<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

りっしょう

立正大学

立正大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

2023年度入試は、すべてマーク式、解答時間は60分、大問は6題で、総設問数45問であった。大問1は4択の正誤問題で10問、大問2は和訳つきの並べ替え作文で10問、大問3は和文に相当する英文を選択する作文問題で6問、大問4は会話文で9問ある。正誤・作文・会話文問題のレベルはやや易~標準レベルである。大問5と大問6は長文総合問題で、大問5は5問あり、大問6は5問ある。設問形式は文中での下線部の意味を問う問題、および内容一致となっており、長さは2題合計で750語程度でありレベルはやや易~標準といえよう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

立正大学の入試で合格点を取るには、やや易~標準レベルの長文・文法・作文・会話問題を取りこぼしをせずに確実に解けるような英語力が必要であろう。そのためには日頃から基本的な語彙(ごい)・文法・構文の習得に努め英語の基礎力をしっかり培ってほしい。

長文読解問題対策

60分の試験時間に対して、総設問数が45問あることを考えると必ずしも時間に余裕があるとは言えないが、長文は2題合計で750語程度であり長文自体もそれほど難解なものではない。したがって、速読を意識する必要はないといえるが、その分取りこぼしができないと考えるべきである。正答すべき設問で確実に得点するためには、基本的な単語・熟語をしっかり身につけてほしい。高校の教科書や予備校のテキストに現れた未知の単語を地道に覚えるとともに、単語集なども利用して語彙(ごい)力を高めることが重要である。次に重要なのが構文力である。もちろん語彙(ごい)力は重要であるが、英単語を単純に日本語に置き換えるだけでは、正確な文意は把握できない。基本的な構文集を繰り返し学習し、簡単な英文ならば反射的に文意が取れる構文力を身につけてほしい。さらに長文読解力を養成するうえで重要なのは音読である。文章の流れを素早く把握できるようになるためには、音読は有効な学習手段である。音読を行ううえで重要なのはそのタイミングである。しっかり理解できていない文章を音読しても実力の向上にはつながらない。したがって、長文をしっかり復習し、単語・構文を正確に理解したうえで、学習の最後に音読を行うという点に注意してほしい。

正誤問題・作文対策

正誤問題・作文問題のいずれにも必要となるのは正確な文法知識である。作文問題では、熟語の知識も要求される。立正大学の入試では、まんべんなくすべての文法分野から出題されているので、文法・語法を一通り学習しておく必要がある。問題集を反復練習し、基本的な問題であれば機械的に答えが導き出せるレベルにしてほしい。目安として正誤問題は1問約30秒、並べ替え作文および英文を選択する作文は1問約1分で解答できることが理想である。正誤問題・作文問題は素早く解き、残りの時間を長文にあてるべきだと考えよう。

会話文対策

会話文問題で特に必要とされるのは口語特有の表現である。知らない口語表現は文法的に考えても推測しようがないので、しっかり覚えておく必要がある。ただし会話文に多くの勉強時間を割けないのも事実である。したがって、会話文専用の問題集などもあるが、文法問題集などに含まれる会話文の項目を学習するだけで十分と考えてよい。

PAGE TOP