技術”を体感できます。 - 化学科
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有機物や無機物の構造、性質を知り、そこから発現する機能を学びます。
実験を通じて、知識を「知っている」から「体験したことがある」に変え、深い理解と論理的思考力、応用力、発想力、洞察力を身に付けます。創造力がつく
1年次から3年次までの講義や実験を通じて、創造力の素となる深い知識を身につけ、4年次の卒業研究でそれらの知識を実際の研究に応用することにより創造力を身につけます。実践力がつく
実験を通して実験の基本操作、実験ノートやレポートの書き方、実験の進め方などの化学の能力が養われると同時に、社会で役立つ文書作成能力やプレゼンテーション能力などの一般的な能力も養われます。教育力に自信
習熟度ごとに何段階ものレベルの授業を開講しており、段階的に理解を深めていくことができます。各学年に3名の指導教員が配置されており、きめ細かい指導が受けられます。
情報理工学部
- 情報科学科
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新しい情報技術の開発に貢献できる人材を目指して、情報科学に関わる幅広い知識を学び、技術革新への対応力を身に付けます。
ゼミ、実験、実習、演習などを通じて、社会に出てからも即戦力として活躍できる能力を育成します。あらゆる角度から「情報」を科学的に追究
情報科学科では10の研究室がそれぞれユニークな科学的課題を持ち、精力的に研究を行っています。研究テーマは「AI・計算科学・数理科学」、「情報計測・可視化」など多岐にわたっています。知識・技術としての「情報」のみならず、「情報」そのものを追究します。本学科の学生は3年次の秋セメスターから各研究室に配属され、最先端の課題に触れながら研究の一翼を担います。豊かな発想力と強い行動力を涵養
本学科の教員は各々が自由な発想に基づいた研究を行っています。このような教員に学ぶ学生には豊かな発想力が育まれることでしょう。未来に発生するさまざまな課題を解決する場面において、豊かな発想力は最も頼りになる能力の一つです。発想を具体化するには行動力が必要です。本学科では、ゼミなどの授業において、行動して満足な結果を得る、あるいは失敗して改善する、という経験を通して、一般社会を生きていくために必要な行動力を身につけることができます。即戦力となる人材を育成
最先端技術の研究を推進するだけでなく、次世代の情報処理の基盤技術を創出すべく、普遍的科学の研究と深い思索による飛躍的な発想力を追究します。また、東海大学の建学の精神に基づき、「自ら考え、集い、挑み、成し遂げる」という4つの力を身につけ、企業などの技術部門で即戦力として活躍できる人材を育成します。このような教育目標を理解し、その目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった学生を求めます。 - コンピュータ応用工学科
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知能ロボティクスとコンピュータ工学を柱とし、各分野のハードウェアとソフトウェアの両面を学べるカリキュラムを展開しています。
AI技術を活用したロボットや実社会に役立つIoTシステムなどの研究教育を実施しています。ソフトとハード両面の知識
現在、あらゆるシステムにハードウェアとしてコンピュータが組み込まれ、システムを開発するためには、必然的にソフトウェアの開発も必須となっており、両分野の知識が必要となっております。マイクロコンピュータをはじめとした、コンピュータを活用したものづくりを通して、ソフトウェアとハードウェア両面の知識を習得します。さらに、両分野の垣根を意識することなく開発するスキルを習得します。高度な実装力
実験・実習科目を多数設けており、教室で学んだ理論を実験室で体験することで、基礎から段階的に技術力を身につけられます。コンピュータシステムやロボットは、日本の産業を支える基幹技術であるだけでなく、ハードウェアとソフトウェアを習得する上で、大変効果的な教材でもあります。ものづくりやロボット製作を通して、実装する喜びとともに高度な実装力を習得します。システムを生み出す創造力
高機能なシステムを実現するには、各要素の性能向上を目指す要素技術だけではなく、多数の要素を組み合わせて効率性・安全性の高いシステムを設計・構築するシステムインテグレーション技術(SI技術)も重要となります。当学科では、各種講義科目で学んだ内容をもとに、数多くの実験・実習や卒業研究を通じて、さまざまなシステム開発を実践的に体現し、SI技術の素養を身につけます。 - 情報メディア学科
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CGやVR、SNS、スマートフォンなど、さまざまな形で日常に溶け込んでいる情報メディアに関する技術や知識を幅広く学ぶことができます。
ゼミ・卒業プロジェクトで教員とともに最先端の研究活動に取り組み、問題発見・解決力を身に付けます。情報メディア技術の基礎から応用までを実践的に学べる
CG、VR/AR、ゲーム、メディアアート、ヒューマンインタフェースなどの「メディアコンテンツ」分野の実践的な開発スキルを、豊富な実習科目を通して学習します。また、メディアコンテンツのグローバルな流通に欠かせない、インターネット、SNS、ネットモラル、電子ペーパーなどの「メディアコミュニケーション」分野に関する広範な知識について、講義・ディスカッションを通して身に付けます。学生が授業・研究にアクティブに参加できる
