私立

りっしょう

立正大学

立正大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2024年度入試の問題分析

2024年度入試は、すべてマーク式、解答時間は60分、大問は7題で2023年度から1題増えたが、逆に総設問数は42問で2023年度から3問減っている。長文はやや長くなったが全体の問題量はほぼ変わっていない。大問1は5択の正誤問題で5問、大問2は5択の文法問題で10問、大問3は和訳つきの並べ替え作文で6問、大問4は和文に相当する英文を選択する作文問題で5問、大問5は会話文で6問ある。正誤・文法・作文・会話文問題のレベルはやや易~標準レベルである。大問6と大問7は長文総合問題で、大問6は5問あり、大問7は5問ある。設問形式は下線部の意味を問う問題、および内容・理由などを問う問題となっており、長さは2題合計で1,000語程度であり2023年度より200語程度増えた。レベルはやや易~標準といえよう。

2025年度入試対策・学習アドバイス

立正大学の入試で合格点を取るには、やや易~標準レベルの長文・文法・作文・会話問題を、取りこぼしをせずに解ける英語力が必要である。そのためには日頃から基本的な語彙(ごい)・文法・構文の習得に努め英語の基礎力をしっかり養成しよう。

長文問題対策

60分の試験時間に対して総設問数は42問あり、必ずしも時間に余裕があるとはいえないが、長文は2問合計で1,000語程度であり文自体も難解ではない。したがって速読を意識する必要はないが、その分取りこぼしができないと考えよう。正答すべき設問で確実に得点するために、基本的な単語・熟語をしっかり身につけてほしい。高校の教科書や予備校のテキストに現れた未知の単語を地道に覚えつつ、単語集も利用して語彙(ごい)力を高めよう。また、構文力も重要である。英単語を単に日本語に置き換えるだけでは、正確な文意は把握できない。基本的な構文集を繰り返し学習し、簡単な英文ならば反射的に文意が取れる構文力を身につけよう。また読解力を養成するうえで重要なのは音読である。英文の内容を素早く把握できるようになるためには音読は有効な学習手段である。音読を行ううえで重要なのはそのタイミングである。しっかり理解できていない文章を音読しても実力の向上にはつながらない。したがって、長文をしっかり復習し、単語・構文を理解したうえで、学習の最後に音読を行うという点に注意してほしい。

正誤・文法・作文問題対策

正誤・文法・作文問題のいずれにも必要となるのは正確な文法知識である。作文問題では、熟語の知識も要求される。立正大学の入試では、まんべんなくすべての文法分野から出題されているので、文法・語法を一通り学習しておく必要がある。問題集を反復練習し、基本的な問題であれば機械的に答えが導き出せるレベルにしてほしい。目安として正誤・文法問題・英文を選択する作文は1問約30秒、並べ替え作文は1問約1分で解答できることが理想である。正誤・文法・作文問題は素早く解き、残りの時間を長文にあてるべきだと考えよう。

会話文対策

会話文問題で特に必要とされるのは口語特有の表現である。知らない口語表現は文法的に考えても推測しようがないので、しっかり覚えておく必要がある。ただし会話文に多くの勉強時間を割けないのも事実である。文法問題集などに含まれる会話文の項目を学習するだけで十分と考えてよい。

PAGE TOP