河合塾グループ 河合塾
  1. 大学検索トップ
  2. 同志社大学
  3. 大学からのお知らせ
  4. ゼミ研究室紹介
どうししゃ

同志社大学

  • 大学HP

ゼミ研究室紹介

※掲載している内容は、2019年6月時点の情報です。現在は内容が変更されている場合があります。

文学部 美学芸術学科
大愛ゼミ(音楽美学/西洋音楽史)

美や芸術の表層だけではなく歴史的な背景や思想も探求する

研究テーマ

古代ギリシャでは王道だった数学と音楽を連動させた学問

発表を受けて、ゼミ生が意見や感想を述べる

大愛崇晴先生の研究テーマは音楽と数学。だがその関係を知る人は少ないだろう。「中世ヨーロッパに誕生した大学では、言葉の学科である文法・修辞学・論理学と数の学科である算術・音楽・幾何学・天文学の自由七科を基礎教育としていました」と大愛先生は話す。今の感覚からすると音楽は浮いて見えるが、古代ギリシャでは音楽理論と数には切り離せない関係があった。協和音の原理を探求したのは、三平方の定理で知られる数学者・ピュタゴラス。鍛冶屋で協和するハンマーの音を聞き、その重さが単純な整数比をなすと説いた。「現代の科学的視点からすると正しいとは言えないものもありますが、音程の数学的原理の探求は、中世からルネッサンス期にかけて音楽理論の中心的テーマでした」

大愛先生が音楽と数学の関係について知ったのは、大学時代にバロック音楽をテーマにした講義を受けた時だ。大学院に入ると、16世紀最大の音楽理論家として知られるザルリーノが、古代から続く音楽と数学の関係を重んじていたことを知り、研究テーマとした。そんな経験から「作品だけを見るのではなく、背景にある思想や理論、時代なども含めて探求してほしい」と話す。

ゼミの学び

各人が興味を持つテーマを広く、深く、探求する

「私の研究テーマは少し専門性が高いですが、芸術の原理的な理論を探求するというスタンスは、対象がオペラでも交響曲でも変わることはありません」。3年次から始まるゼミでは、それぞれが興味関心を抱いているテーマについて掘り下げ、レジュメやパワーポイント、映像など、様々な手法を用いて発表。その後のディスカッションを通じて学びを深めていく。

美学・芸術諸学だけで一学科を置いている総合大学は少ないため、美とは何か、芸術とは何かを追い求めたい学生が全国から集まっている。また留学する学生も多い。そのため、ゼミでは常に刺激的、かつ客観的な意見交換が行われている。「卒業論文は、各学生のこだわりがさらに深められるように指導しています」と大愛先生は話す。学生の卒業論文のテーマは、宝塚歌劇や、80年代アーティストと平成の歌姫に見る歌詞の変遷など、多岐にわたっている。目的意識と興味、意欲をもって音楽美学を幅広く、楽しく深める。それが脈々と続いている伝統だ。

研究対象・ゼミの様子

1558年出版のザルリーノの著書に掲載された協和音と整数比の関係の図。音楽と数には一定の秩序があることを表している

17世紀に活躍したドイツの天文学者・ケプラーが、規則的な運行をする惑星はある種の音楽を奏でているとの理論から記した楽譜

発表者が強い興味を持つ分野について熱く語る様子に、聴講する学生がインスパイアされることも珍しくないそうだ

指導教員 大愛 崇晴 准教授

富山県出身。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業。同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。2005~2006年、イタリア政府奨学生としてボローニャ大学で16~17世紀の西洋音楽思想を学ぶ。2013年より現職。

ページの先頭へ

このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 同志社大学 入学センター入学課
Tel 075-251-3210
E-mail ji-nyugk@mail.doshisha.ac.jp

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター入学課
    【電話番号】
    075-251-3210
    【所在地】
    京都市上京区今出川通烏丸東入
  • 同志社大学資料請求

デジタルパンフレット

(*「テレメール進学サイト」が提供している画面へ遷移します)

閉じる

一緒に見られた大学