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ゼミ研究室紹介

※掲載している内容は、2018年6月時点の情報です。現在は内容が変更されている場合があります。

工学部 情報工学科
ジオインフォマティクス研究室

指導教員 中村 和樹 准教授

千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程多様性科学専攻修了。博士(理学)。2012年より現職。国立研究開発法人産業技術総合研究所地質情報研究部門客員研究員。

リモートセンシングや人工知能技術を駆使して
地球上で起こる様々な現象を明らかにする

研究テーマ

地球科学と情報工学が融合する学問


北海道のサロマ湖で氷の調査を行う

ジオインフォマティクスとは、直訳すると地球情報学。馴染みのない言葉かもしれないが、海外では歴史のある学術領域だ。具体的には「自然現象や社会現象、人間の行動など、地球上で起こる様々な現象をデジタルデータに変換し、解析することで、定量的に理解する」ことに取り組む。

「例えば、『北極の氷の減少』が環境問題として取り上げられると、リモートセンシングという手段で人工衛星から画像データなどを取得し、それらの解析やシミュレーションを行い、『氷は本当に溶けているのか』『それが本当なら、どこが、どのくらい溶けているのか』といったことを明らかにしていく。問題の解決策を直接考えるというよりは、今、地球環境にどのような変化が起こっているかを正確に調査・検証し、実際に問題の解決策を考える人たちにちゃんとバトンを渡すのが自分たちの役割だと考えています」と中村和樹先生は説明する。この他にも、高精度な衛星画像を用いた針葉樹林の樹種分布状況調査や、土木工学科と連携して取り組む人工知能を活用した橋の劣化状況を診断するための支援システムなど、様々な研究が行われている。

学びの特徴

情報工学科で学んだ情報技術を応用する

先生自身は学生時代、指導教員の北海道サロマ湖で実施した氷の厚さを計測する調査に同行した際、そこで目にした一面の銀世界に感動したことが、この分野の研究に没頭するきっかけになったそうだ。

「ただただ感動して、そこでふと、地球上には自分の知らないことがたくさんある…というより、知らないことだらけなのだと気がついたんです」と中村先生。以来、気候変動における雪氷の役割などに興味を持ち、雪氷学を専門にしてきた先生は、「地球のなぜ?」を明らかにするための研究に取り組んでいる。「大事なことは持っている知識や技術をいかに応用し、地球で起きている現象を明らかにするかということ。あくまでも、人工知能やリモートセンシングは私たちにとってツールの一つなのです」と中村先生は続ける。情報工学科にありながら、物理学や生物学、それに地学の知識も総動員しなければならない研究テーマであり、フィールドワークも重視しているため、地球環境への好奇心が旺盛な人にはぴったりの研究室といえるだろう。

研究活動


  • サロマ湖の氷を調査する理由は、湖が面しているオホーツク海が、北半球で海氷が発生する南限だから。つまり、北極の氷の変化をいち早く察知できるのだ。


  • 橋の腐食グレード(腐食度)が示された画像を人工知能に学習させる取り組み。腐食の診断システムが実現すると、熟練技術者の不足や自治体の負担増といった問題の解決に繋がる。


  • 針葉樹林をレーザー距離計などを駆使して一本ずつ高さや太さ、さらに樹種を調べる。現地調査により正しいデータの解釈が見えてくる。

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このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 日本大学 入学課
Tel 03-5275-8001