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神奈川大学大学からのお知らせ 入試対策情報

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2024年度入試の問題分析

一般入試前期A方式(2月4日)の解答方法はマークシート方式である。全部で大問4題の構成であり、外国語学部の一部の学科・プログラム、国際日本学部国際文化交流学科の受験者はその4題を70分で、それ以外の学部の受験者は最初の3題を70分で解く。共通問題となる大問1~3の構成は、大問1が読解問題(下線部一致、英問英答による内容一致)となっている。大問2は2つのセクションに分かれており、(A)が短い会話での空欄補充問題、(B)が長い会話での空欄補充問題である。大問3も2つのセクションに分かれており、(A)が主に文法に関する問題、(B)が主に語彙(ごい)・語法問題である。外国語学部の一部の学科・プログラムと、国際日本学部国際文化交流学科の受験者のみが解答する大問4は読解問題(下線部語義、英問英答による内容一致)となっている。大問1、4の読解問題は、やや分量が多いが、読みやすく、内容一致問題も素直な良問である。下線部語義問題は、用いられている語彙(ごい)がわかればすんなりと解ける。大問2の会話問題は、(A)(B)ともにこなれた会話となっているので、慣れていないと迷う選択肢が多い。

2025年度入試対策・学習アドバイス

過去問で時間管理の練習を

標準的な良問で構成されているが、分量がやや多い。特に外国語学部の一部の学科・プログラム、国際日本学部国際文化交流学科は大問4題で70分という手ごわいものとなっており、時間管理の訓練をしておくべきだ。また、難易度や形式が例年ほとんど同じ形式であることを利用し、できる限りたくさんの過去問にあたることが望ましい。過年度の問題は時間・分量・形式に多少の変化はあれども、求められている知識や処理力は変わらないので、安心して過去問演習を重ねてほしい。

会話問題対策

会話問題は、短めと長めの会話のどちらもが出題されていて、全体に占める分量が多いので対策は万全にしたい。神奈川大学の会話問題は、会話特有の表現が問われているというよりも、一種の読解問題だ。教科書レベルの会話表現を覚えた後は、過去問や他大学の過去問などをできるだけたくさん解いておきたい。特に、その会話がなされる状況を考えて解く訓練を積みたい。

文法・語法問題は基礎重視

神奈川大学の文法・語法問題で必要な知識は、基礎的なものであるから、標準的な英文法問題集をしっかりと仕上げておくとよい。特に、語法問題が独立して設定されていることを考慮して、語法の習得は万全にしておくべきだろう。語法と熟語は重なる部分も多いので、熟語対策も万全にしておくこと。

読解問題は1文1文をまず大事に

神奈川大学の読解問題は、まずは1文1文の正確な読み取りが重要となる。つまり、英文の構造を把握し、文意を理解するための英文解釈能力を身につける必要がある。そのためには、教科書や英文解釈のための問題集などを用い、主語や動詞、目的語を把握しながら、正確に英文を読む訓練を行う。そのうえで、できるだけたくさんの練習問題にあたっておくとよい。特に長文を解いていく際には、比喩表現や抽象的な表現を正しい意味に解釈すること、英問英答の問題は必ず根拠を明確にして解くこと、全体として何を伝えたいかを意識しながら読むことを意識していけば、神奈川大学の問題に対応する力がついてくるだろう。

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