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ゼミ研究室紹介

生産工学部 建築工学科 居住空間デザインコース
渡辺研究室(分野:建築デザインとまちづくり)

指導教員 渡辺 康 教授

東京藝術大学修士課程修了。アルテック建築研究所を経て1996年渡辺康建築研究所設立。1999年より日本大学生産工学部、東京芸術大学、神奈川大学、多摩美術大学など非常勤講師歴任。2011年より現職。

居住空間の関係性をデザインするために
“ものを見る目”を育む学びを展開

学びの手法

様々なものの関係性を重視する建築デザインの真髄


関係性を重視した建築デザインを学ぶ。

居住空間デザインコースは、1学年約30名の女子学生のみを対象とした少人数制コース。2つある研究室のひとつを率いる渡辺康先生は、「住宅やインテリア、住環境をデザインする学生を育てる研究室です。建築デザインは、カッコいい形を造ることが目的ではなく、関係をデザインすることだと思っています。色彩や明暗、空間の狭さと広さなどを、揃えたり逆に対比したりすることによって、様々な関係が生まれます。人がいるところは街でも広場でもインテリアと考えられ、形を作るより関係をデザインすると考えた方が把握しやすいです」と説明してくれる。

3年のゼミでは、渡辺先生が編さんした資料集を使い、毎週テーマを設定して、建築を取り巻く関係性について考え、見方を身につけていく。「街の中で揃えることで良くなっているものを見つける、あるいは対比することで両方の価値を上げているものを探し、レポートにまとめます。ものは意識して見ようとしないと、見えてこないことがたくさんあります。“ものを見る目”を養うことを、学びの中心に据えています」と先生は話す。

注目のテーマ

アルベルゴ・ディフーゾに見る日本の地域活性化のヒント

4年次にはそれぞれにテーマを定め、個々に研究活動に打ち込み、その成果を卒業設計に反映する。その中で、渡辺先生が研究テーマとして注目しているのが、イタリアの山村に展開される“アルベルゴ・ディフーゾ”と呼ばれる民泊スタイルだ。

「イタリアの山間部にある村では、日本同様に過疎化が進んでいます。そういった山村で集落の空き家を改修して客室に仕立て、集落をホテルとしても見立てる取り組みです。訪れた人と居住者の交流が生まれ、本物のイタリア人の暮らしを体感できる感覚で、非常におもしろいんです。イタリアって古いものがいっぱい残っている場所で、一方でモダンなデザインが普通にあります。その組み合わせ方が非常に上手。古い建物をあえてキレイにせずに、古い味を残しつつそこに最新の家具を置いて際立たせるような改装の手法やセンスは、学ぶものが多くあります」

近年、日本でも注目されるようになったアルベルゴ・ディフーゾは、日本の地方活性化にもヒントになると、渡辺先生はイタリアの山村に想いを馳せながら話してくれた。

研究の進め方


  • 旅人と村民との自然な交流が生まれるのも、アルベルゴ・ディフーゾの特徴。イタリアの日常の生活を堪能できる。


  • イタリアでは古い室内をそのまま生かし、モダンなインテリアと組み合わせてハイセンスな空間に仕立てている。


  • 学生も設計と施工に携わった、限られた敷地でも広さを感じられる家。これまでの成果も、研究室での重要な学習材料となる。

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このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 日本大学 入学課
Tel 03-5275-8001