メディアコンテンツ・メディアコミュニケーションの専門分野別に設置された科目の中から、自分の興味・関心に応じて選択し受講することができます。コンピュータを利用した実習を通して、CG、VR/AR、ゲームなどのコンテンツ開発やWebプログラミングなどを体験し、実社会で役立つスキルを身に付けることができます。また、ディスカッションを通して、技術者として必要なコミュニケーション能力の向上を図ります。情報メディアに関する最先端の研究に取り組める
メディアコンテンツ分野の研究室では、バーチャルリアリティーの医療への応用、人間工学に基づいたシステム、学校教育における3Dディスプレイの活用などに関する研究を行っています。また、メディアコミュニケーション分野の研究室では、SNSを流通する情報の分析やSNSの防災への応用、インターネット利用のリスクとネットモラル、デジタル情報を表示するための装置・材料などに関する研究を行っています。
建築都市学部
- 建築学科
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「建築計画」「建築工学」に加えて“地域への視線”を具現化する「地域デザイン」を取り入れ、地域に根ざした建築・都市の在り方を複眼的な視野から学びます。
地域社会の発展に継続的に寄与できる人材を育成します。3つの専門力
構造・設備・材料などのハード面と生活・社会・歴史・文化などのソフト面、および地域に根ざしたローカルな視点と都市・地球環境レベルのグローバルな視点の両面から思考し、建築・都市の諸課題に多角的に取り組むため、「建築計画」「建築工学」「地域デザイン」に関する3つの専門力を修得します。柔軟性に富んだ人材の育成
技術の進歩、環境の変化、社会の変化を捉える幅広い視野と、建築学の専門性を兼ね備えた、柔軟性に富んだ人材を育成します。文系・理系問わず学べる
高校までの文系・理系を問わずに学ぶことができます。建築学を学ぶ上で必要となる数学は、建築学での具体的な例題を通して学べるように授業科目が用意されています。多彩な指導者と授業
建築史系の科目、建築デザインの授業、環境工学、宇宙建築学など、さまざまな授業が用意されています。また、湘南校舎11学部におよぶ他の学部・学科の科目も自分の関心に合わせて組み込むことができます。 - 土木工学科
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安全で快適な生活空間、そして自然に優しい環境を実現するために。
道路や橋、災害を防ぐダムや堤防など、私たちの生活に欠かせない社会基盤の整備に関わる専門知識や技術、実社会で必要なマネジメント力などを身に付けます。構造・設計と材料
地球に優しく、長く安心して使える構造物を設計するために、橋やダムがどんな力を受けているのか、建設材料にはどんなものがあるのか、その性質などを学びます。地盤工学と施工
地盤と構造物の複雑な動きに対する解析を、理論だけではなく工事経験から生まれた応用技術から学び、土砂崩れや液状化にどう対応するのかを考えていきます。水工と環境
生態系との調和を考え、貴重な水環境を壊さない開発を実現するために必要な知識を深め、実験を通して津波などにどう対処していくか、その方法を学びます。計画と測量
地形や位置関係を数値で表現する測量学を学び、まちづくりや交通計画など土木事業の目的に合わせて、GPSを活用したデータ処理や設計技術も磨きます。
工学部
- 航空宇宙学科 航空宇宙学専攻
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「本学科は航空科学専門学校を礎とする、約80年にわたる歴史を有しています。
工学の専門分野を総合的に集約するカリキュラムで、航空・宇宙について多面的に学び、エンジニアとしての汎用的技能と実践力を身に付けます。飛行機の周りの流れの解析、設計や制御の手法、性能解析を学び、飛行機とそれにかかわる周辺技術を幅広く修得する
航空宇宙の開発では非常に高度な設計製作技術が必要です。飛行機と宇宙までの往復や大気圏外を飛ぶスペースプレーンについて、どのように飛ぶか、機体の周りの流れはどのようになるか、どんな翼の形やエンジンがよいか、また安定した飛行はどうすれば得られるかということを学びます。ロケットと人工衛星を学び、宇宙開発へつながる力を修得する
ロケットの推進原理と人工衛星のシステムや飛行・姿勢制御について学びます。また、人工衛星やロケットの開発手法についても学び、宇宙開発へつながる能力を養います。ロケットエンジンの燃焼実験や小型ロケットの製作実習、観測機器を製作してロケットに載せて飛ばす実習もあります。地球と宇宙の環境を学び、自然現象を科学的に理解する力を養う
航空宇宙機を安全に飛ばすため、また地球環境を守る上で重要な地球大気圏と宇宙空間の性質について学びます。実際の人工衛星やロケットによって得られた最新のデータを使って各種観測、解析方法を学ぶとともに宇宙の神秘を探ります。 - 航空宇宙学科 航空操縦学専攻
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日本の大学初のパイロット養成コースです。
1年次は飛行に必要な知識と英語を学習し、2年次からノースダコタ大学で操縦訓練を行います。3年次で帰国し、4年次ではさらに主専攻科目の学習や卒業研究を行います。確かな技能と豊かな人間性を兼ね備えた、プロパイロット養成を目指して
パイロットにはさまざまな能力が要求されます。最大の目的は、言うまでもなく「安全」です。そのためには、どんな状況をも的確に把握し、適切に対処できる知識と技倆が必要です。安全のための技倆とは、単に航空機を操る技術にとどまらず、コミュニケーション能力も必要とされます。
