日本大学大学からのお知らせ 入試対策情報
数学Ⅲ・C(N全学統一方式第1期)
2026年度入試の問題分析
N全学統一方式第1期の数学②について分析する。数学Ⅰから「数と式(命題)」「2次関数(2次方程式、2次不等式)」「データの分析(分散)」、数学Aから「場合の数・確率(玉の取り出し、復元抽出)」、数学Ⅱから「式と証明・方程式(2次方程式の解と係数の関係、複素数の計算)」「三角関数(tanの加法定理、半角公式)」「指数・対数関数(指数の計算、対数の計算)」、数学Bから「数列(等差数列、和と一般項の関係)」、数学Ⅲから「微分・積分(関数の連続性、極値、回転体の体積)」、数学Cから「ベクトル(内積、三角形の面積、位置ベクトル)」が出題された。難易度は基本~標準レベルの問題である。問題数は、大問6題で、そのうち第1問が5問の小問集合となっている。ここ数年はこの形式が定着しており、2026年度も同様に変化はなかった。また、解答形式はすべてマーク式で、試験時間は、60分である。
2027年度入試対策・学習アドバイス
全分野偏りなくまずは基礎を
基本~標準レベルの問題が多いので、まずは、教科書を用いて全分野の基礎事項の徹底した理解とその定着をしておくことが大切である。出題範囲の教科書をしっかりと理解したうえで、標準的な問題集を繰り返し演習しておくことが大切である。ただし、やや難しい問題が出題されることもあるので、過去問で研究しておくこともやっておくとよいだろう。
N全学統一方式第1期の数学②は数学Ⅲが大切
全分野から偏りなく出題されるのであるが、N全学統一方式第1期②(理工・工・医・生産工学部などで課される)では、特に、数学Ⅲ分野に注意したい。2題程度は数学Ⅲ分野からの出題であり、そのうち、1題は微分・積分分野から出題されることが多い。面積、体積に関する問題(求積問題)など典型問題は必ず解けるようにしっかり演習しておこう。また、被積分関数がどんな関数であっても素早く積分計算や微分計算できるようにしておこう。さらに、極限の問題も出題される。数列の極限、無限級数、関数の極限などしっかり対応できるようにしておこう。その際、かなり工夫を要する変形を要求されることもあるので様々なタイプの問題演習をしておく必要があるだろう。また、2次曲線や複素数平面も出題されることが多いので、苦手な人はしっかり対策しておこう。
計算ミスに注意
解答形式がマーク式の問題では計算ミスは致命的となる。普段から、工夫して計算してミスを防ぐことを考えよう。例えば、式の値を求める問題での整式の除法の活用や、積分計算における6分の1公式の利用などである。ただし、正しく用いないと意味がないので、正しく用いられるように公式の意味を理解して使うようにしておこう。また、N全学統一方式第1期②は、60分という試験時間に対して問題量が多く、計算が煩雑になるような問題も出題されることがあるので、時間的な余裕はあまりない。したがって、焦らないで解答することが大切であろう。対策としては、過去問を利用して、きっちりと時間を計って解く練習をすることである。その際、可能ならば60分より短めの時間設定(例えば、50分程度)で解き切る練習をするとよりよいだろう。