地上の管制官や他機との交信、同乗しているクルーとの的確な情報交換など、互いに協力しあえる能力も安全運航には欠かせません。人とのコミュニケーションには人格も反映されます。単なる知識と技術の習得にとどまらず、空の安全に欠かせない責任感、協調性、そして豊かな人間性を、本学では同じ夢をもって入学してきた仲間たちとともに培うことができます。
本専攻のある湘南キャンパスは多くの学部が設置されているため、多様な分野を学ぶことができます。ライセンス取得に係わる科目や留学先での飛行訓練以外に、各自の興味に応じた分野の授業を履修することができます。
もちろん、専門の航空宇宙分野を深く学ぶのも良いですし、法学、経済学、文学など、他学部の分野を副専攻として修得することも可能です。そして、4年次には少人数のゼミに分かれて卒業研究を行います。このような東海大学ならではの環境を大いに生かすことで、航空業界が、そして社会が求める人間性豊かで応用力のあるパイロット、技術者、航空人を養成しています。新たな航空分野の開拓と研究
本専攻はANAとの産学連携教育として誕生しましたが、今後も産・官・学連携で将来の航空界を見据えた研究・開発にも力を注いでいきます。たとえば、次世代の操縦訓練システム、航空交通管制システム、より実用的な航空気象予報システム、航空医学など、関連政府機関、内外の研究機関、航空会社と共同研究を進めたいと考えています。本学の幅広い分野の教員、研究室が有機的に結びつき学外の機関と連携することで大変ユニークで航空界に役立つ研究ができます。その研究は、学生の教育に反映され、卒業研究として参加することもできます。操縦免許をもった学生が、新型フライトシミュレーターや管制システムの研究をメーカーや航空会社と共同で行い、卒業論文を書くこともできるでしょう。本専攻は、大学に設置されたパイロット養成コースならではの教育と研究を目指しています。 - 機械工学科
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最先端の専門知識と実社会で役立つ高度な技術を深く学ぶことができます。
自動車、航空・宇宙機、マイクロマシン、材料開発など機械工学のさまざまな応用分野に触れ新しい技術を創造できるエンジニアを目指します。基礎力・応用力・実践力を身に付ける多彩な科目があります。企業や研究機関での実務経験・共同研究経験のある教員から指導を受けることが可能です。
機械エンジニア、機械開発のリーダーになるために必要な力を身に付けます。
- 機械システム工学科
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アクティブラーニングなどの実践型教育を通し、自ら問題解決できる人材を育成。
ロボットやモビリティのハード&ソフトウェアを学び、これからの社会を支えて、生活を豊かにする機械システムの技術者を養成します。初年次にロボット設計製作体験
機械システム工学科では、入学後すぐに「車輪移動型ロボット」の設計・製作を体験します。この体験を通じて、機械システムを開発するために今後どのような知識を身に付けるべきかを学び、その後に続く機械システムの専門科目を効果的に学ぶことが可能になります。また、少人数のグループでロボットを設計・製作するため、コミュニケーション能力やディスカッション能力も育成されます。専門知識の応用能力も育成
機械システム工学において重要な科目(ロボット工学やモビリティ工学など。英語も含む)を学びます。さらに、実験科目により専門知識の重要性を実体験します。3年次科目の「ロボットの設計と創造」や「モビリティの設計と創造」では、授業で学んだ知識を活用して、ロボットを実際に設計・製作したり、モビリティを実際に動かしたりする中で、専門知識の応用能力も育成されます。 - 電気電子工学科
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現代社会のありとあらゆる場所で活用され、私たちの暮らしになくてはならない電気電子技術。「電気」「電子」「通信」「情報」の幅広い分野を学生全員が学べるカリキュラムを通じ、未来を支える電気電子系技術者を育成します。
基礎から学び、専門知識とともに磨く実践力
入学後、電気電子工学を学ぶための基礎知識を習得するとともに、超小型コンピュータ”Raspberry Pi”に触れ、IoTプログラミングを体験します。やがて、基礎科目から専門科目へと学びをすすめ、実験・実習科目に取り組み、習得した知識への理解を深めます。実験・実習科目では、さまざまな測定機器の原理と正しい使い方を身に付けるとともに、「電気・電子機器を支える各種電子回路の試作・測定」「発電機や送電線の特性評価」「モータやロボットの制御」「通信システム・電磁波の特性測定」「プログラミング」など、さまざまなテーマを通じて、授業で学んだ知識を活用する実践力を磨きます。 - 医工学科
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工学を通じて医学に貢献できる医用工学と生体工学のスペシャリストを養成します。
工学的分野と医学的分野を融合させた知識・技能を習得し、工学的側面から医療を支える人材と臨床工学技士を目指します。工学と医療系科目をバランスよく配置
電気・電子・情報系の工学的な科目と、臨床工学系の医学的な科目がバランスよく配置されたカリキュラムです。両方の分野を融合させた知識、技術を習得していきます。医療機器を使いこなす確かな技術
医療機器を使いこなす能力を養います。人工透析装置や人工心肺装置など、医療機関には先端医療機器があります。それらの医療機器の原理・構造を理解して、患者さんに対して正しく使用するための知識と技術・基礎学問を学びます。医学部を持つ総合大学の強み
3年次から東海大学医学部付属病院がある伊勢原キャンパスで学びます。4年次になると臨床実習を行います。医師をはじめとする関連職種従事者との対人関係や患者さんとの接し方についてもトレーニングします。 - 生物工学科
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生物学の基礎から社会応用まで、遺伝子工学や医薬科学の各種講義や実験など、多彩な科目を学ぶ生物工学科。
バイオテクノロジーの知識と技術を身に付け、医薬品や食品、コスメティック製品などの業界で活躍する人材を育成します。脳神経科学・免疫学で生命の神秘に迫る
脳神経科学や免疫学では、生命の神秘を学びます。実験科目では、細胞や微生物を取り扱う技術などを身に付けます。遺伝子工学から医薬品・食品の開発まで
遺伝子組換え技術は医薬品や食品などに応用されています。遺伝子工学実験や食品工学などの科目で多角的に学びます。シャンプーや化粧品などのコスメティック製品
生活に関わる製品分野も生物工学の守備範囲です。コスメティック科学などの科目では、応用力を養います。中学高校の理科教員の免許取得も可能
教職課程の科目を履修することができます。所定の科目を修得することにより、中学高校の理科教員になるための「教諭一種免許状(理科)」が取得できます。 - 応用化学科
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化粧品・医薬品・日用品の化学や、次世代エネルギーや環境技術について、原子・分子レベルで学びます。
実験を通して、物質合成や化学分析についての理論と実践スキルを備えた技術者や研究者を育てます。化学物資の合成や製品化に焦点を置いた学び
プラスチック、医薬品、化粧品などの化学製品を製造するために必要となる基礎知識やその化学反応について学びます。また、分析の原理と試料の調製、データ取得と解析など、分析装置を利用した一連の分析作業について学びます。化学物質の視点からエネルギーを考える
燃料電池、太陽電池、次世代電池、再生可能エネルギー、水素社会、脱炭素社会、環境リサイクル技術などエネルギー工学や物理化学とその実験技術を学びます。また現代文明に欠かせない関係であるエネルギー材料について、エネルギー関連の設備を利用してより実践的な実験実習を行います。
医学部
- 医学科
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“科学とヒューマニズムの融和”という基本姿勢のもと、広範な知識・確かな技能・豊かな創造性・国際的な視野を育むカリキュラムを実践。
社会的役割を認識し、人に対する尊厳を忘れない人間性豊かな『良医』を育成します。医・看・福祉・薬の領域で学ぶ学生が集結し、チーム医療の実践力を培う
多岐にわたる複雑な問題を抱える患者さんに対して、良質な医療を実践するためには、多種類の医療専門職による『チーム医療』が不可欠となっています。そのため、本学では、医学部医学科・看護学科、健康学部健康マネジメント学科、昭和薬科大学の学生が、それぞれの職種が持つ役割を理解した上で、協力して課題に取組むプログラムを展開しています。病気の治療だけでなく、診断・治療が行われるプロセスや、患者さんとそのご家族の背景にある心理的・社会的・倫理的な問題への対応を、チームとして導き出していきます。
具体的には、想定される治療方法の検討、治療の時期や患者さんとそのご家族に及ぼす影響、治療後の生活管理と社会復帰への取り組みなどについて意見を出し合い、チームとして検討した最善なプランの提案をまとめていきます。医師の役割を務める医学科生は、診断に必要な検査の把握と、病態の概要、治療の選択肢と治療方法の選択を担当し、他職種の学生の専門知識・スキルについても学びを深めていきます。
実際に患者さんを中心とした多職種連携のコーディネータ ー役となる看護師、服薬管理を行う薬剤師、医療保険制度や治療後の療養生活を支援する医療ソーシャルワーカーといった他職種の知識・スキルを演習によって経験することで、チーム医療の重要性と有益性を実感することができます。医学、物理、化学、工学などさまざまな領域の英知を集結して、「先駆け」の研究開発を推進
幅広い領域で多くの研究成果を発信している東海大学では、異なった領域のコラボレーションによる研究開発も積極的に行われています。
医理工連携を発展させ、文理融合研究を体現しつつ本学ならではの独創的な学内共同研究テーマを涵養し、特色ある研究成果を達成することを目指している「東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター」の存在に加え、東海大学医学部・体育学部・医学部付属東京病院と、天然アスタキサンチン製品を世界中に供給しているアスタキサンチンのパイオニア・アスタリール株式会社の共同グループの研究では、東海大学陸上競技部中・長距離ブロック(駅伝チーム)に所属する選手を対象とした臨床試験を実施して、成果を上げています。 - 看護学科
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付属病院の看護師が直接指導する演習科目、チーム医療につながる科目など、恵まれた環境とカリキュラムで学ぶことができます。
さまざまな健康レベルの人が、その人らしく過ごすことを支援する専門職を育成します。人の存在を理解できる豊かな人間性を養う
人を身体的、精神的、社会的に統合された存在として幅広く捉え、健康を自然、歴史、文化的環境との相互作用から理解することが必要です。そのため、教養科目のなかに人間理解のための科目を豊富に開講しています。科学的、論理的思考を身に付け、適切な技術を体得する
専門領域別の看護学を学ぶと同時に、小グループによるケーススタディや学内演習を通して応用能力を付けます。また、実習は、大学病院、地域の病院、老人保健施設、保育園、保健所、市町村保健センター、企業の健康管理センターなどさまざまな場所で行っています。医療チームの一員として他職種の役割を理解し、協働能力を培う
医療の高度化と専門分化が進む今日においては、チーム保健・医療がますます重要になり、そのなかで看護独自の専門性を発揮するとともに、他職種の役割を理解し、ともに働く調整能力が求められます。そのため、本学医学部医学科と健康学部健康マネジメント学科、さらに昭和薬科大学と連携し、他職種との連携の意義を学ぶ機会を設けています。新しい時代の国際社会に貢献できる能力と国際性を身に付ける
看護においても国際交流がますます重要になり、国際性豊かな人材の育成が求められています。本学科では、デンマークやアメリカでの短期海外研修プログラムを準備し、学生交流や実際の看護ケアに参加する機会を提供しています。
人文学部
注目ポイント
哲学、歴史・文化学、人類学などを通して、人間が持つ価値観を考える人文学。
その根幹を受け継ぎ、これからの社会で必要とされる多面的なリベラルアーツ(教養)を三つの領域から展開し、社会に貢献する人材を育成します。
- 人文学科
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地域マネジメント
「人」「文化」「社会」について、「地域」をテーマに「産業」「環境」「経済」「観光」「食」などの分野を学びます。地域社会が抱える諸問題を理解し、どのように解決してゆくかを考えます。クリエイティブ・カルチャー
表現することで生まれる人間の思考や行動について、「ことば」「映像」「食生活」「ミュージアム」「エンターテイメント」「情報発信」などをテーマに学びます。時代の変化を見据えながら、新しい価値と文化の創造に取り組む力を身につけます。グローバル・コミュニケーション
グローバル社会について、「異文化」「思想」「言語・文化」「メディア」などをテーマに学びます。世界の多様な社会を理解するために必要な語学力や異なる価値観を柔軟に捉える思考を養います。
海洋学部
- 海洋理工学科 海洋理工学専攻
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巨大で複雑な地球システム、また気候システムの中核をなす海洋の状態、現象の科学的理解を目指しています。
イノベーションの創出、海洋資源の適切な開発利用を通して、持続可能な社会を実現するための人材を育成します。海洋に関する理学・工学の幅広い知識を学ぶ
地球システムの海の役割を学ぶ地球物理学、海からエネルギー問題を考える海洋エネルギー学、水中ロボットの技術・運用について学ぶ水中ロボット工学、海洋開発分野で活躍する洋上システムの基礎技術について学ぶ海上システム工学など幅広い知識を学びことができます。海洋環境を理解することで地球環境を考える
環境問題について、人々が備えておくべき知識・技術を身につけ、文明と環境、公害、水、都市環境、自然環境、砂漠化、ゴミ処理、伝統的な里山生活など、身近な問題から海外の問題までを幅広く各論的に学びことができます。海洋管理など社会科学も身に付ける
海洋の持続可能な開発は、海洋環境保全と海洋開発技術を同時に発展させる必要があります。海洋の諸問題を抽出し、人類が海洋環境、水産資源、海洋生物と共生できる社会作りを考えます。 - 海洋理工学科 航海学専攻
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航海学専攻では、物流の大動脈として世界経済を支える海上輸送のプロフェッショナル育成を目標に、理工系学問を基盤とした実践的技術者教育を実施。
船舶運航技術と物流管理能力を兼備した海事技術者を養成します。外国航路の航海士に必要な海技士(航海)の資格取得
海技士関連指定科目を修得し、かつ学部卒業後半年間の「乗船実習課程」に進学することで三級海技士(航海)の国家試験(筆記)が免除され、口述試験の受験資格を得ることができるカリキュラムを用意しています。実践的な遠洋航海実習を通して船舶運航技術を習熟
海洋学部生必修の海洋実習に加えて、海技士資格を取得するために必要な3つの乗船実習科目で、6ヶ月間望星丸に乗船し、船舶運航技術を修得することができます。グローバル輸送に対応した運航管理能力の育成
船舶の衝突を予防するための国際法規に基づいた海上交通三法、航海計器の仕組みや海図、シミュレーターを実際に使う授業を通して、グローバル輸送に対応した運行管理能力を培うことができます。 - 水産学科
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水生生物の生態、分類、増・養殖および持続的利用に関する「生物生産学分野」。
安全で安心な食品の加工・製造、食の機能や管理に関する「食品科学分野」。
二つの専門的な知識と技術を培う科目を履修します。水棲生物と水産学の基礎知識を身に付ける
深海魚から淡水魚、古代魚などの魚類の体のつくりや生活史、分類など基本的なことを学びます。食品衛生と加工・製造について学び関連資格取得
「食品化学」「食品栄養学」「食品衛生学」そして「食品製造学」を基礎として、食品素材の加工特性を評価し、付加価値を高める食品の製造原理と新規加工食品の開発について実際に食品の製造を経験して学びます。水産資源の持続的利用について学ぶ
水産資源となる、水棲生物たちが生活したり繁殖する環境がどのような場所なのか、生物が生活するための水の性状がどのような状態なのかを学びます。 - 海洋生物学科
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海洋生物に関する基礎、専門知識、調査や実験で正確なデータを得る技術、得られたデータを科学的に評価する方法論、保全のための政策論などを学びます。
分野横断的な総合科学を学ぶ教育プログラムを展開しています。水圏生物科学-多様な海洋生物の行動と生態の理解を目指します
・大型海洋動物の知能・生態
・海洋動物の行動生態・進化
・海洋生物の生理水圏保全科学-海洋生物の保護と管理方法の理解を目指します
・海洋生態系
・海洋動物の生息環境の保全
・遺伝的多様性
文理融合学部
- 経営学科
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文理融合の学びを生かした複眼的な視点から、理論と実践を融合したカリキュラムを学修します。
社会や文化などの基礎理論や情報技術・統計学などの知識を生かした経営を学び、地域産業の発展に貢献できる人材を育成します。会社の仕組みを知ることが経営学を学ぶということ
企業経営とは、企業の方向性を決め、企業の持つ経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を活用し運営していくことです。本学科の企業経営分野では、起業の仕方からグローバル組織の構造まで、企業の管理と経営全般について学びます。消費者が求めることを分析し、商品開発やサービス提供のノウハウを身につける
スニーカーやランニングウェアの販売からJリーグ試合中に流れるスポンサー広告の企画まで、スポーツに関するあらゆる商品やサービスの開発・提供は全てスポーツビジネスと分類されます。ビッグデータの収集・分析・解析などの情報技術や統計学を学び実践します。地域農業の実態を学び、新しいビジネスモデルを創造する
農業経営では「生産」から「加工」、そして「流通」までを行う六次産業や道の駅、休耕地を利用した貸し農園など、実際に成功した企業の説明を踏まえて、農産物の新たな魅力を発掘し、ICTを活用した売れる仕組みを幅広く学びます。
六次産業とは、農業や水産業などの第一次産業が、食品加工、流通販売にも業務展開している経営形態。 - 地域社会学科
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地域観光、心理・広報メディアに関する知識を国内外の研修やフィールドワーク、実習授業を通じて学修します。
「高度情報化社会における持続可能な地域づくり」をプロデュース・マネジメントしていく力を養います。観光をビジネスとして学び、資格取得を目指し、明日の観光サービスを支える
多彩な教員の指導のもと、観光ビジネスにおける経営学や経営論、グリーンツーリズムやエコツーリズムなどを学び、観光の現場で活躍できる実践力を身に付けます。アジアや欧米など多様な文化を学び、グローバルな思考を備え、観光の視点から地域づくりに貢献できる人材育成を目指します。新しい時代において心理学を活かした新たな広報戦略のあり方を考える
ICTを活用した情報発信や、集客マーケティングは当たり前となりました。新たな情報発信ツールである各種SNSツールや情報メディアを活用して、人の心をつかむ新たな広報戦略の専門知識とスキルを身に付け、新しい発想で地域社会に貢献できる人材育成を目指します。 - 人間情報工学科
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情報工学を中心とした「知能情報」と人間工学や環境情報計測などの「人間環境」、臨床工学などの「医療工学」の知識を身に付け、「生活の利便性」「健康の維持」「自然環境の保護」に貢献できる技術者を育成します。
情報工学を中心に人工知能など高度な応用を学ぶ
暮らしのなかのさまざまな機器やシステムを動かすために、情報工学(コンピュータの仕組みやプログラミング)について学びます。さらに、人の思考や特性に合うように知能化することで私たちの生活がより快適なものになるように、人工知能などの高度な応用を学びます。環境に関する情報収集・分析・応用の技術を身につける
地域の豊かな自然環境を守るために、人工衛星やドローンなどの遠隔センサーの情報を収集・分析する技術を身につけます。自然エネルギー(ソーラーエネルギーなど)の基本原理と応用技術についても学びます。「臨床工学技士」や「医療情報技師」の知識・技能、思考力を身につける
「臨床工学」の分野と「医療情報」の分野の知識と技術を学びます。医療現場において医療機器の進歩や高度ICT医療に柔軟に対応できる「臨床工学技士」「医療情報技師」に必要とされ知識や技術、思考力を育成します。
農学部
- 農学科
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農薬に過度に依存しない生産や、天敵昆虫を用いて害虫を抑える生物的防除技術など、安全で安定した食料生産を学びます。
また、バイオテクノロジーを用いた品種改良など、植物の価値を応用する力を身に付けます。安全で安定した食料生産
農薬や化学肥料に過度に依存しない、持続可能な栽培法や農作物の生理生態について学びます。
天敵昆虫や有望微生物を用いた生物的防除技術など、安全で安心できる食料生産のためのさまざまな技術について学びます。最新の植物バイオテクノロジー
地球規模での食料危機に対応できる最新のバイオテクノロジ-を用いた品種改良について学びます。
食料危機に対応するため、これまで利用されてこなかった未利用資源の探索、評価、保存など未来の活用について学びます。自然環境の保全
森林や草原など緑地の果たす役割を学び、未来の地球環境の保全に活用する方法を学びます。
地球規模で進む温暖化・砂漠化をいかに防ぐか、人類や生物の生存に適した環境をどのように守っていくかを学びます。 - 動物科学科
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動物を科学的に理解し、適切な関係を築くために、動物の体の中で起こっている現象やそのメカニズムを学びます。
また、自然環境保全、アニマルウェルフェアなど動物を取り巻く諸問題に貢献することを目指します。畜産物を効率的に生産する技術
ウシ、ブタ、ニワトリなどの家畜は食料として私たちの大切な資源です。地球の人口増加に伴い、畜産資源や食料の確保はますます大きな問題になりつつあります。その問題解決のため、動物の改良や飼育方法を科学的に学び、畜産物の効率的な生産について考えます。生命現象の理解と、その利用方法
生命は遺伝子、酵素、ホルモンなどのはたらきによって維持され、次世代に受け継がれてきました。このような生命現象の基本的な知識を身につけ、それらを応用することができる人材を育成します。その実現のために、動物の体の中で起こっている現象やそのメカニズムについて学び、その知識を生命現象の解明に役立てていく方法を考えます。動物と自然環境や生態系との関係
現代社会においては、健全で豊かな自然・社会環境を維持しながら適切な動物飼育を行うことが必要です。その実現のために、飼育環境、動物の行動、動物の福祉、生態系との調和について学べます。 - 食生命科学科
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健康に役立つ食品の機能性に加え、その成分を活用した食品加工技術を学びます。
また、遺伝子やタンパク質(酵素)の構造・機能・相互作用も学び、生命現象を生化学的・分子生物学的に解明する技術も習得します。食品の機能性に関する科学的な知識と技術
ヨーグルトやチーズなどの発酵食品ならびにセラピー効果のあるハーブ類をはじめとする薬草、野菜及び果実に含まれる有用物質を科学的に明らかにし、健康食品や医薬品へ応用することが求められています。
【これを理解するために】
●食品の機能性に関する知識とその解析法について学びます。
●発酵や食料生産にかかわる微生物の知識と取扱い技術を学びます。
●食品中に含まれる有用物質の探索法や化学構造の決定法について学びます。予防医学のための食品の活用法
発酵食品や素材などがもつ健康に役立つ成分を含む機能性食品が着目され、食による予防医学への有効活用が期待されています。
【これを理解するために】
●予防医学的な見地から薬学分野や健康医学分野について学びます。
●食素材がもつ生活習慣病の予防効果を実験動物や培養細胞により検証します。
●食の安心・安全を基本とする食品加工技術を習得します。生命現象に関する知識と分子レベルでの解析法
動植物や微生物などのすべての生命現象は、DNAに蓄えられた遺伝子情報がタンパク質として発現することで維持されています。ヒトゲノムの解読を背景に、種々の生物においてゲノム配列が明らかにされ、生命現象の解析が進められています。
【これを理解するために】
●遺伝子やタンパク質(酵素)の構造と機能及び相互作用について学びます。
●生命現象を生化学的・分子生物学的な視点から解明する技術を幅広く習得します。
●微生物の分類や代謝などの基礎について学びます。
国際文化学部
- 地域創造学科
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地域創造学科では、地域に根ざした活動と直接関わりながら学びを深めます。
イベントの企画運営や地域の課題解決に取り組むフィールドワークで、実際に地域の一員として活躍していきます。地域社会コース授業
地域を元気にしたり、地域の良さを伝え・発信していく手法を学び、学内外の研修を通じて、より実践的な力を蓄えていきます。また、公民の教員(高等学校)を目指すため、政治・経済、現代社会、倫理への深い知識を蓄えていきます。健康スポーツコース授業
保健体育の教員(中学校・高等学校)を目指すため、スポーツの実技や体つくり、ダンス、心身の健康を目的とした幅広い知識を蓄えていきます。また、日本スポーツ協会公認スポーツ指導資格の取得を目指し、スポーツ指導論、スポーツ心理学、トレーニング科学等の科目を修得していきます。デザイン・建築コース授業
二級建築士・木造建築士を目指すため、建築模型を作ることや図面を正確に描くことによって立体を把握する能力を身につけていきます。また、インテリアコーディネーターや住環境コーディネーターを目指すため、空間認識能力やインテリアの動向を敏感にキャッチする能力、色彩に対する知識を蓄えていきます。 - 国際コミュニケーション学科
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実践的な教育を重視し、外国語コミュニケーション能力の向上を目指します。
欧米やアジアなど世界21か国への長・短期の留学制度があり、海外フィールドワークや学内での留学生との交流にも力を入れています。英語キャリアコース授業
ネイティブスピーカーの授業に加えて、メディアや各国事情も英語で学び、実践的な外国語力の向上を目指す本学科。読む・書く・聞く・話すといった、外国語の運用能力はもちろん、異文化理解を深めるための「留学」、現地体験を通じた「国際理解」などにも力を注ぎ、総合的なコミュニケーション能力を養います。海外留学先は欧米やアジアなど世界20か国で、短期から長期までのプログラムを用意しています。国際理解コース授業
北海道とも結びつきが強い中国・韓国・ロシア、グローバルな問題を発信し続けるアメリカ・ヨーロッパ、世界のモデルといわれる北欧諸国などを対象として、その社会、文化、政治、経済について探求し、アジアビジネス、欧米研究などが学べます。ダブルディグリー・プログラム・海外留学、フィールドワーク
ハワイに留学し卒業までに2つの学位を取得したり、長期留学で外国語を学んだり、みなさんの学びの計画や人生設計に合わせたプログラムが用意されています。東海大学の提携校や札幌キャンパス独自の留学先は20か国に及び、フィールドワークではアジア、欧米など現地で理解を深める実践的プログラムが可能です。
生物学部
- 生物学科
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北海道の広大なフィールドを活用した野外調査と、最新設備の整ったラボでの実験を通じて、野生動物から微生物、細胞まで、広く学びます。
また、多様な生物や生態系に触れ、自然との調和を意識する視点を養います。バイオテクノロジー授業
バイオテクノロジーは、理学、工学、農学、医学、薬学などさまざまな学問領域が交錯する学際的な分野です。充実した実験設備や機器類を利用して、生物科学や生物応用技術に関する基礎学力から実践的な技術、そして幅広い視点や対応力を身につける時間割構成になっています。野外実習授業
フィールドワークでは、北海道の自然の中で鳥類、両生類、爬虫類、昆虫類やリスなどの小哺乳類の観察・生態調査などをおこないます。また、トカゲやカエルを観察することで日本の自然環境を考えます。生物の働きを応用し活かす研究を通して、思考力や技術力を高めます。施設・機器紹介
ラボ中心の実験に対応できる高度な設備や実験機器類を備え、将来にも十分役立つ実験技術を身につけるために、授業では機器類の取り扱いや操作方法などの基礎知識の学習からはじめます。透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、質量分析計、各種クロマトグラフィー、DNA解析のためのPCR装置やシークエンサーなど、先進の分析機器も充実しています。通常は大学院レベルで使用する機器も、できるだけ学部の実験で扱えるように配慮しています。 - 海洋生物科学科
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海の生態系や環境を学ぶ「環境・生態科学系」と水産生物の生態を学ぶ「水産科学系」の2つの柱で、海と海洋生物の総合的な理解を深めます。
また、ホエールウォッチングやダイビング、釣りをしながらの野外調査実習も行います。海洋生物科学フィールド実習
本学所有の海洋調査研修船「望星丸」に乗り、海洋調査を体験。海洋生物や環境の調査方法を体験するだけではなく、同じ学科の学生や教員との仲間意識も培われる実践授業です。野外調査実習
釣り技術の習得やイルカ・クジラの観察を通して、海洋・湖沼・河川のさまざまな生物の生態を知り、自分が学びたい生きものや、環境についての課題を見つけます。学外技術実習&インターンシップ
授業や卒業後の進路に深く関わる水産、漁業、生物・環境調査、教育・研究などの現場で体験学習します。この実習を通じて、教室で学んだ知識や技術が実社会でどのように利用されるのか学びます。自分の弱点や課題、身につけるべき知識や技術について自覚し、社会に向けての自信と責任感を身につけることができる授業です。
このページに関するお問い合わせ
湘南キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 入試広報担当 |
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| Tel | 0463-50-2440(直通) |
品川キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 グローバルシチズンカレッジオフィス |
|---|---|
| Tel | 03-3441-1171(代) |
静岡キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 スルガベイカレッジ静岡オフィス |
|---|---|
| Tel | 054-334-0411(代) |
伊勢原キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 メディカルサイエンスカレッジオフィス |
|---|---|
| Tel | 0463-93-1121(代) |
熊本キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 フェニックスカレッジ熊本オフィス |
|---|---|
| Tel | 096-382-1141(代) |
阿蘇くまもと臨空キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 フェニックスカレッジ熊本オフィス |
|---|---|
| Tel | 096-234-6430(代) |
札幌キャンパス
| 大学・部署名 | 東海大学 ウチムラカンゾウカレッジ札幌オフィス |
|---|---|
| Tel | 011-571-5111(代) |



